強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

最近の推し事メモ

140字じゃ書ききれない最近のあれこれです。あと最近のトピックスとしてはとにかく原野玲夢くんがかわいい。原野玲夢くんが!かわいいんです!!困った!!!

 

◾️あゝ荒野ごはんうまそげすぎ問題
後編観る前に書いておこうと思ったけどタイトルで結論でてた。まあごはんがおいしそうなんですよこの映画!そもそも食事シーンが多い。思いだせる限りでこれだけ。

・冒頭で新次が盗み食いするチャーシュー山盛りラーメン
・昔の仲間と再会する喫茶店のチョコレートパフェ
・床屋のバックヤードでバリカンが食べる白米だけのおにぎり
・新次とバリカンが減量のために食べるキャベツ&食卓塩
・元ラブホのケアハウスで出される流動食
・芳子とのデート時に食べるラーメンとメンマ
・プロテスト合格のお祝いにBAR楕円で食べるお惣菜いろいろ
・ケアハウスの休憩中に食べる幕の内弁当
・新次に拒否され、京子が泣きながら食べる手作りお弁当
・建夫が自殺研究会におごってもらう居酒屋の食事
・自殺志願者達が保護施設で食べるカップ麺
・新次の子供時代、教会の養育施設で出されるおやつ

特にチョコレートパフェと手作り弁当(ラップにくるんだ枝豆いり炊き込みご飯のおにぎり!)がうまそげ度マックス。やばい。あのチョコパフェ、ロケ地の昭和な喫茶店に行けば食べられるやつでしょうか。次観る時エンドロール確認しておかなくちゃ。もしかしてチョコパでなくクリーム盛ったコーヒーゼリーかな?とも思うんだけど、どっちにしろすんごいたべたい。

単に食事中のシチュエーションというのでなく、それぞれ実際に食べるところがちゃんと映されるんですよね。ついでにセックス(自慰含む)シーンも多いし、眠っているシーンも何度か。食欲・性欲・睡眠欲は意識的に撮ってるように感じました。 中でも「食べる」は「=生きている」の象徴として描かれてるんだろうな、と。ひとりきりの味気ない食事、新次・バリカンで楽しそうに食べるキャベツと塩、流動食をひっくり返しておいてまた食事を要求するおじいちゃんとか。自殺志願者たちの食事シーンはあるけど、自殺研究会のメンバー達は作中何も食べない。そういや裕二も食べる描写はなかったけど後編はどうでしょうか。
孫ちゃんがこの映画を観た感想として「俺、ちゃんと生きているか」ってことを何度か言っていて、それについても考えてる*1んですけど、あゝ荒野のいいな、好きだなって思うところは、生の描写としてごくごく当たり前の食事シーンを丁寧に優しく描いてくれてるところだなあって。映画の山場はボクシングシーンだし、そこはたしかに生命力の爆発のようなものすごい迫力だったけど、それだけをもって「生きてる」って言われても困るじゃないですか。ひねくれ者なので、毎日同じ時間に同じ電車で同じビルに通って仕事して帰って寝てを繰り返してる自分は死んでるのかって思ってしまう。でも、あゝ荒野は二時間半のかなりの部分をご飯食べて寝てセックスしてっていう生活の描写に費やしてる。木村多江が泣きながらお弁当がっつくところ、めっちゃ好きです。最初捨てるかなって思ったけど、食べた一番の理由はきっと悲しいでも悔しいでもなく「もったいないから」ですよね。自分と地続きのところにそっと肯定をおいてくれるところが好きなんだなあって。週末に後編観れるのが楽しみでならない!


◾️闇金ドッグス7がスクリーン1だった
結局6は忙しくて初日以外行けなかったのでどうだったか知らないんですけど、4と5は初日以降はスクリーン2(60席)だったのが、7は2週間の公開期間中ずっとスクリーン1(335席)でしたヤッター!同時公開作との兼ね合いもあるでしょうが、人気増えつつあるんだったら嬉しいなあ。ちなみに休日夜に観に行ったら半分は男性だった!以下、見直して気付いたメモ。
・ロシアの文鳥ドMシコスキーの「縄と鞭」主人公はニコニコスコスコ。
・おでんの具は玉子大根ごぼ天以外に鍋の中に昆布?らしきものを確認。
山田裕貴の嫌いな食べ物は1st写真集から更新されてなければゆで卵で、忠臣さんにもその設定が反映されてるならあの大量の玉子は須藤司分なのか。
・忠臣さんのおでん食べる順番は大根半分、大根半分、ごぼ天一気、しらたき一気、でした。そこまで全部口に入れてぱんぱんになったほっぺたが段々ひっこんでいくとこだけ延々と見てたい人生でした。ゆっくり食べていいんだよ〜〜。

 

◾️推しの話してたら新幹線終電を逃した
トモゲのオーラス挨拶の箕面を堪能したあと、友人にうちの孫かわいい話を聞いてもらっていたら終電に乗りそびれました。わざわざ新大阪の駅の構内で飲んでた意味なかったな!翌日仕事してからの亜人完成披露で、しかも入場ハガキは自宅にあるため直接出社もできないということで、少しでもはやく帰るために一旦最終の新幹線にのって名古屋泊、翌朝始発で東京戻る羽目になりました。でもトモゲの挨拶相当行った中でラストの箕面が一番楽しかったので悔いはないです。ちなみに飲んでて新幹線の終電逃したのは人生二度目です。ついでにその日の朝はりんくう常滑駅で降りなければいけないのになぜか常滑駅で降りてしまい途方に暮れました。やきものしかない。おばあちゃん、しっかりして!

 

◾️推しのブロマイドを買ったら車にひかれた
ガチです。Dボ推してる人なら知ってるあのワタナベのショップがあるアップルストアの横の道で、ブロマイド買った直後に車にはねられました。コントか。怪我自体は転んでぶつけたレベルなんで大したことないんですけど、人生初の救急車に乗ったり、みんな(はねた人とはねた人の上司と警察)が救急車でいけっていうからしぶしぶ乗ったのに、救急隊員の人に警察への嫌味をぶつけられていたたまれなくなったり、診断書は郵送でいいと思ってたらその日のうちに警察に持ってこいと言われたりとにかくありとあらゆる面倒な目にあったので、心の底からブロマイド買った後で良かった!って思いました。買う前にはねられてたら絶対買う暇なかった。怖。
あのあたり、当然孫ちゃんもよく通ると思うんですけど、あの一帯で配送のお仕事してるとおぼしき運転手の完全な前方不注意だったので、はねられたのが自分でよかった、推しでなくてよかったって思ってしまって我ながら祖母業が板についてきた気がします。でもそうまでして買った9月のブロマイドのお衣装(私物)が漆原教授みたいな変な柄のサイズ合ってないシャツだったので帰ってから超むかつきました。いってもイケメンなのでどんな柄でもまあ似合うんですけど、サイズ感は大事にして!鈴木貴之*2を見習って!!推しと服の趣味が合わない問題どうすれば解決できるんだ〜〜〜


◾️デメキンの場面写真が引き続きよすぎる

https://spice.eplus.jp/images/f21ozGHLzFjRwtDPnt7kVSncunAG7W6I8rXytG5MZcklbiDvmBotbbUTuLbD7E5V

最高ですやん…この過去パート?ぽいやつ、どのお写真もレベルEの見えない胃袋編ぽいなーって思う。つまり超すき。京都の映画祭に招待決まったらしく、日程次第では観に行くんではよスケジュールだしてー!

