強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

二度めの夏、二度と会えない君 先行上映(ネタバレ感想)

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ひと月近く前になりますが、ニドナツ先行上映行ってきました。その後のトモゲ完成披露も下書きにつっこんであるので早くまとめなきゃ。完成披露や先行上映時の感想をあげておくと、公開初日に突然アクセス伸びるので、みんな結構感想探してるんですね〜。なるべく推しのプレゼンになるような記事を書いておかなくちゃって思うんですが、つまらんときはつまらんって言いたい人間なので効果はあやしい。

というわけで名古屋の先行上映ですが、なぜどこよりも先行して名古屋…?しかも18:00からの舞台挨拶を終えた後、主演の村上虹郎君は20:00から京都でトークショーで震えました。冬なら岐阜羽島で何があるかわからないおそろしいスケジュールですやん。夏でよかったな!?しかし、小○館さんの考えることなのでしょうがないです。(わたしは小○館に個人的に多大なる恨み妬み嫉みつらみがあります)たまに名古屋遠征するのですが、新幹線ですぐだし、ひつまぶしと風来坊食べるのが楽しみなので結構好きです。名古屋メシで食べるべきはこのふたつだよ!あと朝ならコンパルのえびサンド。マゾな人はあんかけスパ*1をどうぞ。

舞台挨拶の覚え書きから。その下に本編ネタバレ感想です。

・会場のミッドランドスクエアシネマはシートが全席レザー張り(!)でなかなか快適でした。廊下のおしゃれ感とかトイレとか豊洲っぽい。松竹系なのかな?入口のでっかい自動ドアがハイローEOS仕様でテンションあがりました。
・当日のお衣装は事前にSNSで見た瞬間、リンネル好き女子みたいな格好だな!?って思いました。いざ生で見たら萌え袖が最高にかわいかったので許した。
・山「名古屋出身なので、おかえりーってもらっていいですか」「せーので」会場「おかえりーー(控えめ)」山「ありがとうございまーす」
・山「先日第2PKのひ○みさんが実家に来て妹と飯食ってて。うちは基本ウェルカムなんで・・・さすがにこの場の全員は無理ですけど」「今日もおかあさんが客席に」おかあさんって言ったあと照れたのか「おかん」って言い直してました。中学生か。おばあちゃんもいるよ~!
・村「他のタイムリープものに比べ、半年なので色んな出来事を覚えている。覚えているから孤独な存在」「撮影中、役作りもあって他のキャストと距離をおいていたけど山ちゃんがつないでくれた」
・山「(前の話題失念)虹郎はにじませてる。虹郎だけに。」「地元名古屋なのにスベってる?フィギュアスケート本場だけに…ぼく小中高とすべりキャラなのですべるのは慣れてる」村「それが売りだろ」
・山「撮影時、初主演舞台とボクシングの練習とバンド演習が同時で俺は何者だ?ってなってたけどその甲斐あっての演奏シーン」村「差し替えられてたらどうする?」山「俺カットされてるの!?」
・山「ニジーは作中歌わないけどすごく上手い。鼻歌とかうまってなる」
・村「今日が最速で、いろんな年齢の人がきてくれて嬉しい。ぜひ感想の拡散を」
・ラスト、客席を入れてのフォトセッションがあり、先々週の夏風邪がぶり返したために大事を取って自宅で静養していることになっているわたしはめちゃくちゃ焦りましたが、司会の方がちゃんと「今日ここにいてはいけない人は顔を隠してくださいね~」って言ってくれたので大丈夫でした。やっぱりそういう人多いんだなあ。平日のイベントは月2回ぐらいまでにしてほしいものです。今月めっちゃあるのでそろそろ親戚を殺さなければ。

以下、本編ネタバレ感想です。

 


・良くも悪くもラノベだなーーーーってのが第一印象です。ヤレヤレ系男主人公のモノローグで進行していく演出が完全にラノベアニメのそれなので、どうしても実写青春物映画よりもラノベアニメと比較してしまった。
・特に引っかかるのがヒロイン・生徒会長のキャラ造形と主人公のモノローグ。京アニ制作でヒロイン(CV悠木碧)、生徒会長(CV平野綾)ならそういうもんだと思って流せるヒロインのゴリ推し天真爛漫さも生徒会長のツンデレ&クズエピも、実写だと、おいなんやのこの女…となってしまってしんどい。あと主人公のモノローグは、作中の台詞同様、ややぶっきらぼうな語り口調なんですけど、これもハルヒキョン氷菓のほうたるのレベルと比べてしまうので正直厳し…氷菓のほうたる最高ですよね。キャラの性格や喋り方がそうでなくても、モノローグだけは落ち着いた感じに寄せた方が客も感情移入しやすいんだな〜って思った。
タイムリープもので、主人公が一巡目との差異を常に気にしているので、トゥルーエンドを目指す系かと思いきや別にそんなことはなかった。
・二巡目、タイムリープしてるのは主人公だけと思わせて実はヒロインの方もタイムリープしてる設定だろ!と思いきや別にそんなことはなかった。
・なので結末は意外でした。予定調和でない、やるせなさもあるエンドでしたがそれはそれで結構好きです。それだけに、タイムリープの話と、ヒロインと主人公の恋バナと、主人公の成長物語との3つに話がばらけちゃってるのが残念。恋バナか成長物語のどっちかメインでもっとエモくしてほしかった!冒頭の大学見に行くシーンみたいなベッタベタで泣かせてほしい。
・もう一つすごく引っかかったのがハナゾノさんの存在…話の展開上必要な嫌な奴なんですけどなんでここにファニーフェイスというか有り体に言えばブス*2を持ってきたのか。嫌な奴役がブスにされてるとブスはもうそれだけで罪なのか…とかなしい気持ちになります。それがテーマの話ならむしろ好きなんですけど、こういう作品では全員のこと好きにさせてほしいよー。
・とはいえ、わたしはこの作品のターゲット層からは明らかに外れているので、自分が中高生だったらもっと素直に楽しめたんだろうな。もうこの年になるとヒロインが難病で死ぬってだけで脊髄反射的にうわーーーーマイナス500万点!って思っちゃうんですけど、既に似たような作品を知ってるっていうただそれだけで後から知った作品をつまらなく感じてしまうの、すごくさみしいことです。記憶消すボタンほしい。
・一方で孫ちゃんの石田六郎、金城茉奈ちゃんの花京院姫子の変人コンビは良かった!石田六郎役を変態ベーシスト変態ベーシストってすごくアピっていたので、どんなキャラ造形にしたのかと思いきや素の山田裕貴じゃねえか(本当にいつも見てる感じそのままで笑ってしまった)(でもそれ故にめちゃくちゃにかわいかった)っていうのは置いといて、二人とも「変わってはいるけど根はまっとうないい子」感がしっかりあるので、主人公が常に孤独に苦しんでる状態で進行する話の中で、二人が二人なりに主人公を助けようとしたり、人と関わろうと努力してる姿はすごくほっとするし、ラストシーンでは仲間でいてくれて良かったなって思えました。
・金城茉奈ちゃん、好みのお顔だし、最初貞子状態だったのもめっちゃかわいかったので、わたしの中のハンターハンター実写キャストのパーム役に内定した!めちゃぴったりではないですか。
・結局謎のメロディの謎とか明かされなかったんですけど、アニマートの曲と似てることとかほったらかしなんですよね…もしもあのメロディが死を間近に控えた人間だけが生み出せる例の力で、10年前に生活指導の先生がアニマートギターの力によってタイムリープして、ギター店店長を守るために二巡目で悪役の道を選んでたとしたら先生→店長の報われない百合最高だなって思いました。この二人の関係性は正直萌えた!
・伝説のバンドの名前がアニマートと知ったぼく「アニメイトみたいな名前だな」
・主人公たちのバンド名がプライム+メンバーでプライメンバーと知ったぼく「アマゾンプライム会員みたいな名前だな」
・ラストシーン、六郎くんの衣装を見たぼく「暗黒武術大会から帰るときの蔵馬の服だ

