強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

ボーダーラインはロマンでできてる(ネタバレ感想)

youtube.com

まさかの開演時間勘違いして舞台挨拶を見逃し、本編のみという体たらくでしたが観てきました。面白かった!さすが俺たちのAMG!さすが俺たちのイケタニマサオ!!観たあとのツイートから。ネタバレありありです。

・ボーダーライン、和製ファイトクラブだなという印象。甲本雅裕が半端なくかっこいい。そりゃ惚れちゃってなんでもしてあげたくなる。ちなみに名前書いてないと車の見分けがつかない女には車のシーンは割とポカーンでした

・ボーダーライン、なんかすごそうな車がぽこぽこ出てくるけどまったくわからないので、走るシーンでカーグラTV的に古谷徹のナレ入れて欲しいですね。そして愛と情はすべて車で使い切ったのか、ひたすらに人が…なイケタニマサオ脚本がいい。あとはただひたすら甲本雅裕がかっこいい。かっこいい!

・一方で紅井レオやキヴィマキはガチバン闇金ドッグスと世界観を繋げるためにいただけって感じ。レオがアベルの過去語るところは煮詰めに煮詰めたイケタニマサオ節って感じで好きだったんですけど。あのラストだともし次があるならそれは新天地の話になりそうなので、この後どうなるかは純粋に楽しみです

・あ、あとボーダーラインですごく良いなって思ったの、アクションシーン。重そうで鉄の匂いがして、ガチバン(ショーっぽい)、デメキン(漫画的かっこよさ)、ボーダーラインの中ならわたしはボーダーラインが一番好きですね

とにかく遠藤さん(甲本雅裕)がかっこよかったです。かっこよすぎてやばい大丈夫か死ぬんじゃないかと思いながら観てたら全然大丈夫じゃありませんでした。知ってた。出てきた瞬間に死を察するレベルのかっこよさ。役どころも本人もかっこいいうえに青島コート着てるんですよもうそれだけでかっこよ度+150%のバフが常時かかってるようなもんじゃないですか。生き残れるわけがねえ。踊るで育った人間なので甲本雅裕というと湾岸署の入口で棒持って青島刑事を見送ってる人ってイメージなんですけど、約20年後、今度は青島コート着てヤクザにすらなりきれなかった半端者の役やるって感無量すぎる〜!あとですね、観てる途中にあっ…て気付きを得たんですが、前に孫ちゃんとNAOTOさんの顔の下半分が似てるってエントリを書いたんですけど、甲本雅裕も同じ下半分してるんですよ…嘘だろ…なんかもう自分の好みがワンパターンすぎて、きっと前世であの口と鼻と顎のラインを持ってて青島コート着てて前髪重めのもさもさ頭の人に産湯を使われたんだなって悟りました。多分もう一生好きだわ。
舞台挨拶時、監督がわざわざBLじゃないよって言及したらしいんですけど、物語はほぼアベルと遠藤さんのお互いへの感情で成り立っていました。ちなみにレオとはなんにもないので安心してください。ストーリーとしては、ハマで不良として名高い「混血のアベル*1がたまたま遠藤さんに助けられたのをきっかけに更生して車の修理工になり、客のスーパーカーを使って夜な夜な遠藤さんから頼まれた正体不明のブツの運び屋をしていたところ、ヤクザに追われてる紅井レオを拾ったことをきっかけに均衡が崩れ…という流れです。で、実は遠藤さんは元ヤクザで、弟分だった広澤(遠藤要)に裏切られて組を追われ、今は病院から裏ルートで胎盤を買い取り、アベルに運ばせて稼いでいる人なんですね。女の股から落ちたもので稼ぐ元ヤクザって完全に忠臣さんのifじゃん!名前も似てるし…今まで、闇金ドッグスはガチバンのスピンオフという位置付けだったのが今回のボーダーラインを合わせてAMGアウトロームービーユニバースという括りになったんですが、遠藤さんはどこまで忠臣さんを意識したんだろう。闇金1で忠臣さんは最後まで筋を通したわけですけど、小中に金を返せなくなって何かに膝をついたのが遠藤さんなんですよね。一つのシリーズを生んだ忠臣さんと真逆の人間を別のシリーズの一作目で人柱のごとく埋めるって最高にエモい。ありがとうイケタニ先生&飯塚P…
まあとにかくアベルはそんな遠藤さんのことが好きで、遠藤さんもアベルのことが好きなんですよね。アベル→遠藤さんの関係は自分がそう変わりたいという憧れの対象としてはファイトクラブっぽいし、二人がお互い全く噛み合っていないという点では賢者の贈り物のようでした。アベルは遠藤さんを助けたかったのに、助けた結果からアベルを守るために遠藤さんが死ぬっていう。
峠攻めたり豆腐運んだりする車かっけー話だとばかり思ってたら、がんがん人が死ぬのでめっちゃびびりました。ワイ◯ドヒーローズかよ。人を殺すより死体を消す方が大変だって植野会組長も言ってるのに、ヤクザの人たちが考えなしにバカスカ殺していくので、結果として遠藤さんが元弟分のとこに単身カチコミに行くんですけど、その時の武器はなんと日本刀です。なお、後を追ってきたアベルの武器はスパナです。遠藤要はさすがプロのヤクザだけあってピストルもってて、それで遠藤さんを倒すんですけどアベルが来た途端、拳銃投げ捨てて日本刀に持ち替えるっていう。今は21世紀だし昭和どころか平成も終わるし、ここはSWORD地区じゃねーぞ?!まあ弾切れだったのかもですけど…そんなアナログな戦闘なのにヤクザみんな死ぬし、遠藤さんも死ぬ。ちなみに車ではねるという選択肢はなかったのでやっぱりここはSWORD地区ではないっぽい。ボーダーライン地区の最強武器はスパナです!ちょうど、この映画を観る前後に三宅乱丈先生のイムリを一気読みしてまして、この作品もエンドレスに憎しみが憎しみを生む地獄を作るためにひたすらに人が死ぬんですけど、そこに1ミリもロマンはないんですよね。容赦なく、物語のために死んでいく。男性の書き手にあって、女性の書き手にないものは良くも悪くもロマンだと思ってるので、イムリの作者が女性だと知ってものすごく納得しました。一方、ボーダーラインは男の男による男のために作られた映画なので、みんなロマンに殉死していく。ロマンに満ちた犬死の博覧会でした。意地とか義理とか情だとか、ほんの一瞬の熱情のために、後から落ち着いてよくよく考えたらそんな大事でもないことのために死ぬ。最初、この物語にボーダーラインというタイトルが付いてるのがしっくりこなくて、素直に捉えるなら遠藤さんは一線を越えたし、アベルには越えさせたくなかった、なのかもしれないけどどうも違うなーと。多分、境界線の内と外の話ではなく、みんな境界線の上を歩いてたんじゃないかと思います。レミゼの終盤で欄干の上を歩くジャベールのように。レミゼでは境界線の両側はそれぞれ生と死だったり善と悪だったりするわけだけど、ボーダーラインの両サイドはきっとどちらも無意味な死です。遠藤さんにとって、南の島を手に入れることも、日本刀一本でヤクザの集団にカチこんでくことも死に場所探しという意味では同じだったんだと思う。落ちるのが境界線の右か左かというだけで。イケタニ脚本の何が好きって、底辺の人間を描きながら否定も肯定もせず、ただありのままにそこに「ある」ことを描いてるのが好きなんです。目を閉じて欄干の上を歩くような生き方に意味なんてないし、でもそれをすごく好きだと思う自分がいる。それはなんだと聞かれたら、やっぱりロマンだと呼ぶしかない。