*1:推しとは感性が合わないので推しの反応の微細を知りたいわけではない

*2:HiGH&LOW古屋役で孫ちゃんと仲良しの超絶おしゃれマン。私服が完璧すぎてお衣装の方がださいという逆転現象がよく起きてる。

安藤忠臣はおでんが好き(闇金ドッグス7ネタバレ感想)

好物判明!好物判明!おでんーーーーーー!!!!と、勝訴の紙を持った人みたいに劇場から駆け出てきたい人生でした。わたし好きなキャラはとりあえず好きな食べ物と嫌いな食べ物が知りたい人間なのでとりあえず片方わかってめちゃめちゃ嬉しい。いつ忠臣さんを養うことになってもいいようにめっちゃおでん作る練習する。大根面取りして下茹でするとこからやっちゃう。あと嫌いな食べ物もお願いします!実はあんなにストックしてあんなに飲んでるブラックコーヒーは嫌いなんじゃないかと思ってるんだけどどうでしょう。

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闇金ドッグス7観てきました。片方めっちゃいい席でpotちゃんサンキュークレジット!今回、司会のPがいつも以上にリラックスしてて飲み屋かよ、みたいな舞台挨拶でめちゃ楽しかったです。FCの円盤特典、闇金座談会@居酒屋とかいれてくれてもいいんですよ〜イケタニ先生呼んでくれてもいいんですよ〜〜!ていうか新宿シネマート、アルコールも売ってるし2回目の挨拶は1ドリンク制にして、壇上も酒片手にやるぐらいでよくない?孫ちゃんと乾杯したいし、推しの顔を肴に酒飲みたいし劇場も儲かってwinwinではないですか。
以下は観た後に友人から「6と7どっちがよかった?」と訊かれてからのメールです。観てすぐの感覚を文字で残しとかないとすぐ忘れちゃうの、おばあちゃんだから…。

・うー難しいな 好きなのは6 これはわたしが忠臣さんが好きだから
でもわたしがりぼん漫画大賞の選考者で、6と7が漫画として投稿されてきたら7
7は罪と罰モチーフで5とも6とも対比的に綺麗におとしてきた。この伏線としてなら5も評価する。ただし前作までをみてるのとみてないのでは全然面白さが違うと思うので、Vシネでそれはいいのか?とは思った
・とりあえずめちゃめちゃ脚本が読みたいしイケタニマサオに一杯奢りたい
・ていうか闇金ドッグスで初めて泣いた
・同人誌ってわりと救いとかそういう話多いけどその路線かな 超絶理屈っぽい恋愛と言えばそうなんだけど、感覚で進むスイーツ映画と違って構造として美しいラブストーリーだったよ

総括するとエマちゃん天使でした。天使みたいにかわいいとかではなく(いや逢沢りなちゃんめちゃくちゃかわいかったんですけど!!)舞台装置としての天使でした。完全に罪と罰のオマージュでエマちゃんは娼婦のソーニャ。全てを5から反転してきた。老老介護に対しておそらくどちらもまだ二十代の交通事故被害者の姉を介護する妹。社会人として無能の沼岸と、学があり、容姿にも恵まれたエマ。あと6も7も債務者が借金返済のために文字通り「身体を売る」のが共通してるのも、6では返済のために水やるって覚悟決めたくせに連れ出しスナックでチキってたダメンズ未奈美ちゃんと、きっぱりとお風呂に沈んだエマちゃんが対比的なのも、出来過ぎと取るか、構造が美しいと取るか人によって好みが分かれると思うけどわたしは後者です。物語構造を優先しすぎてちょいちょい無理がある(遺児向けの返済不要奨学金あるだろとか、なんでランナーが100万持って毎日同じとこ走ってんのとか。姉の事故は無保険自損だとしてもそれでもなんか社会保障あるよね、多分)けど、とりあえずそこは許しました。今回P発案でラブストーリーとなったものの、40オーバーのおじさんばかりで脚本難航した、とのことですが、すごく納得しました。めちゃくちゃ理屈っぽい!おじさんが考えてそう!けど好き!
セリフとしては出てこないですけど、エマちゃんはすごく強い自罰感情がありますよね。きっとお母さんは女手一つで姉妹を育てるために働き詰めで死んだんだろうしそれが第一の罪で、おそらく学がなかったであろう母や姉のようになるまいと大学行ってさあこれからというところで姉が事故に遭い、どこまでも追いかけてくる罪に、自分は罰を受けるべき人間だと確信してしまったんだろうなあと。だから人の手を借りることよりも自分の身一つで返すことにこだわってしまう。この辺もう少し丁寧にやってもよかったのではとは思います。明らかにもっと受けられる支援があるだろってのは観客みんなが感じるレベルなので、制度知らないバカby伍代に見えてしまうし、エマちゃん頭良い設定が揺らいでしまう…。本当は頭良いからこその頑固さであり自立心と孤独なのに。
かくしてエマちゃんは魂の正しさを守るためにお風呂屋さんに行き、司くんはその正しさと清らかさによって救われたのでした。「2万円貸して」でぶわっと涙出た。須藤司がずっと傷付き、傷付けられてきた行為で救われるって美しすぎる。約束をする、それを破るという裏切りをずっと描いてきた闇金ドッグスだけど、約束って本来は未来からの希望だよね。いつかエマちゃんも須藤司を救ったっていうことに救われて欲しい。自ら受けにいった罰をまっとうしたら、今度こそ夢みるものではなく、現実として「幸せにして」って言って欲しい。問題は奨学金完済する3年後がちゃんと描かれる可能性がなさそうってことなんですよね…YMD48になった時に須藤司の側に須藤かずこちゃんがいなかったら絶許だかんな〜〜〜?!
罪と罰、読んでないって人はわたしの大好きな大島弓子先生が「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」という短編漫画にしているのでそちらをおすすめしておきます。すぐ読める分量です。なずなよなずなという文庫にはいってて表題作もすき!罪と罰をモチーフにしたことにすごいなって思ったのは、そもそも殺される老婆は「金貸し」であるというところです。とんだ皮肉だな?!そういえば孫ちゃんは金貸しと金貸しを殺す役、両方やってるんですよね。すげーな。

