強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

イマジナリー孫というビジネスモデル

二次オタク界隈では萌えキャラを孫扱いするのは割とメジャーな発想なので、てっきりオタ発祥のアイデアだと思っていたんですが、中村勘九郎の息子二人のお披露目公演のニュースを見て、よそん家の子供を孫だと思わせて金を稼ぐビジネスモデルはもっとずっと昔からあったんだなあと驚きました。
推しを孫だと思うメソッドの最大の利点は所属事務所を嫁に設定できるところです。姑は嫁が憎いものなので、孫がいけてるのは全部孫の手柄だし、孫がいけてないのは全部嫁が悪いのです。ねえ嫁子さん、いくら身内向けのコンテンツといえど、FC会報の撮影に孫ちゃんが競艇場にいるおっさんみたいなコーデに洗って乾かしただけの頭で来ちゃったら、何か別のお衣装を着せるなり、髪を軽く盛ってあげるなりするのがあなたのお仕事でしょう?なにをやっているの?とひとしきり怒った後、うわーーわたしってばほんとクソトメだな!?って反省するまでが1セットです。このようにクソトメであるわたしは当然嫁子さんに嫌われているので普段は孫に会わせてもらえないのですが、入学式とかピアノの発表会とかそういうイベントごとの時には資金援助と引き換えに30分だけ孫を見せてもらえる…という設定です。この遊びに特にゴールはありません。

 でも出る作品に関して特に不満はないっていうか、今までのあんまり好きじゃない作品も、じゃあ出ない方が良かったとはひとつも思わないし、こと2017年の予定に関してはどれこれも期待してるんですよね。嫁子さん、孫ちゃんを産んで育ててくれてありがとう…。不満があるのは大抵お衣装とかお衣装とかお衣装です。年始、色んな人におたくのお孫さん、おしゃれパンツのおしゃれポッケに物を詰め込んでるけどどしたの?鞄もってないの?と心配されました。ばぁばに言われても困るよぉ…でも嫁も言われても困るよね、知ってる!お衣装のセンスが良くなるボール、どこかに売ってないでしょうか。きっと7つあって世界中に散らばってて、孫はまだ集めてる最中なんだ…

 ブログのアイコン画像を追加しました。それらしい画像にしたいなあとiPhoneのカメラロールの中をいろいろ探して、以前連れて行ってもらった航空祭で見たブルーインパルスの写真にしました。どこまで行くの?ってびっくりするぐらい、ひたすら上へ上へと飛んでいく機影になぜか泣きたくなるほど感動したのでまあその通りの願望です。はやくハイタッチとかバスツアーとかしないステージにいってほしい。バスツアーこわい。ARPPUではなくDAUの多い俳優になってくれ。
最近、はてなに限らずいろんな俳優沼の人のブログを読んでまあ色んな人がいるなあとしみじみしました。俳優沼の人は「会いに行く」、兼二次オタの人は「見に行く」と言ってるのがおかしいです。わたしも孫の現物は見たいけど会いたくはないのでハイタッチ会にはマジックミラー設置してくれませんか。
わたしは決してガチ恋はしないのですが(好きなタイプと萌えるタイプが明確に違うので)、単にガチ恋勢とは発露の方向性が違うだけでめちゃめちゃ対象に執着する人間ではあるので、既にいろいろ憂鬱です。自分の好きなものが他の人にとっても一番じゃなきゃ嫌なの。そのくせ元々一番のものにははまれないの。モンスターグランマです。孫ちゃん、はやくおっきくなってね。