 

以下はキャスト別に思ったことなど。

我妻アベル(藤田玲)。第一印象がギャラリーフェイクかよ、なんですけどこの人とつねくんさんが同じ事務所っていうのすごく分かる…ってなりました。藤田さんもカテゴリ跡部様じゃないですか?加藤和樹もそうですけど、バンドのボーカル感ありません?詞は書くけど曲は書かないタイプ…って思ってたら本当にバンドのボーカルで詞だけ書いてる人だったみたいでめっちゃ笑った。なぜか脱衣シーンがある。もっとシャープな人かと思ったら意外に素朴な雰囲気もあって、運び屋してるのがなんかよかったんだよって言うとこの語彙力のない感じが切なかった。
遠藤春男(甲本雅裕)。遠藤さん、下の名前春男って言うんだ…しつこいようだけど本当にかっこよかった。南の島に呼んでやってもいいって言うの、ズルすぎる。あんなこと言われたらそりゃあアベルは遠藤さんのこと好きになっちゃうじゃん!
紅井レオ(荒井敦史)、ジョンキヴィマキー(副島淳)。二人とも面白かったけど、ほんと世界観を繋ぐためだけにいたって感じなので次回に期待するしかない。レオが話の進行に絡んだのってヤクザの根城教えてくれたことだけでは…?しかもそのあと俺たちも行くかって言ってるのに別にどこにも行かないし。これがレオレオ詐欺か。実は後から来て後始末してくれたりしたのかなあ。忠臣さんの縄張りの例の屋上にずっといるのではやく忠臣さんと対決してほしいです。
健太(西川俊介)。ワンコかわいい!!!!もう出てこないなんて嘘でしょ…でもデメキンフルボッコにされた後に二階から投げ捨てられた人が次の日には自力で歩いてたことにちょっと違和感だったので、やっぱりフルボッコにされたあとビルから投げ落とされたら人は死ぬんだなっておもいました。
車。本作のサビだと思うんですけど、なんせセダンを車のメーカーだと思ってたレベルの女なのでかっこよさを分かってあげられなくて申し訳なくなりました。車シーンの感想が「安楽亭…」しかない。あの安楽亭わざとだとしたら賞賛する。

*1:この辺の過去バナをレオの荒井敦史さんがペラペラ喋るんですけどそこが最高にイケタニマサオ節でベネ

デメキン小説版・漫画版・映画版差分について

ティーチインやってくれるということで原作を慌てて読みました。映画版のエピソードが小説版・漫画版にあるかどうか、それとも映画オリジナルなのかの差分チェックです。ネタバレありありです。

■共通
・正樹と厚成の出会い(小学生)
・小学生時代、いじめられていた話
・中パレに来た真木くんから喧嘩をするなら、の話を聞く
・静奈さんの話と真木くんの死
・ミツグ・三浦との出会い
福岡第一高校2年vs1年
・大八くんとの出会い(耳を落とされそうになるまで)
・幻影設立と福岡連合参加
・大沼部くんの面白エピソードいろいろ

■小説版
・出会い時の厚成が吸っていたのはシガレットチョコではなくガチのタバコ
・正樹にも彼女がいる
・真木くんと静奈さんは付き合っていない
・大八くんとの出会いの話に厚成はまったく出てこない
・厚成のエピソードはほぼ小中のみ。高校での描写は子供ができたので引退を申し出る(正樹はすぐに了承する)話と、正樹の引退走りに飛び入りしてきた話のみ。
・アキは名前だけで具体的なエピソードなし
・全体の半分が小中のエピで、高校は福岡連合に入った後は、逮捕されて鑑別所で引退を決意する〜お笑い芸人を目指すまでの話がメイン。福岡連合二代目総長襲名から福岡統一までの話はほぼなし。蝉魔竜は名前すらでてこない。