ところでイケタニマサオ先生はスーパーヒーローというワードにどれだけ恨みがあるんでしょうか。これも1観てないとわかんないですけど、もうあの先生がスーパーヒーローって言い出した瞬間これあかんやつだって察しましたよね。あそこまでとは思いませんでしたけどね…先生役の方、真ん中の下の歯2本がないようにみえたんですけどこれもぺろぺろ用なの…?(怖)
友人へのメールにも書いたけど、これまでの話の内容踏まえてないと分からないとこが多いのは気になりました。最低限須藤司と忠臣さんが元同僚で、前回のラストで須藤がラスファイを飛び出したことぐらいはないと厳しいのでは。主戦場がレンタルなので、Tカードで相当データ追えると思うんですが、そういうの制作側にフィードバックされてるんでしょうか。もし今までの説明はしょっても大丈夫と確信できるぐらい、継続して借りられてるというデータがあっての話ならそれはそれで嬉しいんですが!

あとつねくんさんファンの方はどうなんでしょうか、今回。いきなり股間から始まるのとか、尻出しとか、鳩のエサ食べるのとかよかったのか…わたしつねくんさんはタイプ的に好みではないんですが(すみません)、それでもこんだけ闇金ドッグス観て、舞台挨拶やメイキングも見てるといいなと思うことも多いし、大分好きになってきたんですよね。孫ちゃんが割とギラギラしたとこも隠さないのに対して、自分が見た限りではつねくんさんは何考えてんだかよく分からないところが魅力だと思ってるんですが、元木監督ってそういう人間の皮ひんむいて中身引き出してやろうってタイプじゃないですか?それはいいんですけど、中身出してみたら意外にピュアかもしんないし、闇かもしんないし、何も入ってないかもしんないしとにかく人によって違うのに「ギラギラした中身があるに違いない!引きずりだしてやる!」になり過ぎてる気はしました。それ、入ってるかどうかわかんないじゃん。そこに関してはつねくんさんのぱっと見の雰囲気のまま撮ってくれてる1〜3の須藤司の方が好きかなー。もちろんそっちが先だったからっていうのは多いにありますけど…。なので、エマちゃんの文学少女トークのあと「俺バカだからよくわかんね」っていうところはめちゃくちゃすき。
あと忠臣さんが6に引き続きすぐに手と足が出るマンなのも気になった。その枠は金山龍太くんがいるから!忠臣さんは肩書きの通りにしか生きられない人間だし、今は自覚的にカタギの肩書きをしょっているのではないのですか…森に声をかけるときのビジネス猫なで声とかああいうのまた観たいです。

最後のおでんシーンはさあ…レッレのアイスシーンかよみたいなさあ…たしかに映画館からは楽しい気持ちで帰りたいって言ったけどさあ…イケメンがイチャイチャしながらなんか同じもの食ってたら楽しくさせられると思うなよ……ってめちゃめちゃ楽しくなったわーーーーー!!く、悔しい、こんなんで…こんな…楽しい!!かわいい!ちくしょう!
なにせ忠臣さんドリ女なので、どっちかというと忠臣さんの好物が判明したことの方にテンションあがったんですけど、エマちゃんとの別れの後で、なんてことない楽しいシーンで終わらせてくれたのはよかったです。8までは間が空くわけですし。泣いた後笑わされて疲れたけど!8・9、やる前提で話してたので楽しみにしております!

 

以下は本編で気になったとこや舞台挨拶のことなど。

・「司くんは東京で頑張ってるんだね」前回のラスファイ住所であれって思ったけど、やっぱりここ東京なんだ?!めっちゃ背景に045の電話番号うつってるけど??忠臣さん、同じY 浜市民としてよこはま緑税払ってると思ってたのに…
前山剛久さんはケーハクだけど野心あるホストでめちゃめちゃ好きなやつでした。前山さんへの印象がおうちがお金持ちの人だ&あんステでお金持ちの役やってる人だ、なんですけど、そういう雰囲気の漂う顔を歪めてああいうこと言うの、それこそ中身にどんなドロドロが入ってるんだろうって感じですごくいい。
・先生、最後のドラム缶に詰められてたけどあれでどうやって回収するのか教えて欲しい。普通に臓器売るにしてもドラム缶に入れる意味とは???
・おでんの具は大根ゴボ天玉子。玉子やたら多い。
・2回目挨拶始まって定位置についてすぐ、孫ちゃんがつねくんさんに割と長いこと耳打ちしてたけどあれ何話してたんだろう。
・監「男臭いスタッフに男臭いキャストで作ってきたけど、ヒロインは花のようで」
山「あ、この花摘も!ってなりませんでした?(お花摘むポーズ)」
監「ならない(苦笑)」
お花を摘むってトイレ行くの隠語なわけですが!
・フォトセッション時、下手向いてる時に孫ちゃんの隣にいたザブングル加藤さんが隠れてますと言われたので、次に上手向いた時に加藤さんが隠れないようにめちゃくちゃ青木さんの後ろにくっついて顔だけ出してたの死ぬほどかわいかったです。もちろん山田さん隠れてますって言われてた〜!

亜人∞FES 完成披露試写会感想

お金かかってそうだし原作面白いし本広監督だしA-TRIBEだし、ここ最近の中でわたし的に一番期待してたんですけど……うん。原作未読の方は未読のまま観に行ったほうが楽しめると思います。こちらからは以上です。

良かったところ
・田中(城田優
でかいかっこいい身長と容姿による有無を言わせぬ迫力はすごい!
・高橋(山田裕貴
かわいいしよく動くし園児おじちゃんだった。拳銃以外の銃アクションってはじめてでしたっけ…?オフィス制圧するところすごいかっこよかったやっぱり本広監督のカメラワークは気持ちいい。白いお粉設定はイキっぽいけど実際にそういうシーンはなかった残念!帰るとき近くのJKが「山田裕貴くん出てた?」って言ってておいおいめっちゃ居たしめっちゃいいシーンもあったやんと聞き耳立ててたら、高橋は覚えてたけど山田裕貴がやってると気付かなかったらしい。カメレオン俳優よかったね!
・ゲン(平楚生成)
事前にぐぐった時はかわいい顔してるなーって印象だったのにヒゲはやしてかなりゲンに寄せてきてびっくりした。期待通り高橋とニコイチでリセット役なのエンドレスで見てたい。
・奥山(千葉雄大
何も言うことはない。最の高。
・下村泉(川栄李奈
すごい!よく動く!そんで喘ぎがいちいちちょっとえっちで良い。個人的ベストバウトは田中VS下村。男女でここまで身長差ある殺陣って初めて観たかもしれない。
・ラスト 
映画模倣犯のラスト(生首爆誕)を彷彿とさせてぷぷってなった。