現場からは以上です。

*1:まずい訳でもなく、しかし美味しい訳でもなくただただ困惑を生むだけの謎食

*2:記号としてのブス演出がなされていたということであって、演じてた方はもちろんブスじゃないです。

あゝ荒野前編完成披露試写会(ネタバレ感想)

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まずは観終わった直後のtwitterの所感から。

・あゝ荒野完成披露おわった。面白かった…2時間半飽きさせないってそれだけですごい。推しも善良なサイコパスでめちゃくちゃよかった。菅田将暉はずるいな〜〜〜〜〜。一気見できるぴあ映画祭のチケット、買っておいてよかった。はやく続きみたい!

・あゝ荒野、寺山修二原作、2時間半の前後編で合計5時間超ということでもっとアート寄りの作品かと思ってた。賞は取るけど客は寝る的な。全然違った。ちゃんとエンタメでちゃんと客を楽しませにきた。時間と題材を理由に観る人少なそうなのが残念。ちゃんとプロモーションしてちゃんと数字取れて欲しい

菅田将暉のことは女優だと思ってるし、最初にみたときすごいファムファタールだ!って感じたんだけど、あゝ荒野でその直感間違ってないって思った。菅田将暉は陽で、推しは陰だとも。展開自体はしんどいのに、その菅田将暉の謎の陽の力によって二時間半が生命力に満ちていたし、良い意味で寓話だなって

・ユースケサンタマリアもでんでんも陽の人だし、泣いたりはせず、笑ったり手に汗握る二時間半だった。新次と裕二、キャスト入れ替えたらどうだろうってつい考えてしまったけど、多分つらくて号泣するし、めっちゃよかったけどもっかい観るには一週間くれってなりそうだな〜〜菅田将暉はずるい!

ほんとにこれ、めちゃめちゃ面白かったです。ちょっと検索してみたけど他の方の感想も興奮気味に絶賛してるのが多くてやっぱそうだよね!ちょっと前にtwitterで話題になってたウェブ漫画の「映画大好きポンポさん」でロリっこ映画Pのポンポさんが「映画は90分以内に限る」って話をするんですけど、わたしも映画90分教の信者です。いや別に越えてもいいんですけど人間の集中力とか尿意とか考えなくてもいいのは90分までかなって。ユースケサンタマリアも1時間半が限度って言ってて膝連打した。90分越えるときは、越えるべき必要性をちゃんと考えて欲しい。それだけにハイローみたいに2時間、LAND特別版にいたっては2時間半あるのに体感一瞬な作品に出会えるのはめっちゃ嬉しいんですけどね。
話はそれますけど、スマホの普及で明らかに人間が飽きるまでの時間って短くなってるじゃないですか。昔は日単位で考えればよかったことが、今は時間単位分単位、さらには秒単位で飽きないようにさせないといけないし、そのうちLINEの通知をチェックできないから映画館には行かないなんて層が大量に出てくると思う。いやもういるのかも。いますね。にもかかわらず、映画って割と昔の感覚のままで作ってそうなのがちらほらあるのでたまにイラっとします。もちろん、作りたいものを作りたいように作るのが一番強いし、数字ありきの企画ってほんとつまらないのでいちいち客の反応だのマーケティングだのリサーチだの気にすんな、とも思うんですけど、いいもの作ってそれをきちんと届けたいならそういうのも意識しとけよ、と。ちなみに闇金ドッグスシリーズはもしかしたらVシネのレギュレーションがそうなのかもだけど、毎回ほぼ90分です。すばらしい!

で、あゝ荒野なんですけどなんと2時間半の前後編で合計5時間越えです。正気か。が、ちょっと長くなっちゃったてへペロなんてレベルをはるかにぶっちぎってるし、デメリットなんて重々承知でそれでもこの時間にしてるんだろうからよっぽど5時間かけるべき理由と自信があるんだろうなあと思って期待値高めだったんですけど、確かに自信もっていいやつだった!すごい!
つぶやいた通り、本当に2時間半飽きる瞬間がなかった。トイレは結構我慢した。実際トイレに立ってる人も多くて(これはしょうがない)スマホ開く人も多くて(これは許さん)でも画面の方が気になるので他の人の動きにそこまで意識持ってかれることもなかったです。ハイローみたいにとにかく密度が高くて2時間集中しっぱなし目が足りない!という感じではなく、結構だらっとしてるんですけどずっと面白いのでふんふんと観てるうちに、えっ2時間半経ったんだ?!という感じ。監督のプロフィールみたらテレビからのドキュメンタリー撮ってた方なんですね。なんかすごく納得。主に新次・バリカンのボクシングパートと自殺研究会パートで交互に話が進むんですけど、常にヒキを持たせて切り替わるのではやく続きを!ってなるんですけど、それ、テレビのドキュメンタリーっぽい。
スマホだのドローンだのYoutubeだの東日本大震災だのオレオレ詐欺*1だの出てくるので、相当原作に手を加えてるみたいです。続き気になるので今めっちゃ読みたいんですけどせっかく読まずに前編みた以上、フラットな状態で観るためにも後編観るまで我慢します…。もっと昏い、陰鬱とした話かと思いきや、菅田将暉がとにかく常にお日様のように陽だし、片目も馬場もあしたのジョーから出てきたみたいにわかりやすくいい人。自殺研究会もキャラがコミカルなのでわたしは重さは感じなかったです。自殺フェスのくだりは駕籠真太郎ぽい。ただわたしは人が路上で素手で殴りあったり血が吹き出たりする作品に日々親しみすぎてるので、そういうのダメな人はちょっと辛いかもしれない。あと濡れ場は多い。余談ですが、幽劇の感想ですぐに殴る蹴るすることに違和感感じるという意見をいくつか見かけて驚いたし、慣れてない人がいるんだなって目からウロコでした。そこに1ミリも違和感感じなかったし、むしろ味方は基本素手、敵も木材か鉄パイプたまに車のハイローに比べたら刀や銃主体の幽劇は文明的だなって思ってた…。
冒頭のバリカンと父のシーンはちょっとしんどかったけど、それもすぐに新次に救われるし(バリカン歌うところズルすぎる!あそこ何回みても毎回笑う自信ある)、新宿なのに偶然知り合いと邂逅する率高すぎるし、リアルな、というよりはわたしはファンタジーだなって感じました。後編どうなるか分からないですけど。
山田裕貴の裕二もよかった~~~~!予想以上に話に絡む重要な役だった。最初出てきたとき、1年前の顔してるって思いました。いや当然なんですけど伝わってこの1年前の顔感…始まる前に見た本物の本人とはなんか顔が違うんだ!すごくいいなって思ったのは、ジョギング中に新次と会うところ。もうそこまでの話ですっかり新次に肩入れして観てる状態になるので、はっきり言ってうわこの男気持ち悪いって思いました。推しなのに!完全版宮本武蔵の武蔵と同じ、言葉でのコミュニケーションが通じない人間の目をしてた。嬉しそうにリュウキ先輩のことを語るガラスみたいな目も声もすごい気持ち悪くて、新次から見たこの時の裕二は自分とは違う言語を操る宇宙人になっていた訳でそれはもうぴったりの演出なんだけど、このまま試合するの?この宇宙人と?!って心配してたらラストの新次の試合を見に来たシーン、ちゃんと同じ言葉を話す人間の顔になっていてその変化にあーーーーー山田裕貴めちゃくちゃいいーーー!!ありがとーーーー!!って思いました。孫をたたえる語彙力が足りない。新次の言語はまちがいなく「暴力」であり「拳」で、裕二にも同じその言語を使うように強制的に引き戻して、さあ語り合おうじゃねえかってところで後編に続く、です。うっ早く観たいよう…後編の完成披露がなければ最速でみれるのがぴあ映画祭なんですけど、完成披露終了後に見たらもう完売してたので本当にチケット取っておいて良かった。わたし偉い!しかし言語が「拳」ってあゝ荒野もまたハイローなの…?