■漫画版
・小説版にあるエピソードは全て漫画版にもある
・5巻まではほぼ小説版と同じ。6巻以降、漫画版のみのエピソードが入り始める
・厚成は工事現場で働いている
・エビダイがいる
・ミツグの家族の話、福岡連合に合流する話
・大八くんとの出会い時、厚成は大八くんの家の近くまで助けにきたが、無事に帰ってきた正樹と合流する(正樹は厚成が助けにきたことに気付いていない)
・アキからそろそろ落ち着きたい、と言われるももうちょっと待って、と答えるシーン
・入院中、再度蝉魔竜の襲撃を受けるのは源太くん。窓から投げ捨てられるのも源太くん
・厚成は最初の福岡連合vs蝉魔竜の小競り合いで忠次を指差したからという理由で襲撃される。折られるのは足ではなく指
・蝉魔竜の二人組のデブじゃない方がイケメン。超イケメン。
・厚成入院中、アキに屋上に呼び出されて話すシーン(セリフはままですが演出は真逆)
・厚成が子供を理由に引退を申し出た際、正樹はすぐに了承するもその後いろいろある
・厚成の引退式(ここで2ケツシーンの元らしき描写あり)

■映画オリジナルと思われるもの
・平成開始のラジオを二人で聞くシーン
・正樹・厚成の出会い時にビーバップハイスクールの話をする
・中学卒業時にボタンの話で殴り合い
・厚成が働いているのはラーメン屋
・阿鳳結成は厚成が言い出したから
・インスタントラーメン早食い
・二代目総長指名後、ニケツで帰る
・源太くん、箱詰めされるの巻
・厚成の蝉魔竜闇討ち、その前のガソスタシーン
・屋上でアキの話を聞いたあと、病室で話すシーン
・蝉魔竜との決着後、厚成が迎えに来る


小説版では高校の話はほとんどなく、漫画版でも高校以降は厚成はあまり出てこなくて、正樹も福岡第一組や光、松本とつるんでることが多かったです。大ヒット御礼で山口監督や脚本家の足立さんが話されてたとおり、元は群像劇だったのを映画版では正樹と厚成の二人の物語にするためにかなり改変してるし、やっぱり面白さのキモは脚本だ…ってかみしめました。
ちなみに小説の文庫版は解説が山口監督でしっかり映画版について語ってて読み応えあるのと、本編が前半はちゃんと小説してたのに逮捕のあたり*1から改行と3点リーダの連打アンド連打で完全に壺ポエムだし謎のグルーブ感あってめちゃ面白いのでぜひ読んでください。カーチャン泣かせて反省した次のページでまた泣かせてて展開の爆速加減にシンナーキメながら書いたのかな?!ってげらげら笑った。あと山タイマンの話がめっちゃおもろい。これは漫画版にもあるけど小説版の方が面白かったですね。漫画版で面白かったのはシンナーでナンパする話。当時の北九州、シンナー以外に娯楽なかったのかな?ってぐらいエンドレスにシンナーの話してる。シンナー、ダメ絶対!

*1:三○猫ホームズの落書きの話はまさに現実は小説より奇なりってレベルにエモいので映画版の正樹と厚成が好きな人にもそこだけは読んでほしい…

2017年推し事めも

これ以上の突発イベントがなければ2017年の推し事が納まりました。多分。書いておかないと忘れちゃうのでまとめます。

1/14 ゾウを撫でる初日・闇金ドッグス5初日
3/4 闇金ドッグス4・5リリイベ
4/1 3人のパパトークショー
4/12 破裏拳ポリマー完成披露
5/13 破裏拳ポリマー初日
5/18 トモダチゲーム完成披露
6/3 トモダチゲーム初日
6/4 トモダチゲーム2日目
7/15 HiGH&LOWtheLAND特別版
8/2 ニドナツ先行(名古屋)
8/3 トモダチゲームFINAL完成披露
8/5 闇金ドッグス6初日
8/9 HiGH&LOW EOS完成披露
8/19 HiGH&LOW EOS初日
8/24 ニドナツバンド選手権
8/27 あゝ荒野前篇完成披露
9/1 ニドナツ初日
9/2 闇金ドッグス7初日・トモダチゲームFINAL初日
9/3 トモダチゲームFINAL2日目
9/4 亜人完成披露
9/15 レブロンイベント
10/7 あゝ荒野前篇初日
10/29 闇金ドッグス6・7リリイベ
10/30 あゝ荒野後篇大ヒット御礼
11/3 鎌倉女子大みどり祭
11/18 写真集リリイベ
11/21 デメキン完成披露
11/25 写真集リリイベ(FC限定)
11/26 HiGH&LOW FMファン感謝祭
12/2 デメキン初日
12/3 写真集リリイベ(大阪・名古屋)
12/9 TGC広島
12/10 デメキン大ヒット御礼

いやーわたしも真面目に通ったなと思いますけど、それ以上に孫ちゃん、よく働いたなー!?9月以降怒涛すぎる。しかもイベント出るのは本業じゃない訳ですし。さすが今年14本出演した男なだけある…まじお疲れ様…写真集の印税でおいしいものいっぱい食べてくれ…でも来年1月からドラマなのでもうそっちのお仕事なんだろうなー。後で今年のお仕事まとめエントリも書きたいです。他者におすすめはポリマー、出てくれて本当に感謝したのはあゝ荒野と大河、孫ちゃんすげーってなったのはガキロックです!あとデメキンエモおもろいから観て!!来年は初日挨拶だけでなく大ヒット御礼挨拶が増えたら嬉しいな。映画の規模の差というものをすごく意識する1年だったので、大ヒット御礼に登壇しているのを見ると、感慨深いものがあります。今年最後があれでよかった。平日開催だらけすぎてニドナツ全然行けなかったのと、アニメイト池袋のハイローイベ行けなかったのは超悔やみました。夏、自分の仕事も特に忙しくて社畜社畜社畜社畜社畜ランドランド社畜…を繰り返してたら孫ちゃんのランド登壇を見届けた後に丸4日39度の熱を出して寝込んだのと、Weショップの前で車にひかれたのが今年のハイライトなので、来年は健康に推し事するのが目標です。色々あったよほんと。わたしはエキは行かないことにしてるんですけど、ガチの人はこれにさらにエキも入るんでしょ…すごいな。みんな、健康第一で行こうな。来年もよろしく!