良くなかったところ
・佐藤 漂うザコ感
・戸崎 漂うザコ感
・永井圭 意味不明
・全年齢にしたこと
・脚本

改めて海斗と中野って必要だったんだなって思った。永井圭はそもそもかなりの何考えてるか分からない系主人公ですが、この二人との対比でキャラ立ちしてるのに、妹とばあちゃんと平沢に微妙に振り分けた結果意味分からん存在に。なお妹はいつの間にかフェードアウトしていました。脚本しっかりしよ。亜人のいいところってアクションシーンの佐藤無双と不死身チャンバラと死に芸だと思うんですけどリセット推しの割りに暴力描写ほぼなくたまにうすーく首かっきってるぐらい。ミンチ転送も1ミリも肉片映らない。嘘だろ承太郎。銃撃戦は確かにかっこよかったけどほぼそれなので亜人でなくても良かったねって感じです。毎分手か足か頭ふっとばしていこうよ!


舞台挨拶メモ
・孫ちゃんはダブルのジャケットだったけど、ずーっと一番下のボタンが外れてるなって思ってみていました。
・最初の挨拶時、ひとりだけ声がでかくてテンションが甲子園の選手宣誓でした。開口一番「山田裕貴です!」から始めてて、早く全員が知ってるわwwwってなってほしいなあって思う。
・撮影時の思い出に何も答えられてなくて震えるほどかわいかったです。それだよ~それがいいんだよ~~!
・壇上で何度も城田優と目を合わせてはニコニコしあったり、真顔で見つめられてびびったりしていてオペラがはかどる。作中の高橋も先輩大好き感めっちゃありましたね~千葉雄大綾野剛のアドリブで「かわいい顔して~」って言われる話をしてるときに、城田優からぶっこめって目配せされてた。無茶を言う…。城田優は自由だなあ。

珍しく個人で記事が出てたので記念にリンク。孫ちゃんの記事アクセス良かったりするんでしょうか。そうだといいなあ。

mdpr.jp

二度めの夏、二度と会えない君 先行上映(ネタバレ感想)

nido-natsu.com

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ひと月近く前になりますが、ニドナツ先行上映行ってきました。その後のトモゲ完成披露も下書きにつっこんであるので早くまとめなきゃ。完成披露や先行上映時の感想をあげておくと、公開初日に突然アクセス伸びるので、みんな結構感想探してるんですね〜。なるべく推しのプレゼンになるような記事を書いておかなくちゃって思うんですが、つまらんときはつまらんって言いたい人間なので効果はあやしい。

というわけで名古屋の先行上映ですが、なぜどこよりも先行して名古屋…?しかも18:00からの舞台挨拶を終えた後、主演の村上虹郎君は20:00から京都でトークショーで震えました。冬なら岐阜羽島で何があるかわからないおそろしいスケジュールですやん。夏でよかったな!?しかし、小○館さんの考えることなのでしょうがないです。(わたしは小○館に個人的に多大なる恨み妬み嫉みつらみがあります)たまに名古屋遠征するのですが、新幹線ですぐだし、ひつまぶしと風来坊食べるのが楽しみなので結構好きです。名古屋メシで食べるべきはこのふたつだよ!あと朝ならコンパルのえびサンド。マゾな人はあんかけスパ*1をどうぞ。

舞台挨拶の覚え書きから。その下に本編ネタバレ感想です。

・会場のミッドランドスクエアシネマはシートが全席レザー張り(!)でなかなか快適でした。廊下のおしゃれ感とかトイレとか豊洲っぽい。松竹系なのかな?入口のでっかい自動ドアがハイローEOS仕様でテンションあがりました。
・当日のお衣装は事前にSNSで見た瞬間、リンネル好き女子みたいな格好だな!?って思いました。いざ生で見たら萌え袖が最高にかわいかったので許した。
・山「名古屋出身なので、おかえりーってもらっていいですか」「せーので」会場「おかえりーー(控えめ)」山「ありがとうございまーす」
・山「先日第2PKのひ○みさんが実家に来て妹と飯食ってて。うちは基本ウェルカムなんで・・・さすがにこの場の全員は無理ですけど」「今日もおかあさんが客席に」おかあさんって言ったあと照れたのか「おかん」って言い直してました。中学生か。おばあちゃんもいるよ~!
・村「他のタイムリープものに比べ、半年なので色んな出来事を覚えている。覚えているから孤独な存在」「撮影中、役作りもあって他のキャストと距離をおいていたけど山ちゃんがつないでくれた」
・山「(前の話題失念)虹郎はにじませてる。虹郎だけに。」「地元名古屋なのにスベってる?フィギュアスケート本場だけに…ぼく小中高とすべりキャラなのですべるのは慣れてる」村「それが売りだろ」
・山「撮影時、初主演舞台とボクシングの練習とバンド演習が同時で俺は何者だ?ってなってたけどその甲斐あっての演奏シーン」村「差し替えられてたらどうする?」山「俺カットされてるの!?」
・山「ニジーは作中歌わないけどすごく上手い。鼻歌とかうまってなる」
・村「今日が最速で、いろんな年齢の人がきてくれて嬉しい。ぜひ感想の拡散を」
・ラスト、客席を入れてのフォトセッションがあり、先々週の夏風邪がぶり返したために大事を取って自宅で静養していることになっているわたしはめちゃくちゃ焦りましたが、司会の方がちゃんと「今日ここにいてはいけない人は顔を隠してくださいね~」って言ってくれたので大丈夫でした。やっぱりそういう人多いんだなあ。平日のイベントは月2回ぐらいまでにしてほしいものです。今月めっちゃあるのでそろそろ親戚を殺さなければ。

以下、本編ネタバレ感想です。

 