あゝ荒野、最初の実写化?は舞台だったそうで、もし今回のキャストで舞台だったら新次と裕二の役替わり、すっっごく観てみたいです。菅田将暉は本当にびっくりするほど陽のオーラに満ち満ちていて、どんなに何も持たないシーンでもちゃんと動く手がある足がある、それで十分じゃんって感じで悲壮感もないし、実際1回も泣くところなかったんですけど、もし山田裕貴が新次だったら多分裕二とリュウキ先輩の和解を見ちゃうところで号泣するか観てられなくて画面から目をそらしてるなって思いました。泣くか鬱るかですんごいしんどい2時間半になりそう。それはそれで観たいんですけど、2時間半観終わった後ですぐもっかい観たい!と思えるのは菅田将暉の陽のオーラだなあ。山田裕貴の何も持ってない感、なんなんだろう。あとちんぽの歌は孫ちゃんに歌わせてもすべりそう(笑)帝一の國の採点シーンといい、菅田将暉はこういうのすっごい上手いよな…ずるい…。逆に孫ちゃんの役を菅田将暉がやるバージョンも考えてみたんですけど裕二はエキセントリックなヒールになるだろうなあ。忠臣さんの一番辛くて見てられないシーンは闇金ドッグス1の中華料理店に入るのを我慢するところなんですけど、もしここを菅田将暉にやらせたら多分ニヤっとするシーンになりそうだし、次郎に銃を口につっこまれるところも、キャーヤクザの抗争かっこいい!ってなりそう。忠臣さんが持ってるどうしようもない寂しさはない。山田裕貴山田裕貴にぴったりな役に出会えてよかったねえ。わたし、それに出会えてよかったね!

 

ネット中継あったみたいだしどうせ円盤に入るだろうので、舞台挨拶は個人的に印象に残ったところだけを。

今野杏南ちゃんが「わたし舞台挨拶初めてなんです」って言った時に、すぐ隣で思いっきりへえ~って顔してて、客かよって思いました。舞台挨拶芸人山田裕貴、舞台上でガチで人の話きいててかわいい。
・菅「(今作での山田裕貴の印象の話のあと)少女漫画原作の作品で一緒になったときはすごいかっこつけてて」待って、それ確実にまだメイン二人しか発表されてないやつ!孫ちゃんまだ言えないやつ!!
・フォトセッション時、ユースケサンタマリアが「HiGH&LOW2大ヒット上映中!」って言ってくれたありがとう!そういえば人生で初めて舞台挨拶に行ったのは踊るのスピンオフでユースケ見たことを思い出しました。
・登場時、板?紙?を菅田将暉とヤンイクチュンさんでぶち破って出てきたため、当然退場時もその穴をくぐらねばならず、殿になっちゃった孫ちゃんがいつもより控えめに手を振ってもたもた穴をまたいでいったのすんごいかわいかったです。穴の大きさが菅田・ヤンさんのサイズだからね…
・さらにその板を撤去するためにスタッフが電動ドリル使い始めたのはさすがに面白がすぎました。丸ピカに響きわたる生のドリル音勘弁して。

 

おまけ

http://www.cinema-life.net/wp-content/uploads/106e14f3508a9b210d950ba79d5a5f3f.jpg

なぜか一人だけあさっての方向を見てる上にサイズ感が違うせいでバナーと一体化した等身大スタンディみたいになっている孫ちゃん面白すぎ画像を見てくれ!

*1:推しオレオレ詐欺に加担するの3年ぶり2回目

幽劇を観てきました

すみません、まずこれだけは言わせてもらいたいんですけどこの作品、つまるかつまらないかで言えばつまらなかったし、それは100%脚本の雑さのせいだと思います。けど別にLDHの関わるものが全部このレベルじゃないし、幽劇にはまったくハイローイズムないんで。HiGH&LOWの脚本や設定はたしかに「無茶」はあるんですけど「無理」はないです。説明こそ省略されてるので一見雑ですが、その無茶な世界観に説得力を持たせるための金と手間は一切惜しんでません。幽劇は単なる「無理がある話」です。別にHiGH&LOWのこと好きにならなくてもいいけど幽劇の雑さをHiGH&LOWのせいだと思わないでくれ!ついでに金ローで放映されたやつもあれ本当のHiGH&LOWとは全然別物なんです!!信者必死でごめんね!!!

yugeki.info

という訳で観てきました。ちなみに19日はHiGH&LOW2を舞台挨拶付きで3回みてから居酒屋えぐざいるに行き、20日もハイロー一回キメてからのソワレでした。すごいEXILE好きな人みたいだな?最初にHiGH&LOWを観たのが去年の8月26日なので、去年の今頃はまだ山田裕貴のやの字も知らなかったし、EXILEアタック25みたいな床の上でチューチュートレインを踊ってる黒い人たちという認識でした。人生何があるか分からないものですね。
そんな状態からHiGH&LOWにはまり、やばいこれ絶対わたしの好きなやつ!ってトドメを刺されたのはHiGH&LOW THE LIVEのライビュの九龍グループのキャラソンのシーンで、スーツ軍団のマスゲームをバックにギャングスーツを着たケンチさんがジャケットプレイをしながらカメラに向かってくる瞬間を観て、完全にヅカのギャングスーツパート*1じゃん!ってなった瞬間でした。ヅカ好きな人は絶対EXILE SECONDも好きだし、EXILE SECOND好きな人はヅカのこと好きになれるっていうのがわたしの半径2メートルぐらいの共通見解です。なのでそんなケンチさん×スーツ集団とか絶対面白いに決まってるじゃん!周りのキャストもビジュアル最高では!?とものすごい期待してたんですけどいやーつまんなかったですね!NAOTOさんの挨拶付きでHiGH&LOW2観てからきたんですけど、そのあとの舞台挨拶付きがまだチケット買えたのでそっち観ればよかったって5分置きぐらいに思った。もちろん、わたしが期待しすぎだったのと、ちょいちょい笑いを挟みこんでくる演出だったんですけどわたしがコント苦手なのでそれがキツかったのと、勝手にいくつか勘違いしてたってのもあるので、それ差し引いたら面白くないな、ぐらいかなあとは思いますが。