写真集の特典生写真まとめ

3週連続の写真集リリイベが終わりました。お疲れ様、孫ちゃん!お疲れ様、わたし!いやー始まる前はいろいろありましたけど、楽しかったです。坊主慣れましたね!ていうかここ数週間、週刊山田裕貴どころか週2日ペースぐらいで見てたので、慣れすぎて髪の毛のある孫ちゃんの写真を見たときに誰だ?!あ、孫だわ…ってなった。あと、チェキってそもそもの表面積が小さい上に、孫ちゃんの顔が小さいので前髪あるより坊主の方が顔がよくわかって得だという知見を得ました。週2日ペースで1日に何回見ようが飽きないし顔が好き過ぎる…推し推しの顔面を人質に取られている…。あんな美しい顔面と並んでチェキとか絶対やだ!でも孫のチェキは欲しい…たくさん欲しい…の気持ちで臨みましたが、いざ撮ってみると一緒に撮って良かったです。どうせ自分しか見ないわけですし、なにより写ってる自分がどれもめちゃめちゃ嬉しそうにしてるので我ながらおばあちゃん良かったねってほっこりする。良かったねー。今年社畜しまくった甲斐がありましたね…大事にしよ〜!あと大阪の紀伊◯屋書店!あきらかにここだけチェキの画質がボケボケだったから本体買い替えろよな!!

おたくとファンの違いってコンプ欲があるかないかだと定義しているんですが、わたしはもちろんおたくなので特典の生写真は全部揃えました。どれもかわいい!写真そのものには特にどこの特典とか書いてなく、分からなくなっちゃいそうなので自分用にまとめました。こういうのを控えておきたい記録しておきたいってのがおたくなんだよなあ。福家の電車のが特にかわいい。あと楽天とセブンネットはまだ買えるのでその参考に。断然セブンのがかわいいよ!とダイマしておきます。

 ◾️福家書店2冊券
作務衣で座禅
白の龍刺繍アロハ@電車
◾️紀伊国屋書店2冊券
黒板前に座って振り返り
銭湯(中)
◾️星野書店2冊券
作務衣でバストアップ
銭湯(後)
◾️pot限定
赤シャツ・下駄・麦わら
◾️ワニブックス
丸メガネで読書
◾️楽天ブックス
ぼろぼろ黒T
◾️セブンネットプレミアム
白つなぎ×デッキブラシ

 

なお、最終日に突如として忠臣さんドリ女として有能さを発揮して聞きたいこと聞いてきたのでここに記します。忠臣さんの好きな寿司ネタは大トロ!忠臣さんの嫌いな食べ物(蝉以外)はアスパラ!これはイベ後に食べた大トロ!おばあちゃん中トロでないと胃がしんどいです!以上!

f:id:fu_ji_ko:20171204232751j:plain

 

デメキン完成披露上映会ネタバレ感想

www.youtube.com

完成披露行ってきたのでネタバレあり感想です。まずは観た後のTwitterから。

・デメキン完成披露終了 不良ものでもヤンキーものでもなく、エモに次ぐエモな青春物語だった…田んぼしかない景色も、柔らかい福岡弁も、昭和の匂いもダサい特攻服もダサいバイクも全部美学に振った感じ。最後のキラキラのエンドロール、いつまでもみてたい

・デメキン完成披露、何が一番エモいって厚成の親友の正樹と、厚成の彼女のアキちゃん、ほぼほぼおんなじ顔ってとこですよ 厚成、お前なんで親友と同じ顔の女を選んでるんだ~~!!

推し破裏拳ポリマー以来7カ月ぶり今年二度目のヒロインだったな…厚成かわいいが過ぎる~~~

・舞台挨拶は身長と小顔と目の大きさのインフレだった…推しも大概グレープフルーツ大しかない小頭なのに、柳俊太郎くん、まじで顔がグリーンピースぐらいしかない。一人顔が大きく見えた佐田さんも上映後、ロビーでみたらごくごく普通の大きさだったし…何あの小顔地獄…