・良くも悪くもラノベだなーーーーってのが第一印象です。ヤレヤレ系男主人公のモノローグで進行していく演出が完全にラノベアニメのそれなので、どうしても実写青春物映画よりもラノベアニメと比較してしまった。
・特に引っかかるのがヒロイン・生徒会長のキャラ造形と主人公のモノローグ。京アニ制作でヒロイン(CV悠木碧)、生徒会長(CV平野綾)ならそういうもんだと思って流せるヒロインのゴリ推し天真爛漫さも生徒会長のツンデレ&クズエピも、実写だと、おいなんやのこの女…となってしまってしんどい。あと主人公のモノローグは、作中の台詞同様、ややぶっきらぼうな語り口調なんですけど、これもハルヒキョン氷菓のほうたるのレベルと比べてしまうので正直厳し…氷菓のほうたる最高ですよね。キャラの性格や喋り方がそうでなくても、モノローグだけは落ち着いた感じに寄せた方が客も感情移入しやすいんだな〜って思った。
タイムリープもので、主人公が一巡目との差異を常に気にしているので、トゥルーエンドを目指す系かと思いきや別にそんなことはなかった。
・二巡目、タイムリープしてるのは主人公だけと思わせて実はヒロインの方もタイムリープしてる設定だろ!と思いきや別にそんなことはなかった。
・なので結末は意外でした。予定調和でない、やるせなさもあるエンドでしたがそれはそれで結構好きです。それだけに、タイムリープの話と、ヒロインと主人公の恋バナと、主人公の成長物語との3つに話がばらけちゃってるのが残念。恋バナか成長物語のどっちかメインでもっとエモくしてほしかった!冒頭の大学見に行くシーンみたいなベッタベタで泣かせてほしい。
・もう一つすごく引っかかったのがハナゾノさんの存在…話の展開上必要な嫌な奴なんですけどなんでここにファニーフェイスというか有り体に言えばブス*2を持ってきたのか。嫌な奴役がブスにされてるとブスはもうそれだけで罪なのか…とかなしい気持ちになります。それがテーマの話ならむしろ好きなんですけど、こういう作品では全員のこと好きにさせてほしいよー。
・とはいえ、わたしはこの作品のターゲット層からは明らかに外れているので、自分が中高生だったらもっと素直に楽しめたんだろうな。もうこの年になるとヒロインが難病で死ぬってだけで脊髄反射的にうわーーーーマイナス500万点!って思っちゃうんですけど、既に似たような作品を知ってるっていうただそれだけで後から知った作品をつまらなく感じてしまうの、すごくさみしいことです。記憶消すボタンほしい。
・一方で孫ちゃんの石田六郎、金城茉奈ちゃんの花京院姫子の変人コンビは良かった!石田六郎役を変態ベーシスト変態ベーシストってすごくアピっていたので、どんなキャラ造形にしたのかと思いきや素の山田裕貴じゃねえか(本当にいつも見てる感じそのままで笑ってしまった)(でもそれ故にめちゃくちゃにかわいかった)っていうのは置いといて、二人とも「変わってはいるけど根はまっとうないい子」感がしっかりあるので、主人公が常に孤独に苦しんでる状態で進行する話の中で、二人が二人なりに主人公を助けようとしたり、人と関わろうと努力してる姿はすごくほっとするし、ラストシーンでは仲間でいてくれて良かったなって思えました。
・金城茉奈ちゃん、好みのお顔だし、最初貞子状態だったのもめっちゃかわいかったので、わたしの中のハンターハンター実写キャストのパーム役に内定した!めちゃぴったりではないですか。
・結局謎のメロディの謎とか明かされなかったんですけど、アニマートの曲と似てることとかほったらかしなんですよね…もしもあのメロディが死を間近に控えた人間だけが生み出せる例の力で、10年前に生活指導の先生がアニマートギターの力によってタイムリープして、ギター店店長を守るために二巡目で悪役の道を選んでたとしたら先生→店長の報われない百合最高だなって思いました。この二人の関係性は正直萌えた!
・伝説のバンドの名前がアニマートと知ったぼく「アニメイトみたいな名前だな」
・主人公たちのバンド名がプライム+メンバーでプライメンバーと知ったぼく「アマゾンプライム会員みたいな名前だな」
・ラストシーン、六郎くんの衣装を見たぼく「暗黒武術大会から帰るときの蔵馬の服だ

現場からは以上です。

*1:まずい訳でもなく、しかし美味しい訳でもなくただただ困惑を生むだけの謎食

*2:記号としてのブス演出がなされていたということであって、演じてた方はもちろんブスじゃないです。

あゝ荒野前編完成披露試写会(ネタバレ感想)

kouya-film.jp

まずは観終わった直後のtwitterの所感から。

・あゝ荒野完成披露おわった。面白かった…2時間半飽きさせないってそれだけですごい。推しも善良なサイコパスでめちゃくちゃよかった。菅田将暉はずるいな〜〜〜〜〜。一気見できるぴあ映画祭のチケット、買っておいてよかった。はやく続きみたい!

・あゝ荒野、寺山修二原作、2時間半の前後編で合計5時間超ということでもっとアート寄りの作品かと思ってた。賞は取るけど客は寝る的な。全然違った。ちゃんとエンタメでちゃんと客を楽しませにきた。時間と題材を理由に観る人少なそうなのが残念。ちゃんとプロモーションしてちゃんと数字取れて欲しい

菅田将暉のことは女優だと思ってるし、最初にみたときすごいファムファタールだ!って感じたんだけど、あゝ荒野でその直感間違ってないって思った。菅田将暉は陽で、推しは陰だとも。展開自体はしんどいのに、その菅田将暉の謎の陽の力によって二時間半が生命力に満ちていたし、良い意味で寓話だなって

・ユースケサンタマリアもでんでんも陽の人だし、泣いたりはせず、笑ったり手に汗握る二時間半だった。新次と裕二、キャスト入れ替えたらどうだろうってつい考えてしまったけど、多分つらくて号泣するし、めっちゃよかったけどもっかい観るには一週間くれってなりそうだな〜〜菅田将暉はずるい!

ほんとにこれ、めちゃめちゃ面白かったです。ちょっと検索してみたけど他の方の感想も興奮気味に絶賛してるのが多くてやっぱそうだよね!ちょっと前にtwitterで話題になってたウェブ漫画の「映画大好きポンポさん」でロリっこ映画Pのポンポさんが「映画は90分以内に限る」って話をするんですけど、わたしも映画90分教の信者です。いや別に越えてもいいんですけど人間の集中力とか尿意とか考えなくてもいいのは90分までかなって。ユースケサンタマリアも1時間半が限度って言ってて膝連打した。90分越えるときは、越えるべき必要性をちゃんと考えて欲しい。それだけにハイローみたいに2時間、LAND特別版にいたっては2時間半あるのに体感一瞬な作品に出会えるのはめっちゃ嬉しいんですけどね。
話はそれますけど、スマホの普及で明らかに人間が飽きるまでの時間って短くなってるじゃないですか。昔は日単位で考えればよかったことが、今は時間単位分単位、さらには秒単位で飽きないようにさせないといけないし、そのうちLINEの通知をチェックできないから映画館には行かないなんて層が大量に出てくると思う。いやもういるのかも。いますね。にもかかわらず、映画って割と昔の感覚のままで作ってそうなのがちらほらあるのでたまにイラっとします。もちろん、作りたいものを作りたいように作るのが一番強いし、数字ありきの企画ってほんとつまらないのでいちいち客の反応だのマーケティングだのリサーチだの気にすんな、とも思うんですけど、いいもの作ってそれをきちんと届けたいならそういうのも意識しとけよ、と。ちなみに闇金ドッグスシリーズはもしかしたらVシネのレギュレーションがそうなのかもだけど、毎回ほぼ90分です。すばらしい!