良かったところもあります。まず全員のビジュアルが強い。全員長身だし足長いし小顔多いし、よくもまあスタイルいい男が群れやがって(by広斗くん)。おまけに全員がスーツ。わあいあかりスーツ大好き!しかもすごい細身で腰の位置が高い、普通のスーツとはバランス違うやつですよね?足の長さの暴力だった。キービジュ出たときにやばいこれ全員ほぼ同じ黒スーツでは個体識別ができないのではと心配したんですが、ちゃんとインナーが違ったり、髪にメッシュが入っていたりでちゃんとすぐに覚えられた。衣装さんめっちゃいい仕事してる。もちろん顔もみんな良い。ケンチさんがくどいぐらいに美しいし、他もかわいかったりかっこよかったりした。2.5って割と演技ズコーッてなる人いるんですけどそれもないし、アクションはキレキレだし、みんなすごいがんばってたしがんばってるだけでなくちゃんと熱量につながってたと思う。井阪郁巳さんのボウがかわいかった!あと、味方良介さん。マイナス寄りの記事なのでリンクは貼らないですが、とあるファンの方のブログをずっと拝読させてもらっていて、累計かなりの文字数を読んでるのにすごい汗かきなことと辛いものが好きなこととあととにかくかわいいことしか伝わってこないんですけど、でもこれだけ書き続けられるということはきっと魅力的な方なんだろうなあって楽しみにしてたんですが本当に汗かきだったし本当にかわいかったしめちゃくちゃ良かったです。セリフ量も速度もすごいのに噛まないしめちゃくちゃ滑舌よくて単純に圧倒されるし、緩急のつけ方が心地良くてコント苦手なわたしでも味方さんのところは楽しかったです。ていうか、思い返してみても脚本以外は全部良かった。もう書き出すのもめんどくさいんでどこがアレだったか言及しないですけど、もうちょっとなんとかならなかったんですか。あとキャラ設定。なんでメインの死人四人とも本人の雰囲気と合ってない役にしたんですか…?特にケンチさん、あのビジュアルなんでどう考えても悪役か、悪よりのダークヒーローにすればいいのに王道熱血キャラなんですよ。浦飯幽助のビジュアルが左京の幽遊白書だと思ってください。無理がありますね?あとどう見てもケンチさんが一人年上なので、当然リーダー格かなにかかと思いきや、他の若くてかわいい3人とタメ口の同格っぽい空気感とかなんなんだ。無理があるにも程があるだろ!

本当に脚本以外は全部良かったので、途中から怒りよりも悲しくなりました。ちゃんとこれだけのキャストを揃えられて、きっとその辺の2.5作品より予算もあって、700席↑の日本青年館ホールを連日完売にできる恵まれたプロジェクトのはずなのになんで脚本しっかりできなかったのかと。金ロー版HiGH&LOWが改悪という表現ではすまないすごまじい劣化をさせられたのもそうですけど、良い材料があっても成果物をつまらなくさせることなんて一瞬のことなんですよね。そもそも優秀なスタッフ、潤沢な予算、余裕あるスケジュールがあっても作品が面白くなるとは限らない。わたし自身、仕事でクソ作品を何度も世に送り出しているので、作品をつまらなくさせる色んなアレコレやそれに敗北せざるを得ない時の悔しさまで思い返してしまいました。辛い。普段アンケート書かないのに思わず脚本ひどすぎキャストかわいそうって書いて出してきちゃった。幽劇2*2に言及してたけど根本のキャラ設定が良くないので、同じキャスト集められるなら仕切りなおして全然別の新作にしてほしいなあとだけ願います。

文句ばっかりで終わるのもアレなんで面白かったところで締めます。ケンチさんが突然野球実況するところと、キャスト名コールのところでケンチさんが「橘ケンチfromEXILE TRIVE!!!」って呼ばれててやっぱり一族名呼ぶんだーーーってめちゃめちゃ笑ったところにダメ押しで「荒木宏文fromD BOYS―――!」って言ったのが最高におかしかったです。あ、それも部族名なんだ、みたいな。

*1:ヅカのショーで一番すきなのはギャングスーツと黒燕尾です。ギャングスーツで大体通じるんだけど、ジゴロパートと呼ぶ人もいる。あれの正式名称を知りたい。

*2:この2への匂わせのためにせっかくの大団円で帰着したことを全部台無しにしてたこともクソ脚本ポイントでした。マッチポンプかよ

HiGH&LOW2 END OF SKY完成披露にいってきました

正直に言って、面白くなかったらどうしようってめっちゃ不安でした。
S1S2はひとつも無駄回無駄エピがなくて完璧だし、ザムはもはや言葉では表せないぐらい最&高だし、レッレは観終わった瞬間、このユニバースはどこまでも広がってくって感謝した。でもはっきりいってどれひとつ、面白くなるべくして面白くなったと思えないんですよ。わたしも含め、なぜHiGH&LOWは面白くなることができたのかを語る文章はいっぱい見かけましたが、それは裏返せばなんで面白いのか不思議なぐらいHiGH&LOWという作品がしっちゃかめっちゃかだからなんですけど、わたしは今でもザムが完璧なのはなんらかの手違いだと思っています。だっておかしいじゃないですか、ちょっとした小芝居パートならともかく、何十人もの登場人物がいて、エキストラ1000人使った大乱闘を経てのラストバトルでメインの二人が対峙してここぞという時のセリフが台本に書いてないって。「何か一言」っていう指示だけがあるって。「ムゲンは仲間を見捨てねえ」が岩ちゃんさんのアドリブってのは前から知ってましたが、そうは言っても撮影の途中に色々考えて、ディスカッション等を経て岩ちゃんさんから出てきたセリフだと思ってたんですけど、普通にアクション撮ってる途中に、琥珀さんに押さえつけられたカットのところで「ハイ、カメラ回すからなんか言ってね」だったらしい。まさかだろ。見捨てねえからのムゲンロードイントロ最高じゃないですか。わたしも大概ノリと勢いで仕事する方だけどもうちょっと考えたり準備したりするわ。そんなんだから当日は不安で不安でしょうがなくて、半休取ったけどギリギリまで仕事するつもりだったんだけど朝からなんにも手につかなくて諦めて出てきたはいいけど乗り換え一回で着くのになぜか乗り換えで別の路線に乗ってしまい、元ルートに復帰しようとしたらまた乗り換え間違えて、有楽町駅で降りたかったのに日比谷駅で降りる羽目になり、そこからだらだら歩いてたらそういやDrawer*1の前通るな、今セールだよなって思った15分後にはなぜかお会計をしていたし、国際フォーラムで1230円もするハンバーガーとビール摂取したのに物足りなくて丸の内をひたすら歩き回ってパフェ食べたりしていました。食べすぎだし精神安定のために無駄遣いするのやめたい。シェイク○ャック、バンズがマクドレベルなのに紙に包んだバーガー1個で1230円はいくらなんでも舐めてると思う。千疋屋のバナナパフェはアイスがバナナアイスだしコーンフレークの代わりに砕いたドライバナナが入ってておいしかったです。前置きが長いな。もうどこから語ったらいいのか、どういう書き出しにすべきか全然分からないんですよ。あのね、あのですね、

HiGH&LOW2 END OF SKY最高だったーーーー!!!!!!