・デメキン、ほんとずっとキラキラしてて、福岡版ホットロードって感じ…三木監督の画に匹敵するぐらいキラキラしてたよ…

いやー面白かった!もっとアクションとギャグがメインのヤンキー漫画ものかと思ったら完全に青春映画だし、最後に至っては完全にラブストーリーでした。デメキンはおしゃれさをそぎ落としたホットロードです!もちろんわたしはホットロードが大好きです!旧能年玲奈ちゃんのポエミーが過ぎるモノローグがついても全然違和感ない。話も、いちおう筋や山場はあるんだけどそれよりも佐田正樹の思い出を散文的に散りばめましたという印象。ラストの蝉丸との対決もだらっと始まって結構あっさり決着着いてしまうし、それが逆にまあ実際そういうもんだったんだろうな、という気持ちになります。ロケは佐野市でいいんでしょうか?佐野、今もこんな何もないとこが東京のすぐ近くに存在してるのかよ…わたしが育ったクソ田舎もまさしくこの景色だったし、中学校の校庭に卒業生がバイクで乱入とかあったあった!だせー特攻服でのろのろ走る暴走族、いた!暴走族って暴走っていうわりにあんまりスピード出さないんですよね、なんでだ。危ないからか。とにかく全てが震えるほどカッコ悪くて、でもキラキラと美しくて眩しい。ダサいと眩しいは両立する!
光の使い方が好き。夜道を埋め尽くす色とりどりのバイクの光、ラストの謎の倉庫の柔らかなスポットライト、それから朝日。一方でそれが映えそうな景色ながら夕陽の描写はない。源太くんとのタイマンは夕暮れ時っぽかったけどそこは必須要素ではなく、この映画に夕陽のシーンは要らないというセンスが好き。徹夜で喧嘩して、朝日の中をボロボロの格好で肩を組んで歩いてくヤンキーたちは好きですか?大・好・きです!ザムもいいけどアラグレもあるよ!
アクションはまあ普段HiGH&LOWをアホほど観てるとまあ…って感じです。しょうがない。それよりも、ケンカ始める前の威嚇パートがやたら長くて、ヤンキーは人間が動物だった時代の本能を宿しているなとか上級者は無言で砂にする@レベルE*1とか、本当のケンカってこんなんなんだ~ってのが面白かった。佐田さんもしょっちゅう撮影に立ち合ったそうなのできっと実際そうなんでしょうね。ラストの乱闘、全く説明がなく進んでいくとこにHiGH&LOWみを感じました。なんの説明もないけど、いつのまにか正樹と蝉丸のタイマンに持ってくべくここは俺に任せろ!の連鎖になってく少年漫画。好き。
ザム2以降のLDH外の新キャラだと岩永ジョーイくんのブラウンが一番好きで、デメキンでの役も楽しみにしてたんですけど、今回も目立ってたし超回転してた!幽白実写化の際には北神をやってほしい。ミツグ、いいポジションだなあ。あと、大八くんは桑原にしか見えない。冨樫デメキン観て…。健太郎くんの正樹は、挨拶時佐田さんが「芸人向けの試写で健太郎が佐田さん本人に見えた」と後輩に言われたそうなんですが、渡り廊下でミツグとタイマンして、最後に笑うとこがすごく佐田さんに見えて、さっきまさにこんな顔してたで!?って思った。孫ちゃんとの事前インタビューがどれもこれもすごかったので震えてたけど、意外に挨拶時は借りてきた猫みたいでした。緊張してたのかなあ…そのあとのさしめしではやっぱりオラオラしてたので媒体さん入ってると無になるタイプなのかな…鈴◯伸之かよ…。ちなみにさしめしでは健太郎くん彼氏・孫ちゃん彼女で即興芝居してたんですけどあの坊主頭にスーツだったのにちゃんとそこに初デートでテンパリ気味の女の子がいるように見えたし、この女、絶対夜道でどーーんってぶつかって来る系だって確信した。孫すごい。
つぶやいた通り、健太郎くんとアキ役の今田美桜ちゃんのお顔がそっくりなのがめちゃくちゃにエモい。アキちゃんが福のじに来た時に、あれ、目と口の形おんなじでは?って気付いたんですけど、その後の病院で眠る厚成の横で話すシーン、姉弟と言われても信じるぐらいおんなじ顔してて、厚成きさん何おんなじ顔を選んどるんね~~~~~!ってなりました。でも後で今田美桜ちゃんの画像検索してみたら、あれ、あんまり似てない…?なんなのこれ。でも本当に作中だとそっくりなんです。やばい。エモが過ぎる。
山田裕貴について。厚成~~~~!!!声といい顔といい佇まいといい、もう本当に山田裕貴の持ってるものにぴったりの役でした。柔らかい声と柔らかい福岡弁でアホなこと言うのが最高にかわいいんですよ!「なんねこの友好的な空気は!」かわいい。かわいい!LINEスタンプにして!!あと一人蝉丸を闇討ちしにいくところ、その前のガソスタはもうとてつもなくかわいくて孫ちゃんの孫力がマックスだったのに、その後の蝉丸メン殴るところだけ、山田裕貴の声じゃないみたいでこんな声も出せるんだって驚きました。あと今気が付いたけど、確かに蝉丸は厚成にひどいことしたけど、原因作ったの厚成じゃん…こいつ…。でもこの作品みて厚成のこと嫌いになれる人なんている?いません!こういう観た人に愛される役、もっときてくれ。
エンドロール、エモい主題歌とともに正樹と厚成がバイクに乗ってずっと話してるシーンで終わって、まあこれが最の高なんですけども、これにどんな名前を付けたらいいんだろう。もちろんそのまんま呼ぶなら友情であるし、人にプレゼンするならBLとかブロマンスとかを付けることもできる。でも一番ふさわしいのは「初恋」かな。叶うこともなければとうに失われてしまって、後から甘やかに思い出すもの。観客も今はもうないことを知っているから、どうか終わらないでと願ってしまう。正樹は厚成が好きで、厚成は正樹が好きだったんだ。