で、あゝ荒野なんですけどなんと2時間半の前後編で合計5時間越えです。正気か。が、ちょっと長くなっちゃったてへペロなんてレベルをはるかにぶっちぎってるし、デメリットなんて重々承知でそれでもこの時間にしてるんだろうからよっぽど5時間かけるべき理由と自信があるんだろうなあと思って期待値高めだったんですけど、確かに自信もっていいやつだった!すごい!
つぶやいた通り、本当に2時間半飽きる瞬間がなかった。トイレは結構我慢した。実際トイレに立ってる人も多くて(これはしょうがない)スマホ開く人も多くて(これは許さん)でも画面の方が気になるので他の人の動きにそこまで意識持ってかれることもなかったです。ハイローみたいにとにかく密度が高くて2時間集中しっぱなし目が足りない!という感じではなく、結構だらっとしてるんですけどずっと面白いのでふんふんと観てるうちに、えっ2時間半経ったんだ?!という感じ。監督のプロフィールみたらテレビからのドキュメンタリー撮ってた方なんですね。なんかすごく納得。主に新次・バリカンのボクシングパートと自殺研究会パートで交互に話が進むんですけど、常にヒキを持たせて切り替わるのではやく続きを!ってなるんですけど、それ、テレビのドキュメンタリーっぽい。
スマホだのドローンだのYoutubeだの東日本大震災だのオレオレ詐欺*1だの出てくるので、相当原作に手を加えてるみたいです。続き気になるので今めっちゃ読みたいんですけどせっかく読まずに前編みた以上、フラットな状態で観るためにも後編観るまで我慢します…。もっと昏い、陰鬱とした話かと思いきや、菅田将暉がとにかく常にお日様のように陽だし、片目も馬場もあしたのジョーから出てきたみたいにわかりやすくいい人。自殺研究会もキャラがコミカルなのでわたしは重さは感じなかったです。自殺フェスのくだりは駕籠真太郎ぽい。ただわたしは人が路上で素手で殴りあったり血が吹き出たりする作品に日々親しみすぎてるので、そういうのダメな人はちょっと辛いかもしれない。あと濡れ場は多い。余談ですが、幽劇の感想ですぐに殴る蹴るすることに違和感感じるという意見をいくつか見かけて驚いたし、慣れてない人がいるんだなって目からウロコでした。そこに1ミリも違和感感じなかったし、むしろ味方は基本素手、敵も木材か鉄パイプたまに車のハイローに比べたら刀や銃主体の幽劇は文明的だなって思ってた…。
冒頭のバリカンと父のシーンはちょっとしんどかったけど、それもすぐに新次に救われるし(バリカン歌うところズルすぎる!あそこ何回みても毎回笑う自信ある)、新宿なのに偶然知り合いと邂逅する率高すぎるし、リアルな、というよりはわたしはファンタジーだなって感じました。後編どうなるか分からないですけど。
山田裕貴の裕二もよかった~~~~!予想以上に話に絡む重要な役だった。最初出てきたとき、1年前の顔してるって思いました。いや当然なんですけど伝わってこの1年前の顔感…始まる前に見た本物の本人とはなんか顔が違うんだ!すごくいいなって思ったのは、ジョギング中に新次と会うところ。もうそこまでの話ですっかり新次に肩入れして観てる状態になるので、はっきり言ってうわこの男気持ち悪いって思いました。推しなのに!完全版宮本武蔵の武蔵と同じ、言葉でのコミュニケーションが通じない人間の目をしてた。嬉しそうにリュウキ先輩のことを語るガラスみたいな目も声もすごい気持ち悪くて、新次から見たこの時の裕二は自分とは違う言語を操る宇宙人になっていた訳でそれはもうぴったりの演出なんだけど、このまま試合するの?この宇宙人と?!って心配してたらラストの新次の試合を見に来たシーン、ちゃんと同じ言葉を話す人間の顔になっていてその変化にあーーーーー山田裕貴めちゃくちゃいいーーー!!ありがとーーーー!!って思いました。孫をたたえる語彙力が足りない。新次の言語はまちがいなく「暴力」であり「拳」で、裕二にも同じその言語を使うように強制的に引き戻して、さあ語り合おうじゃねえかってところで後編に続く、です。うっ早く観たいよう…後編の完成披露がなければ最速でみれるのがぴあ映画祭なんですけど、完成披露終了後に見たらもう完売してたので本当にチケット取っておいて良かった。わたし偉い!しかし言語が「拳」ってあゝ荒野もまたハイローなの…?

あゝ荒野、最初の実写化?は舞台だったそうで、もし今回のキャストで舞台だったら新次と裕二の役替わり、すっっごく観てみたいです。菅田将暉は本当にびっくりするほど陽のオーラに満ち満ちていて、どんなに何も持たないシーンでもちゃんと動く手がある足がある、それで十分じゃんって感じで悲壮感もないし、実際1回も泣くところなかったんですけど、もし山田裕貴が新次だったら多分裕二とリュウキ先輩の和解を見ちゃうところで号泣するか観てられなくて画面から目をそらしてるなって思いました。泣くか鬱るかですんごいしんどい2時間半になりそう。それはそれで観たいんですけど、2時間半観終わった後ですぐもっかい観たい!と思えるのは菅田将暉の陽のオーラだなあ。山田裕貴の何も持ってない感、なんなんだろう。あとちんぽの歌は孫ちゃんに歌わせてもすべりそう(笑)帝一の國の採点シーンといい、菅田将暉はこういうのすっごい上手いよな…ずるい…。逆に孫ちゃんの役を菅田将暉がやるバージョンも考えてみたんですけど裕二はエキセントリックなヒールになるだろうなあ。忠臣さんの一番辛くて見てられないシーンは闇金ドッグス1の中華料理店に入るのを我慢するところなんですけど、もしここを菅田将暉にやらせたら多分ニヤっとするシーンになりそうだし、次郎に銃を口につっこまれるところも、キャーヤクザの抗争かっこいい!ってなりそう。忠臣さんが持ってるどうしようもない寂しさはない。山田裕貴山田裕貴にぴったりな役に出会えてよかったねえ。わたし、それに出会えてよかったね!