すごい、観終わった瞬間圧倒的感謝しかないし、今すぐ2時間4分前に戻ってもう一回観たいって思った。本会場だったから生で60人の舞台挨拶見たわけで、大本命の孫ちゃんはもちろん、鬼邪高メンとか、雨宮兄弟やコブラちゃ~んとかヤマトとか九十九さんとかいた訳ですよ。はいろーから存在を知って好きになった白濱亜嵐とかさのれおとかZENくんとか、作家アリスの実写化?は?ファンはそんなの求めてないしつか誰だよこいつってなってたわたしの頭をその圧倒的かわいさでぶん殴っていった窪田くんとか、初めて直接見る人も多くて、すごい楽しい時間だったはずなのにその舞台挨拶が始まった瞬間ではなく、映画が始まった瞬間に戻りたいって思いました。ていうか挨拶のことなんてほとんど吹っ飛んだ。これ書いてる今も観たい。あと9日もあるとか禁断症状で死んでしまう。間違いなくHiGH&LOWはシャブだしHIROさんは麻薬シンジケートの長。お金なら、お金なら払うからおくすり売ってください…っ!3も早く観たいんですけど、それよりはまず2をもっときちんと観たい。観た人と話したい。ねえ、最高でしたよね?

ネタバレ禁のアナウンスはなかったのでどこまで書いていいのかなと一瞬考えたんですけど、話なんて特になにもなかったので悩む必要なかった!ザムもあんまり話ないけどそれでも説明しようとしたら5行ぐらい要ると思うんですけど、ザム2は「USB公開したけどヤクザ思ったより強かった。続きは次回」これだけですよ。あとはただひたすら2時間4分、俺の考えた最強のアクションをみてくれです。細かすぎるけど絶対に伝わるHiGH&LOWの好きなところとして、S2で轟戦の前のシーン、村山ちゃんの背後だけでなく2階のテラスにもエキストラを立たせているところ、ザムでスモ様がダウトへの復讐に出発するシーンで背後だけでなく後ろの方の建物の上にもエキストラを立たせているところなんですけど、そのハイローイズムが今回さらにパワーアップして徹底されてました。ヤクザと政治家が密会する料亭、花置き過ぎ。卓の上のカニ盛り過ぎ。レクサスも大御所俳優も並べすぎだしトラックに鬼邪高生積み込みすぎだしSWORD地区は刑務所ありすぎだしターミーネーター源治さんは復活しすぎだし金爆はおもしろすぎだしマイティはパリピウェーイすぎるし突然の歌詞表示もワイプもおかしすぎるしヤマトは変わらずバカすぎるし橋の上に障害物置き過ぎだし、とにかくあらゆるものが過剰でかつリッチでした。刑務所に至っては網走とアルカトラズを思わせる2つが出てきて、規模の大きい話になってきたなと思ったらどっちもSWORD地区内にあるとか無理がありすぎるでしょ。イオンモールだってもうちょい離して建てるわ。でもこれなんですよ俺たちが観たいはいろーは。これなんだよ!!大好き!!!!!

という訳で多幸感とHIRO神・平沼P・久保監督に感謝の正拳突き1万回をしたい気持ちに満ち溢れて国際フォーラムの席を立ったんですが、やっぱり3公開前にも面白くなかったらどうしようって不安になるなって思いました。だってやっぱりこれが面白いのってなんらかの手違いとしか思えないもん。HiGH&LOW、いつまでもわたしの好きなHiGH&LOWであってくれ。お金と、ジャンルを問わない優秀な人材を惜しみなく投入して、ただひたすらにかっこいいだけを追求するしっちゃかめっちゃかな、でも変化を恐れずに膨張を続けるユニバースであり続けてください。


以下は本編&舞台挨拶のことをキャラ別に。ネタバレしない範囲ですが観た人向け。舞台挨拶はほぼほぼ孫ちゃん定点カメラしてたのでライビュで写ってなさそうなところを。

琥珀さん
結局海外には何しに行ったの?植毛?
九十九さん
はじめてのろめんきょうしゅうがんばったね(なお失敗)
雅貴おにいちゃん
強く、強く、強く、強く押せーーーーーー!(カチッ)エンターキー壊すかと思ってドキドキしたけどすごい優しく押してて安心した。強く生きて。
広斗くん
そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる!(なおキレイすぎて外した模様)
コブラちゃ~ん
全員主役がテーマだけど、やっぱりコブラちゃんが真ん中だよ。ラスト最高に好き。
ヤマト
ダイジョウブゥ?のLINEスタンプください。
ダンテッツチハル
分かるし辛い〜!
ロッキーさん
SWORDの中でも最弱なのでは…うめき声がなんか喘ぎ過ぎてて困った。
SMG
出演作全然知らないけど面白すぎるメールだけは知ってるちゃんともさん、登壇時のお衣装の首元がすごく開いてて出勤前のホストみたいって思いました。
村山ちゃ
舞台挨拶を見て、事前に色々考えてきたんだろうなとか鬼邪高を知ってもらいたくて頑張ってるんだろうなとかそういうこと感じてしまったせいか、まっったくニュートラルに見れませんでした。今のとこすごくよかったけど、HiGH&LOWを今作からいきなり観る人は村山良樹のこと好きになってくれるかなとか、今のとこもう少し長く写して欲しかったとかまったく無意味な心配でハラハラし続けてしまった…ファンでいるのも良し悪しですね。そういう祖母としてのやきもきは今回で一通り済ませたので、次に観るときはちゃんと村山良樹に向かい合いたいです。でも本当に丸くなったな!準備運動してたぐらいだしゾンビっぽさなくなったなって思った。今回ロッキーさんがゾンビポジだしな…代わりに王みが増してた。年季入った十二国記厨なので王とは何か?という問いには治める民がいるものという認識なんだけど、その定義でいうならば村山ちゃはどこへ行っても王になれるのかもしれない。鬼邪高を卒業しても。
舞台挨拶は、各チーム登壇時ずっと音楽にノリノリだったのがかわいかったです。村山ちゃも常に他の人には聞こえない音楽を聴いている感あるよね。*2関ちゃんの頭なでたり、古屋に肩組まれたり、窪田くんと話したりしてた。そこニコ生で流そ~~~~?時間切れで途中でライビュが終わってしまったんですが、終わった瞬間に壇上のかなりの人がほっと脱力した感あったのが面白かった。そこまでは別の人が話してる時はそちらに顔を向けていたのが、ライビュ終わった後は後ろのスクリーンを見るようにしてたり*3、ORDの頭で揃って後ろ向いてスクリーン見てるのきゃわたんが過ぎた!!オペラで定点カメラしてたので、ほぼずっとこの3人を見てたんですが窪田くんも林さんも理性の上ではめっちゃかわいいなって認識してるのに、まわりにお星様が浮いてるのは孫ちゃんだけだったのでやっぱりなんらかの脳内物質が出てるんだなあって思いました。会場からはけるとき、いつも丁寧にお辞儀したりわーって騒いだりするんですが、今回フォトセッションの準備で一旦はけるときにZENくんと一緒に歩いてるなーと見てたら、はける瞬間、一切振り返ったりせずに顔は舞台袖に向けたまま、手だけ「それじゃ」って感じで会場に向けてたのが村山良樹でしかなかった。村山ちゃん、そういうとこある。今生の別れでも片手ひとつで済ませそう。
当日のお衣装が長めのジャケットにタイトなボトムスで軍服のシルエット好きにはやばかった。あと何気に平沼Pとおそろ。手首に巻いてたバンダナが、デフォのSUICIDALのものではなく、ザムでコンテナ街向かうときのに近いデザインだったんですけどこれどういう伏線なんですか?今ここに立ってるのは卒業済みってこと???多分そんなこと何も考えずに巻いてると思いますけど火のないところにガソリンぶちまけて燃えカスをつまみあげてはあれこれうだうだ語ってしまうのがおたくなので、ちゃんとアナウンスしてください!
中園
ちゃんじん、やっぱりマンガっぽい顔のきれいさだなって思いました。初めてセリフあった!
スモ様
窪田くん、存在がかわいすぎてずるい。
タケシ
スモ様いなくて俺が頑張らなきゃ!大人っぽくしよ!ってのはわかったから、前髪おろそ~?
ピー
いつの間にかララとペアルックだけどなんなの。
日向さん
勝ったの?負けたの?そしてそれは撮ってあるの?撮ってないの?いつか完全版に入るの?入らないの???
達磨ベイビーズ
どうでもいいけど達磨の賭場、客より達磨一家の方が多くない?
ICE
痩せろ
セイラ
WHY?
バーニー
I SEE!
ジェシー
忠臣さんが無理になったらジェシードリ女になろうって思いました。あとやっぱり顔の下半分が山田裕貴と似てる。帰ってきただけで大勢の前であんな自作のおかえりソング歌われたらコミュ障は死ぬなって思いましたが、ジェシーも死にこそはしないもののそんなに嬉しそうじゃなかったのでパリピじゃないのかもしれない。多分筋トレおたくですよね。
USB
本作のヒロインでした。LIP.