以下は舞台挨拶で印象に残ったとこなど。

・孫ちゃんは茶系の細身のスーツに濃グレーの襟ぐり浅めクルーネックのインナー。パテントレザーの靴。最高です!一番好きなやつです!!いつもこれでいて!!!!襟ぐりが深い服は誰でも似合うんですよ。浅いのは本当に首が長くて小顔な人でないと似合わないので、首長小顔族に生まれた人は義務として常に襟ぐり浅めクルーネックを着用して地球上の美観の向上に努めてほしい。
・司会は闇金ドッグスで石松役のジェントルさん。生きづらい高い声かわいい~!
・過去のヤンチャエピは?。山「有名な悪童だったのでヤンチャだった。遠足のお菓子300円のところ350円分とか。かば焼き1枚多く持ってくとか。」
・ヤンチャエピ2。健「お母さんとスーパーに行って、お寿司のパックを持っていって買って、みたいな」山「かわいいかよ」山田裕貴、時々語彙がおたくなんだけどなんなの。過去事例:「がんちゃんさん」「(吉沢亮が)スン…ッて立ち上がるところが」
・ヤンチャエピ3。栁「麦チョコを食べていたらおばあちゃんにちょうだいと言われ、ダンゴムシをぎゅっとつぶして渡した。おばあちゃんは食べたあと吐き出していた。息子はなんなの?とお母さんが怒られて、俺が怒られた」おばあちゃんは大事にして!
・孫ちゃんと健太郎くんで佐田さん直伝のヤンキー歩き再現。上手下手からそれぞれ歩いて肩ぶつかってメンチ切り合うところまでやってくれて、非実在ヤンキー好きは死ぬかと思いました。村山ちゃのセリフはよく言ってくれるけど、村山ちゃそんなにヤンキー感ないし、孫のヤンキー演技、初めて生で観たよー!最&高でしかない…!

*1:福のじで厚成がリンチされるとことか。ここだけはバイオレンス描写ダメな人は厳しいかも…

闇金ドッグス7&8発売記念イベント

台風の大雨の中、行ってきました!あまりの土砂降りっぷりに渋谷駅からあの距離をタクったら運転手さんに今日なんかあるの?って聞かれたので、思わず「あ、仕事です」と答えてしまった。まあおしごとですし…。生で坊主頭の孫ちゃん見るのが初めてだったので、どうなるかドキドキしてたんですけど結論から言うと超かわいかったです。超かわいかったです!ちなみにこのエントリをまとめてる現在、さらに二回追い坊主してるんですけど見るたびにかわいいでしかないし、先日、撮影終わりの移動の電車の中でベビー◯ターこぼして無になってる孫ちゃんのお写真がSNSに上がってるのを見た瞬間に、あ、このまま一生坊主でいいし、坊主頭のjpgが欲しいって心の底から思ったので坊主と和解できたみたいです。ありがとうありがとう。おばあちゃん勝ったよ!坊主頭になってから18日目の出来事だったので、わたしという人間は18日間あれば大抵の環境に適応できるということが分かり、いい体験でした。今後Dボ抜けて結婚するときは卒業発表から抜けるまで18日間あけてくれよな!

そんなこんなで今のわたしは間違いなく孫ちゃんの髪型の中で坊主が一番好きな人間になれており、チェキ会に間に合った良かった良かったと胸をなでおろしていたら某誌の抽選に当たったみたいでついに!もさもさ頭のjpgを手に入れました!!!やったーーーーーーーー!それも私服の趣味が全く合わない孫ちゃんの手持ちの中で珍しくわたしも好きな服を着てるやつでした。最高かよ。毎日そのシャツ着てて。やっぱり人間強く生きてるといいことがある。これで心置きなく坊主頭のjpg回収してきます!!

ここからは自分用兼ねたメモ。3部全て参加&話の流れで記憶してるので、もしかしたら話者が違ったり回が違うかもしれません。質疑応答系は回がわかんなくなっちゃったんで下にまとめました。


■1回目
・前回同様某社の会議室にて。なんかイベントできるようにステージとか袖?とかが作られてた。もっと儲けて豪華にしよ?!
・孫ちゃんは赤いキャップに紫のプルオーバーに黒のワイドパンツ、ネイビーのオーバーサイズのロングジャケット。ネイビーベースにオレンジ系の派手な柄が入ったハイテク系スニーカー。つねくんさんはテラコッタカラーの細身のスーツに黒のインナー。好き。この二人はどっちかがだぼっとしたお衣装を交互に着るルールなんです?どっちも細身のスーツで来てよ…途中腕を上げたときにおなかとパンツのロゴが見えて、つねくんさんは〇〇のパンツ履いてるんだ….って思った記憶があるんですがなんだったか忘れてしまいました。腹筋がきれいだったことだけを覚えている…。
・山「(帽子を取りながら)甲子園から来ました、山田裕貴です!」寒 そ う ! 推しが坊主になった時の第一印象は、かわいいでもショックでもなく「寒そう」でした。なんだそりゃ。でもずーっと寒そうに見えるのが気になってしまって、本当に頭から風邪ひきそうで寝るときはあったかくして寝てってずっと考えてました。今も夜寒いと心配になります。おかんかよ。祖母です!
・しばらく坊主いじり「ワンダーボーズ」忠臣が坊主になったらどうする?山「酔った司に寝てる間に刈られちゃったとか」青「それ司殺されるやつじゃないですか」山「いや忠臣はあんまり気にしないと思う、朝起きて鏡みて一瞬あれ?…うん、でそのままみたいな」
・青「今日ジェダイみたいな格好だよね」山(ジェダイが剣を振るポーズ)青「反応が早い!」山「ジェダイみたいって言われてたから…オビワン・毛伸ービ。毛は伸びないですけど」青「うまいな~!」
・初恋の思い出は?山「幼稚園の時、仲良かった子に下駄箱のところで『やまちゃん』と呼び止められてほっぺにキスをされた」P「生々しくない…」山「生いのがいいんすか?!」
・リケジョは好き?青「嫌いじゃない」山「そういう人がいい。星とか解説してほしい」P「じゃあ文系は嫌いってこと?」青「そうは言ってない。多分なんでも好き」山「武家女?はポエムとか言ってほしい。ツイッター見てもらったら分かる通り、僕も結構ポエム言うので」青「やべー女じゃん!」
ツンデレは好き?山「好きじゃない。思ったことは言ってほしい。デレデレがいい。(デレの行動としてつねくんさんの腕をひっぱるしぐさ)」青「人前でそういうのされるのはちょっと…」
・山「他作品に比べて、闇金ドッグスに関するツイートはいいねやRTが伸びなくて悔しい思いをしている。もっと広げていきたい」
・ゲームコーナーは叩いて被ってジャンケンポンをボタン操作で戦うおもちゃ。カチャカチャしてたというよりはお互いスキができるのをじーっと待って、一瞬でカタがついてたっぽい。孫ちゃんの勝ち。罰ゲームは用意されたハロウィン仮装グッズの中から勝者が選んだものを着けて写真を撮り、後でSNSに載せるというもの。赤いキラキラのアクマの角つきカチューシャを選んで青木デビルにされていました。おりぼんみたいでかわいかった!