 

ネット中継あったみたいだしどうせ円盤に入るだろうので、舞台挨拶は個人的に印象に残ったところだけを。

今野杏南ちゃんが「わたし舞台挨拶初めてなんです」って言った時に、すぐ隣で思いっきりへえ~って顔してて、客かよって思いました。舞台挨拶芸人山田裕貴、舞台上でガチで人の話きいててかわいい。
・菅「(今作での山田裕貴の印象の話のあと)少女漫画原作の作品で一緒になったときはすごいかっこつけてて」待って、それ確実にまだメイン二人しか発表されてないやつ!孫ちゃんまだ言えないやつ!!
・フォトセッション時、ユースケサンタマリアが「HiGH&LOW2大ヒット上映中!」って言ってくれたありがとう!そういえば人生で初めて舞台挨拶に行ったのは踊るのスピンオフでユースケ見たことを思い出しました。
・登場時、板?紙?を菅田将暉とヤンイクチュンさんでぶち破って出てきたため、当然退場時もその穴をくぐらねばならず、殿になっちゃった孫ちゃんがいつもより控えめに手を振ってもたもた穴をまたいでいったのすんごいかわいかったです。穴の大きさが菅田・ヤンさんのサイズだからね…
・さらにその板を撤去するためにスタッフが電動ドリル使い始めたのはさすがに面白がすぎました。丸ピカに響きわたる生のドリル音勘弁して。

 

おまけ

http://www.cinema-life.net/wp-content/uploads/106e14f3508a9b210d950ba79d5a5f3f.jpg

なぜか一人だけあさっての方向を見てる上にサイズ感が違うせいでバナーと一体化した等身大スタンディみたいになっている孫ちゃん面白すぎ画像を見てくれ!

*1:推しオレオレ詐欺に加担するの3年ぶり2回目

幽劇を観てきました

すみません、まずこれだけは言わせてもらいたいんですけどこの作品、つまるかつまらないかで言えばつまらなかったし、それは100%脚本の雑さのせいだと思います。けど別にLDHの関わるものが全部このレベルじゃないし、幽劇にはまったくハイローイズムないんで。HiGH&LOWの脚本や設定はたしかに「無茶」はあるんですけど「無理」はないです。説明こそ省略されてるので一見雑ですが、その無茶な世界観に説得力を持たせるための金と手間は一切惜しんでません。幽劇は単なる「無理がある話」です。別にHiGH&LOWのこと好きにならなくてもいいけど幽劇の雑さをHiGH&LOWのせいだと思わないでくれ!ついでに金ローで放映されたやつもあれ本当のHiGH&LOWとは全然別物なんです!!信者必死でごめんね!!!

yugeki.info

という訳で観てきました。ちなみに19日はHiGH&LOW2を舞台挨拶付きで3回みてから居酒屋えぐざいるに行き、20日もハイロー一回キメてからのソワレでした。すごいEXILE好きな人みたいだな?最初にHiGH&LOWを観たのが去年の8月26日なので、去年の今頃はまだ山田裕貴のやの字も知らなかったし、EXILEアタック25みたいな床の上でチューチュートレインを踊ってる黒い人たちという認識でした。人生何があるか分からないものですね。
そんな状態からHiGH&LOWにはまり、やばいこれ絶対わたしの好きなやつ!ってトドメを刺されたのはHiGH&LOW THE LIVEのライビュの九龍グループのキャラソンのシーンで、スーツ軍団のマスゲームをバックにギャングスーツを着たケンチさんがジャケットプレイをしながらカメラに向かってくる瞬間を観て、完全にヅカのギャングスーツパート*1じゃん!ってなった瞬間でした。ヅカ好きな人は絶対EXILE SECONDも好きだし、EXILE SECOND好きな人はヅカのこと好きになれるっていうのがわたしの半径2メートルぐらいの共通見解です。なのでそんなケンチさん×スーツ集団とか絶対面白いに決まってるじゃん!周りのキャストもビジュアル最高では!?とものすごい期待してたんですけどいやーつまんなかったですね!NAOTOさんの挨拶付きでHiGH&LOW2観てからきたんですけど、そのあとの舞台挨拶付きがまだチケット買えたのでそっち観ればよかったって5分置きぐらいに思った。もちろん、わたしが期待しすぎだったのと、ちょいちょい笑いを挟みこんでくる演出だったんですけどわたしがコント苦手なのでそれがキツかったのと、勝手にいくつか勘違いしてたってのもあるので、それ差し引いたら面白くないな、ぐらいかなあとは思いますが。

良かったところもあります。まず全員のビジュアルが強い。全員長身だし足長いし小顔多いし、よくもまあスタイルいい男が群れやがって(by広斗くん)。おまけに全員がスーツ。わあいあかりスーツ大好き!しかもすごい細身で腰の位置が高い、普通のスーツとはバランス違うやつですよね?足の長さの暴力だった。キービジュ出たときにやばいこれ全員ほぼ同じ黒スーツでは個体識別ができないのではと心配したんですが、ちゃんとインナーが違ったり、髪にメッシュが入っていたりでちゃんとすぐに覚えられた。衣装さんめっちゃいい仕事してる。もちろん顔もみんな良い。ケンチさんがくどいぐらいに美しいし、他もかわいかったりかっこよかったりした。2.5って割と演技ズコーッてなる人いるんですけどそれもないし、アクションはキレキレだし、みんなすごいがんばってたしがんばってるだけでなくちゃんと熱量につながってたと思う。井阪郁巳さんのボウがかわいかった!あと、味方良介さん。マイナス寄りの記事なのでリンクは貼らないですが、とあるファンの方のブログをずっと拝読させてもらっていて、累計かなりの文字数を読んでるのにすごい汗かきなことと辛いものが好きなこととあととにかくかわいいことしか伝わってこないんですけど、でもこれだけ書き続けられるということはきっと魅力的な方なんだろうなあって楽しみにしてたんですが本当に汗かきだったし本当にかわいかったしめちゃくちゃ良かったです。セリフ量も速度もすごいのに噛まないしめちゃくちゃ滑舌よくて単純に圧倒されるし、緩急のつけ方が心地良くてコント苦手なわたしでも味方さんのところは楽しかったです。ていうか、思い返してみても脚本以外は全部良かった。もう書き出すのもめんどくさいんでどこがアレだったか言及しないですけど、もうちょっとなんとかならなかったんですか。あとキャラ設定。なんでメインの死人四人とも本人の雰囲気と合ってない役にしたんですか…?特にケンチさん、あのビジュアルなんでどう考えても悪役か、悪よりのダークヒーローにすればいいのに王道熱血キャラなんですよ。浦飯幽助のビジュアルが左京の幽遊白書だと思ってください。無理がありますね?あとどう見てもケンチさんが一人年上なので、当然リーダー格かなにかかと思いきや、他の若くてかわいい3人とタメ口の同格っぽい空気感とかなんなんだ。無理があるにも程があるだろ!