*1:アローズ系のお洋服屋さん。高いのでめったに買わない

*2:余談だけど忠臣さんの脳内には常にサイレンの音が流れてそうって思う

*3:カメラに背中向けるけど多分その方が見やすい

次の遠征が常滑になった

9/1 二度目の夏、二度と会えない君初日
9/2 闇金ドッグス7初日・トモダチゲームFINAL初日
9/3 トモダチゲーム2日目舞台挨拶
9/4 亜人完成披露

推しの現場がこんなことになってて超笑ってる。4月ぐらいからイベント続きで最初こんなにイベントあるなんて福利厚生が手厚いって喜んでたけどもしかしたらブラック企業なのかもしれない。ブラックだけどおちんぎん(推しの顔を眺める権利)いいから社畜楽しいです。
トモゲ2日目は地方巡業あるだろうなって思ってたけどまさかの常滑だった。常滑って。人住んでるのか。先日の名古屋でのニドナツ先行上映で滑ったとき、小中高といじられキャラだったので滑るの慣れてるって言ってたけど、常に滑ってる推しちゃんを常滑まで見に行きます!!

って言いたいだけの日記でした。すってんころりんコロンブス

安藤忠臣には選択肢がない(闇金ドッグス6ネタバレ感想)

忠臣さんドリ女は元カノによって400万のダメージを受け死亡しましたが、
6の忠臣さんのかわいさに1500万のラブを得て蘇生し、第2のドリ人生が始まりました。

っていう感じでした。素直な感想として面白かった。正直な話、孫ちゃんの出演作は必ずしも全部が手放しに面白いとは言えず、まあこれだけのペースで出てたらそれはもう当たり外れあって当然なんですけど、闇金ドッグスは6作もやってて、好き嫌いはありますが、面白さにおいては全部一定の面白さをクリアしてるってすごくないですか?!予算もスケジュールも相当厳しいだろうにちゃんと毎回90分の娯楽としてきちんと成立しているので、そもそも面白さの定義とは、とかプロジェクトが大きくなると予算も人も時間も増えるのになぜか出来上がるものがしょっぱくなる仕組みとは、とかなんかそんなことにまで想いを馳せてしまいました。という訳で闇金ドッグス6のネタバレ感想です。

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前回の記事を書いた直後ぐらいに予告や追加の場面写真が出て、元カノの「久しぶりだね、安藤」のセリフに「さんをつけろよ借金女!」とわめいてみたり、場末のキャバレーで元カノの前でおっさん殴る画像や昭和のロマンポルノみたいなラブホ画像に発狂したりしていました。ラブストーリーなのはもう受け入れてたけど、こんなんじゃないって思った。じゃあどういう恋愛してほしかったかって自問した結果、パステルカラーのニットアンサンブルに花柄のミモレ丈のフレアスカートをはいて、栗色のふわっとしたセミロングの髪を揺らしたぱっちり目のかわいい女の子と赤レンガでパンケーキ食べたり、みなとみらいで象の鼻ソフトクリームを食べながらちょっと居心地悪そうにしてる忠臣さんを見たかった。いかにもなラブホで、昭和から来ましたみたいなスリップ姿の人妻との事後シーンじゃなくて、東横線沿いの築浅のワンルームで、ジェラピケ着た彼女にごはん作ってもらったり、室内禁煙だからと追い出されてベランダでタバコ吸ってる忠臣さんが見たかった。そういう夢みたいなかわいい恋愛をしてほしかった。

西原亜希さん演じる忠臣さんの元カノ=未奈美がとても良かったです。もちろんすごく綺麗な方なんですけど、ちょっと古めの美人だしなにより不幸顔ですよね。綺麗だけれど、どこまでも疲れた人妻でどこまでもダメンズホイホイだった。最初は大振りなサングラスを着けて出てくるのでセレブ設定かな?って思ったんですけど、バッグはいつも同じものを使っているし、アクセはプチプラだし、服も安そうなものを何度も着まわしてた。スリップ(笑)だけちょっと高そうだったけど。誰のこだわりなんだよ。
学生時代に付き合ったのは字も書けない割り勘の計算もできないバカヤンで、変な商売立ち上げた挙句悪徳金融業者に骨までしゃぶられるようなバカな男と結婚して、夫の仕事のことも借金のことも何も知らないわ、いかにもな連れ出しスナックでそうと知らずに働き始めるわ、はっきり言って4の元子を軽く上回るダメ女でした。助けに来てもらっておいてなじるし、忠臣さんにも旦那にも流されるし、本当になんだよこの女って思いっぱなしで、でもそれが忠臣さんの相手なんだなってものすごく納得した。よいおうちのかわいいお嬢さんと幸せなラブストーリーなんて無理だった。知ってた。真っ黒な債権を買い取って「俺たちにはこんな債権しかまわってこない」というセリフがありましたが、忠臣さんに、かわいい恋愛ができる日は来ない。