■2回目
・この回、小さなお子さんを連れた家族連れが参加してて、その後のハイタッチの時に話しているのが聞こえたのですが、どうもお子さんが村山ファンで誕生日プレゼントとして連れてきてもらったらしい。なかなか闇金ものの円盤買ってこんなイベントに参加するのってハードル高いと思うんですけど、子供の好きをかなえてくれるいいお父さんお母さんだなー。
・P「山田くんはセミが嫌いなんだよね?」山「虫全般嫌いなんですけど、特にセミが嫌い。家のドアの前に転がってるセミの横をそーーっと通っても『ミ゛ッッ』てなるので俺も『ア゛ッ』て」P「この部屋に移動する時に話してくれて、ミッが面白かったので拾いたくて」青「忠臣関係ないじゃん」
・青「セミ食べる役きたらどうする?」山「それはもう食べるしか…」P「いいこと聞いたな~」青「でも俺、さそり食べたことありますよ。旅番組の企画で。観念して一気に食べて、その後Pに毒針の部分を俺も食ったんで食べろって。食ってましたよ」P「やっぱやめとくわ」
・ゲームコーナーは黒ヒゲ危機一髪。剣が青と黄色の2種あって先攻の青木さんが青い剣を刺したので、孫ちゃんはじゃあ俺は黄色で・・・と黄色を選んだのに、なぜかその後青木さんも黄色を刺し続けて黄色い剣の数が足りるのか不安になった。青木さんだから青い剣譲ったの、気づいてあげて?!孫ちゃんが負けて、罰ゲームはまんまるのカボチャのついたカチューシャ。一応本人には何を着けられてるか秘密なんですがつねくんさんが途中で「鏡餅」って口走っちゃったせいでバレてました。山「カボチャのチャチャチャか!」

■3回目
・3回目ともなると最初の挨拶も結構ぐだってくる。「今回が初めて参加の方は?」ちらほら挙手「じゃあ新しいトークでがんばっていきましょう」
・この回はP「何も用意せずに来てるから」ということでほぼ全てお客さんからの質疑応答。頼むP!次からは事前に参加者から質問募集しといてくれ!!めっちゃ厳選に厳選を重ねた聞きたいこと送るから!
・青「この間東京国際映画祭に出たときも、闇金ドッグス観てると声をかけられて嬉しかった」P「シッチェスみたいにしばりのある映画祭…闇金映画祭があれば出したい。闇金○シジマくんと闇金ドッグスと…」「闇金○シジマくんが賞とるでしょ」
・山「最近の忠臣は甘いなって思うことがあるので、今度は思いっきりダークな忠臣をやってみたい」
・ゲームコーナーはワニの歯を押して、噛まれたら負けというおもちゃ。*1「これなんて言うんですか」P「さあ…じゃあ名前つけてよ」山「ガブッとワニちゃん」青「ワニ一頭身」「ワニ半頭身かも」ワニ一頭身が今日のMVPでした。次点はオビワン・毛伸ービ。山田裕貴が勝ちましたが結局Pの選定で二人とも仮装させられることに。客席の拍手の大きさでつねくんさん→リボンつき角カチューシャ。孫ちゃん→黒い翼。翼は当然すぐにばれて「ランランランドセルーは、てんてんてんてんしのはーね」をリアクションつきで。坊主もあいまってちくしょうかわいい!

■客席からの質疑応答
・おでんを作ったのはどっち?青「忠臣なわけないでしょ。司でしょ。」山「忠臣が作って、おい、出来たぞって言ってきたらおかしいでしょ」
AMGアウトロームービーユニバースに出ますか?「それは答えられるわけない」P「お客さんからそのワードが出てきたことで満足」山「マー○ルっぽく」
・自分の嫌いなものが好きな役を演じるとしたらどうしますか?山「セミ大好きな少年とか?それはもう俺が嫌いでもその役は好きだと考えるしか」青「このペットボトルがセミだと思って」山「(好きそうにペットボトルを見つめながら)セミ…ミ゛ッ!ア゛ッ!」青「セミ落としてるやん!」
・忠臣さんと司の好きな食べ物・嫌いな食べ物は?山「嫌いな食べ物はセミ」「セミは絶対に嫌い」「好きな食べ物は…武士っぽいし肉、寿司、焼き魚、味噌汁」青「和彫りも入ってるしね」山「?」青「??」山「今入ってないから忘れてた」青「好きな食べ物は…オンナー(↓)」山「じゃあ嫌いな食べ物は男ですか?」青「まあ、そうなるかも」
・須藤呼びから司呼びになったのは?青「須藤って呼んでたっけ?」山「おい、とかだったような」
・二人でお笑いコンビするならどっちがボケ?山「忠臣はボケたことはないから…(会場どっとはらい)カブトムシってさあ…角あるよね」青「忠臣さん、クワガタです」P「コンビ名どうする?」青「(最前の複数人が着てる服を見て)地獄特急便で。ていうかなにそれ」山「…それ僕が吉沢亮からもらったシャツ*2で…その…地獄特急便って最初俺すごくかっこいいねって言ってたんですけど、デリバリーヘル、デリヘルだよって言われて…」青「ごめん、拾った俺が悪かった!」
闇金ドッグスに出て欲しい人は?青「山田孝之さん。波岡さん。」山「これまでの共演者に出てくれってお願いすることもあって、難しいんですけど出たいとは言ってくれて、二階堂ふみちゃんにめっちゃ荒れた役をやってほしい。出てよーって言ったらいいよって。」青「野生爆弾のくっきーさんも。めっちゃおもしろい」山「デメキンの撮影の時、ラーメン食べるシーンで麺を一度机の上に置いて『麺ぶっといな!』って」
・それぞれのタバコの銘柄の理由は?青「司は最初マルボロで、今回アメスピだけど、マルボロはゴールド、アメスピもゴールド、つけてる腕時計もゴールド、なんですよ」山「悪いことしてる人はセッタ吸ってるイメージがあるので。怖い人はセルシオにセッタ、みたいな。」