ちょっと前になぜ底辺ヤンキーものに惹かれるのかわからないという記事をあげたんですが、それについてずっと考えていて、思い当たったことがあります。すごいウエメセかつ差別的な話なので人によっては不快に思うかもしれない。先に謝っときますすみません。
わたしは小学校の途中まで大都市圏のそこそこいいとこ、東京でいうと世田谷みたいなところで育って、その後家族の転勤でいわゆる地方都市に引っ越し高校卒業まで暮らしました。そこで初めてヤンキーとかDQNとか言われる人達の存在を知ったし、普通にクラスにもいた。小学校の時はみんなで一緒に遊んでいたのに、中学に入って二年生の夏休みぐらいからでしょうか、何人かが金髪になったり眉を剃り落としたり、そして学校にあまり来なくなった。大体お家が工場だったりお母さんしかいないご家庭だったり。それから、高卒で働くために進学先に工業高校を選んだ女の子たち。その中でよく一緒に下校したSちゃんは弟がいて、弟の方がバカだったけれどそれでも男だから本人が望むなら大学にいかせるし、そのためにはSちゃんを大学にやるお金はないし、働いて弟のためのお金を入れて欲しいと言われているのだとききました。高校で久しぶりに会ったSちゃんはもちろんヤンキーになってた。住んでたマンションの大家さんだったおばあちゃんに、女の子は大学なんていったら結婚できなくなると言われたこともある。お祭りの盛んな地域だったけど、お神輿に乗って太鼓を叩けるのは小学5・6年の男の子だけで、女の子は不浄だから(と言われた)太鼓に触ってはいけなかった。太鼓役の男の子は数人だけど、その練習をさせる地元のおじさんは10人以上いて、お祭り前の二週間ほど毎晩太鼓の練習からの酒盛りをしていて、子供会に所属している子供のお母さんは、子供の性別が男でも女でもおじさんたちの宴会の準備と片付けを交代でするルール(もちろんうちの母も)だった。わたしは勉強だけはできたので地元で一番の進学高に行き、さすがにそこは女の子もみんな大学に行くのが当たり前の世界だったけど、阪大や関東の国公立(地方は国公立信仰が強い)に受かる偏差値なのに、女の子だから自宅から通えるところで、と志願先を一番近い国立大に下げる子は何人かいた。今、思いつくままにあげたこれらの全てがわたしには理不尽でした。でも、別にこの土地の人間ではないし、両親はわたしが男でも女でも大学には行くのが当たり前という考えだったし、最初からこの土地を出て行くと確信していたので、その理不尽と戦う必要はなかった。わたしが関東の大学に進むのと同時に親も転勤で別の土地に越したのもあってもう縁遠くなってしまったし、そこそこの大学に行ったのでそれ以降の人生でヤンキー的な人達との接点はない。
別にその人たちが不幸だというつもりではないです。はてな的に言えば東京で消耗し続けてるわたしと違って結婚して子供育ててずっと幸せかもしれない。もちろん不幸になった人もいるだろうし、それはもう人それぞれだけど、ただ一つ言えるのは、彼や彼女たちには選択肢が少なかった、あるいはなかったということ。西原理恵子はまさにこの「地方の女の子」から自力で脱出した人で、ずっと女の子に向けて自力で生きることを教える作品を描き続けてきて、今年もそのものずばりな本*1も出したけれど、具体的な生き方の話よりもあなたには選択肢があるんだよと言いたいように感じるし、その裏には当事者ゆえの理不尽への怒りがある。わたしにとってはこの理不尽は他人事でしかなかった。そもそも、こういった歪みをそれなりに理解したのはずっと大人になってからで、当時のわたしは以前に住んでた場所との比較でしかこの理不尽さを認識できなかったし、周りの誰にも話すことはなかった。映画「下妻物語」で、深田恭子演じる桃子の生い立ち紹介で尼崎で偽ブランド品を売るシーンを見たときにやっと「分かる」って思いました。自分が感じていた輪郭のない理不尽さ、すぐ横にあったけれど、わたしの問題じゃないから、解くことも答えを知ることも永遠にない。だから同じものを探して、他の人もそれを知ってる、確かにあったんだって確かめたいのだと思います。賞賛したい訳ではないから、イケタニ脚本の底辺クズを否定もせず肯定もせずただ淡々とありのままに描くところがすき。観続けたところで答えが出ることでもなければ、完全に娯楽として消費している自覚もあるんですけど。選択肢がないということ、選択肢があることを知らないということ。それを理不尽に感じるのは正しいことだって、昔のわたしに教えてあげたい。

翻って、果たして忠臣さんには選択肢があったことがあるのだろうか、と思います。ヤクザになったのも闇金業者になったのも、ただ生きるための結果だった。前にツイッターで「忠臣さんてお店でメニュー選ぶことができないから、毎日日替わり定食出すお店でご飯食べてそう」的なことをつぶやいたんですが、忠臣さん、絶対に複数の選択肢から「自分の欲しい物」を選ぶの苦手そうじゃないですか?
これまでの人生で、誰か忠臣さんに右の箱と左の箱、どっちが欲しい?って選ばせてあげた人はいたのかな。仲介業者の早乙女から債権を買い取るシーン、最初に薦められた2件をパスして自分で手に取ったものを買い取ってたけど、あれも1億円の債権がラスファイには買えないことは早乙女は百も承知なわけで。忠臣さんが自分で選んだようで、実際には最初からあれを選ばされてたんだろうなって思います。どこまでも選択肢がない。1の小中さんなんかは、自分に膝を折るか這い上がってくるか、どちらを選ぶかを楽しんでたように思うけど、忠臣さんにとっては答えはひとつしか見えてなかったから選べた訳じゃないですよね。

人間って、やった後悔はすぐに忘れるけどやらなかった後悔はずっと引きずるそうです。わたしもそれすごく分かるんですけど、やらなかった後悔を何度も反芻した結果、次に同じような状況になってしまったときに前のめりになって余計大きな判断ミスしちゃうこともあるあるだと思うんです。未奈美も、ずっと鍵持ってたぐらいだし、絶対に結婚するときに忠臣を待つか、忘れて新しい男の方に行くかの選択肢で迷ったときに、「待たない」を選んだことをずっとどこかで後悔してたはずです。そんな中、10年ぶりに元彼に再会して、色々助けてもらって、夫とも心が離れてしまうだけの出来事があって、そうして忠臣さんの所へ戻ろうとする。でもそれ、完全に判断ミスなんですよ。作中、未奈美が借金返すためにバンコクで片目と内臓売ってきた夫の車椅子を押しながら(文章にするとすごい展開だな)、幸せそうに散歩する親子三人連れを見るシーンがあるんですけど、そうなりたいなら元ヤクザで背中に阿修羅しょってる闇金業者の男なんて選んだらダメでしょ。子供できたところで家族でプールにも温泉にも入れないじゃないですか。その後、家を出て忠臣さんの所へ向かうときに白いワンピに白いカーデでパールのアクセつけてるのもしんどすぎた。選ぶべきはそっちじゃないだろバカ女ー!お前にはすべてをリセットしてやり直すっていう選択肢があるんだぞ!結果的に忠臣さんが行かなかったことで、その選択になったはずですが、幸せになれるのかな。無理そう。未奈美ちゃん、高性能ダメンズホイホイすぎる…。

一方、忠臣さんは迎えに行くか、行かないか、迷ったそぶりはまったくなかった。行かないって結論しかなかったんだなって。身を引いたという感じでもなく、ただその未来ははないんだなって。迷うシーンがなかったことはもちろん、電話の後の忠臣さんを一切写さずにいきなりライターのシーンに繋げる演出は心の底から闇金ドッグスが好きって思いました。忠臣さん、割とかっこいいジッポを使っているのにラブホのしょぼいライターを持って帰ってくるところも、その火がつかないところも、ただただしみったれていて、寂しい。

須藤司が忠臣さんに「(闇金は)野良犬どころかドブネズミじゃないスか」と言うシーンがあって野良犬もドブネズミもよくない?って思いました。ガチバンの忠臣さんは立派な門扉につながれた番犬だったのが、野良犬だろうがドブネズミだろうが自分の足を動かして食べていける身になれたのが闇金ドッグスの忠臣さんな訳じゃないですか。4・6と過去が追いかけてくる話だったけど、そろそろ次は闇金業者として活躍する話が観たいです。ブラックジャック方式で最後「はい、ラストファイナンス」で終わるやつ。債権者がキモだけど闇金から借りてまで若俳に貢ぐ女とか観たすぎるんですがどうですか。地下アイドルやっちゃったから無理かな。今回、ラブストーリーの方に尺取りすぎて悪人成敗パートはイマイチ雑だったし。どんな過去があっても、選べる選択肢がなくても、今の忠臣さんは自由だよ。

 


以下、本編や舞台挨拶21時回のことなど。媒体さんありの回は安定の藤本さんの記事がオススメなのでそちらを!あと今回初めてTV媒体(日テレPON!)が入ったらしく、すごい喜ぶ孫が見れて祖母は嬉しい。

spice.eplus.jp

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・ラスファイの住所は東京都府立市錦町1-13-12。横浜じゃないの…?
・ちなみにラブホはここです。ライターほしい。
・忠臣さんのノートPCはまさかのMacBook。嘘でしょ。
・スナックの客殴る忠臣さんはものすごいテキパキしててめちゃくちゃ良かった。1の良夫の部屋に入る上着脱ぐネクタイしまうの流れもだけど、ガチバンの忠臣さんの喧嘩は、強さを誇示できることを楽しんでる感があったのに比べて、闇金の忠臣さんは「処理」って感じするのめっちゃ好き。
・ギャンブル狂客を殴るところ、1回目がすごいしっくり来ただけに2回目いらないと思った。精神安定のために目の前の人間殴るメンヘラは金山龍太くんがいますし。
・先行場面写真で金庫の上にキヴィマキ(概念)居ると思ったらちゃんと触れられてた。舞台挨拶でも長谷川忍「3人目として次も出たい」山「実は3人目はもういるんで…」
・客席からの質問「長谷川さんは闇金ドッグスどこから見ました?」長「みてない。実は6も観てない」P「ちょっと!」
・客席からの質問「忠臣さんの刺青が阿修羅像なのは?」監督「真っ先に阿修羅が浮かんだんだけど、戦いの神なのと、手が何本もあるのがいいかなって」(その後、別の話で)山「人間だから色んな顔があって、だから阿修羅なのかも」
・青「今回の撮影は忠臣のラブストーリーで、ウッヒョーってかんじ」
・山「4・5の終了時に次はラブストーリーと聞いて、脚本から意見を言わせてもらった。忠臣がずっと喋っていたのをこんなに話さないです、と未奈美に変えてもらったり」
・青「今まで忠臣は童貞だと思って撮影に臨んでた」
山「さすがにそれはない笑 でもお金で買ったりとかしてたかもしれないとかは考えた」ここでニュージェネ2の女衒業にからんだ話が聞けるかと思ったけど、長谷川さんのツッコミ*2で中断してしまいすごい悔しい…わたしテレビ見ないんで知らない人なんですけど芸人さんなんですかね?話に絡むなら過去作見てからにして!
・一方、ガチバン・闇金ドッグスすべて観たという西原さん「忠臣のラブストーリーは見たくないって思った」山・監「えっ!?」膝を連打するわたし。
・女が恋愛もの好きなのは否定しないけど、それと好きなキャラの恋バナみたいかは別問題なんだよ~~それ踏まえて作れとは言わないから、そういう思考なことだけは知っててくれ~~~
・西「未奈美が知っているのはガチバンの忠臣なので、闇金ドッグスまで観てしまっていいか悩んだ。最初の撮影がラストシーンで、そこまでに山田くんと会うことができなかったので、その会えない気持ちを載せて演じた」
・(締めの挨拶にて)山「ここにいるのは闇金ドッグスのファンだと信じて言いますが、僕のどうでもいいツイートより、闇金ドッグスのRTやいいねが伸びないことを悔しく思うこともある。(中略)他の現場で得たものを、闇金ドッグスの現場で発揮してもっと大きくしたいのでよろしくお願いします」

*1:女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

*2:忠臣の性事情なんてどうでもいい、とつっこんでいたけど、商品に手を付けてたかどうかでニュージェネ2、特に非常階段のシーンの見方が変わるし、ファンにとってはとても大事な情報でした。

ドリみがすぎて憂鬱になってきた

闇金ドッグス6公開まであと10日となりました。制作発表時はとにかく忠臣さんに会えることがうれしくて、ラブストーリー?ふーん、つねくんさんファンの人は大変っすね(鼻ほじ)ぐらいのテンションだったんですけど公式が毎日毎日毎日今回はラブストーリー、今回はラブストーリー、今回はラブストーリー!!!って執拗にアピってくるので段々憂鬱になってきました。闇金ドッグスって闇金ものじゃなかったんですかラブでストーリーってもう闇でも金でもないじゃん。しかも忠臣さんの元カノめっちゃかわいいじゃないですか。辛い。もう今更忠臣さんの元同級生になることはできないのでせめてお金を借りさせてほしい。債権者になりたい。ラブの負債を抱えたい。仕方ないので毎日人妻といちゃつく忠臣さん、JKといちゃつく忠臣さん、じゃぱゆきさんといちゃつく忠臣さん…とあらゆるラブのパターンを想像しては心を鍛えています。全部女衒だな?!

本編観た後、もし何らかの衝動に襲われたら誰にぶつけるべきか考えています。初日舞台挨拶の登壇者は忠臣さん、つねくんさん、忠臣さん元カノ、監督、あとはおそらく司会としてPです。女の嫉妬は女に向かうの法則で言うとやはり元カノの首を絞めにいくべきでしょうか。監督は死んでも替わり*1がいるもの、ということで監督でしょうか。それとも次回作の方向性を決めているであろうPでしょうか。いっそ大穴でつねくんさんの首を絞めるべきかもしれません。二次元のおたく中は割としょっちゅう「(原作者)を殺してわたしもしぬ!」とわめいている人間ですが、不思議と忠臣さんには殺意がわきません。忠臣さんにはただただ衣食住に不自由しない日々を送って長生きしてほしい。ラブです。余談ですがわたしはいたって薄給のリーマンですが、それでも同僚は専業主婦+子供二人とか養ってたりするので、忠臣さん一人ぐらい養えるつもりでいたんですけども、6のあらすじで「400万の債権買って1000万稼ぐ」という話をしていて、予想以上に大きい商いにびっくりしました。600万てサラリーマンの平均年収(額面)じゃないですか。や、養えねえ~~。毎日タバコ二箱と三日に一度ドトールのコーヒーチケットあげるぐらいでいいかなって思っていました。Y浜民だから新ラスファイ通勤圏内だし便利じゃん?みたいな。そういう日々のささやかな妄想が新作によって全てぶち壊されるかもしれないわけです。辛い。なお、ここまで当初「包丁」とか「刺す」とかのワードを使っていたのですが、何かしらの威力業務妨害に問われたら困るなって思ったので「首を絞める」に差し替えました。わたしの握力たしか18ぐらいしかないので締めたところで何もできませんので安心してください。

わたしはこのインターネッツにおいて割とかなり闇金ドッグスについてあれこれ書いている方の人間だと思うんですけど、8月5日以降、6に一切触れてなかったらどうかお察しください。杞憂だった!死ぬほど面白かった!!ってブログ書きたいなあ…。そうでありますように。お願いだからイケタニ先生、信じさせて!

 

追記
忠臣さんがダメなら原野玲夢くん*2にドリればいいじゃないって思ったけど諸事情*3によりないなって思いました。やっぱりドリは忠臣さんだけです!

*1:T屋監督

*2:窪田くん主演「僕たちがやりました」毎週火曜21時~フジテレビにて放送中。蛇と狂犬のキメラって感じでめっっっちゃかわいい。

*3:その後の展開的なアレ