*1:スーパーイタイワニーというらしい

*2:お互いに服を送りあうという某誌の企画で吉沢くんからもらった地獄特急便と書かれたBE○MSのシャツ。吉沢くんともおそろいらしく、実際にもらったあと何度も着用姿を公開しているので吉沢亮山田裕貴のTO

ずっと好きでいられるという幸運

前回の記事にスターありがとうございます。自分がそういう気持ちでつけることもあるので、元気だしなよってスターだと勝手に思ってます。ありがとうございます!仕事であーってなったときの2大おまじないとして「人を変えるのは不可能、自分が変われ」と唱えるようにしてるので*1、できるなら髪を一晩で生やす魔法の使い手になりたいところですが、ちょっと難しそうなのでとりあえず向こう一ヶ月半、世界で一番坊主頭が好きな人間になることにしました。それなら一番好きな髪型のjpgを手に入れるという願望と矛盾しないやったね!さらに少年院でお勤め中のtdomさんだと思えばいいのでは?という気付きを得たのでわたしは大丈夫です。いや行ったのかどうかしらんけど。大丈夫大丈夫マインドなら丈夫。

別に推しに限った話ではないんですが、こういうときに必ず出るそんなんで降りるなんて本当のファンじゃない主張が嫌いです。生身の人間だけじゃなく二次元でもめちゃくちゃみました。顔ファンじゃない、演技が好きだと主張したいとして、もしそうなら仮に推しの演技が変化して、変化後の演技が好きじゃなかったら当然降りることになると思うんですけど、違うのかな。好きなものの好きなところが失われたら好きじゃなくなるの、当然じゃないですか。それでも好きでいるって余程のドMか、それとも親を人質にでも取られてるのかな…。もしどう変化しても一生好き!って即答できるとしたら、それこそ本当のファンじゃなくない?だってそれ「何でもいい」ってことじゃん!

などと心の狭いことを言いたくなるときは、最近見かけたこれを思い出すことにしました。これは効く。慢って絶対マウントを略して慢だな!

わたしは本当に好きなものに対しては相当粘着質なほうなんですけど、そもそもおたくなので軽率にこれ好き!ってなるものは結構多い。だけど一度好きだと思えたものをずっと好きでいるのって本当に難しい。途中からつまらなくなった、続編がどうしようもなかった、メディア展開が望んだものじゃなかった。もちろん原因は対象だけじゃなくて自分が変わったからというパターンもある。最後まで好きでいられた作品もあって、それは本当にいい出会いだったなあって思うけど、最後まで、っていうことはそう、終わっちゃってるんですよそれ。終わったらさみしいじゃん。ずっとわたしの好きなまま、ずっと続いててよ。だけど、そもそも人間には飽きるという機能が備わっているので、ずっと好きでいるためには変化が必要で、こと物語においてはその最大の変化が「終わる」ということなんじゃないかなって思う。ヅカが最初から終わりを組み込んでいるのもきっと同じことなんだろうな。
推しはフィクションではなく人間だし、素人が客観的にみても一生俳優でいてくれそう・いられそうではある。終わることを常に意識する必要もない(先に自分が終わるのと半々そうだ)これ好き!レベルでなく、本当にはまるとき、自分は沼じゃなく枯れ井戸って言ってるんですけどすこーーーんと一瞬で落ちるので早いんですけど、そういう吸引力のある枯れ井戸に出会えるペースは人より少ないし、年々好きだとか面白いとか感じることが難しくなってきて、ここまで生身の人間にはまれるのは推しが最初で最後だろうなーとは思う。そして、実を言うとわたしは昔の推しはそんなに好きじゃない。今が好きだからその延長で若い!かわいい!とは思うけど、顔つきも演技も今とは全然違ってて、正直好みからはずれる。今のすごい好きな部分と全然変わってないなってところもあるから、いいな、気になるなぐらいにはなったかもしれないけど、それでも今のレベルにはまれるのはどんなに早くても2年前の若頭補佐からだろうな。その2年でも変化はあって、めっちゃ好き!ってのもあればなんじゃこりゃってのもある。正直、めっちゃ好き!のタイミングで止まってくれたらいいのにって考えるときもある。でも人間は変わるし、変わらないとだめだ。そうでないと面白くない。相手も変わるし自分も変わる、変わり方によっては全然違う場所にいっちゃうかもしれない。だからこそ、それが重なったときにすごい幸せになれるんだと思います。


というようなことを考えていたら、2021年も俳優でいたいって話す推しの動画が公開されてました。あと3年とちょっとかー。絶対にその時も好きでいるとはわたしには言えないな。だけど、その時も好きでいれたらいいなって思うし、好きを全うできるお金と時間と体力があるといいなあと思う。後者の方が危なそう。こわい!

*1:ちなみにもうひとつは「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ」山本五十六