本当に脚本以外は全部良かったので、途中から怒りよりも悲しくなりました。ちゃんとこれだけのキャストを揃えられて、きっとその辺の2.5作品より予算もあって、700席↑の日本青年館ホールを連日完売にできる恵まれたプロジェクトのはずなのになんで脚本しっかりできなかったのかと。金ロー版HiGH&LOWが改悪という表現ではすまないすごまじい劣化をさせられたのもそうですけど、良い材料があっても成果物をつまらなくさせることなんて一瞬のことなんですよね。そもそも優秀なスタッフ、潤沢な予算、余裕あるスケジュールがあっても作品が面白くなるとは限らない。わたし自身、仕事でクソ作品を何度も世に送り出しているので、作品をつまらなくさせる色んなアレコレやそれに敗北せざるを得ない時の悔しさまで思い返してしまいました。辛い。普段アンケート書かないのに思わず脚本ひどすぎキャストかわいそうって書いて出してきちゃった。幽劇2*2に言及してたけど根本のキャラ設定が良くないので、同じキャスト集められるなら仕切りなおして全然別の新作にしてほしいなあとだけ願います。

文句ばっかりで終わるのもアレなんで面白かったところで締めます。ケンチさんが突然野球実況するところと、キャスト名コールのところでケンチさんが「橘ケンチfromEXILE TRIVE!!!」って呼ばれててやっぱり一族名呼ぶんだーーーってめちゃめちゃ笑ったところにダメ押しで「荒木宏文fromD BOYS―――!」って言ったのが最高におかしかったです。あ、それも部族名なんだ、みたいな。

*1:ヅカのショーで一番すきなのはギャングスーツと黒燕尾です。ギャングスーツで大体通じるんだけど、ジゴロパートと呼ぶ人もいる。あれの正式名称を知りたい。

*2:この2への匂わせのためにせっかくの大団円で帰着したことを全部台無しにしてたこともクソ脚本ポイントでした。マッチポンプかよ

HiGH&LOW2 END OF SKY完成披露にいってきました

正直に言って、面白くなかったらどうしようってめっちゃ不安でした。
S1S2はひとつも無駄回無駄エピがなくて完璧だし、ザムはもはや言葉では表せないぐらい最&高だし、レッレは観終わった瞬間、このユニバースはどこまでも広がってくって感謝した。でもはっきりいってどれひとつ、面白くなるべくして面白くなったと思えないんですよ。わたしも含め、なぜHiGH&LOWは面白くなることができたのかを語る文章はいっぱい見かけましたが、それは裏返せばなんで面白いのか不思議なぐらいHiGH&LOWという作品がしっちゃかめっちゃかだからなんですけど、わたしは今でもザムが完璧なのはなんらかの手違いだと思っています。だっておかしいじゃないですか、ちょっとした小芝居パートならともかく、何十人もの登場人物がいて、エキストラ1000人使った大乱闘を経てのラストバトルでメインの二人が対峙してここぞという時のセリフが台本に書いてないって。「何か一言」っていう指示だけがあるって。「ムゲンは仲間を見捨てねえ」が岩ちゃんさんのアドリブってのは前から知ってましたが、そうは言っても撮影の途中に色々考えて、ディスカッション等を経て岩ちゃんさんから出てきたセリフだと思ってたんですけど、普通にアクション撮ってる途中に、琥珀さんに押さえつけられたカットのところで「ハイ、カメラ回すからなんか言ってね」だったらしい。まさかだろ。見捨てねえからのムゲンロードイントロ最高じゃないですか。わたしも大概ノリと勢いで仕事する方だけどもうちょっと考えたり準備したりするわ。そんなんだから当日は不安で不安でしょうがなくて、半休取ったけどギリギリまで仕事するつもりだったんだけど朝からなんにも手につかなくて諦めて出てきたはいいけど乗り換え一回で着くのになぜか乗り換えで別の路線に乗ってしまい、元ルートに復帰しようとしたらまた乗り換え間違えて、有楽町駅で降りたかったのに日比谷駅で降りる羽目になり、そこからだらだら歩いてたらそういやDrawer*1の前通るな、今セールだよなって思った15分後にはなぜかお会計をしていたし、国際フォーラムで1230円もするハンバーガーとビール摂取したのに物足りなくて丸の内をひたすら歩き回ってパフェ食べたりしていました。食べすぎだし精神安定のために無駄遣いするのやめたい。シェイク○ャック、バンズがマクドレベルなのに紙に包んだバーガー1個で1230円はいくらなんでも舐めてると思う。千疋屋のバナナパフェはアイスがバナナアイスだしコーンフレークの代わりに砕いたドライバナナが入ってておいしかったです。前置きが長いな。もうどこから語ったらいいのか、どういう書き出しにすべきか全然分からないんですよ。あのね、あのですね、

HiGH&LOW2 END OF SKY最高だったーーーー!!!!!!

すごい、観終わった瞬間圧倒的感謝しかないし、今すぐ2時間4分前に戻ってもう一回観たいって思った。本会場だったから生で60人の舞台挨拶見たわけで、大本命の孫ちゃんはもちろん、鬼邪高メンとか、雨宮兄弟やコブラちゃ~んとかヤマトとか九十九さんとかいた訳ですよ。はいろーから存在を知って好きになった白濱亜嵐とかさのれおとかZENくんとか、作家アリスの実写化?は?ファンはそんなの求めてないしつか誰だよこいつってなってたわたしの頭をその圧倒的かわいさでぶん殴っていった窪田くんとか、初めて直接見る人も多くて、すごい楽しい時間だったはずなのにその舞台挨拶が始まった瞬間ではなく、映画が始まった瞬間に戻りたいって思いました。ていうか挨拶のことなんてほとんど吹っ飛んだ。これ書いてる今も観たい。あと9日もあるとか禁断症状で死んでしまう。間違いなくHiGH&LOWはシャブだしHIROさんは麻薬シンジケートの長。お金なら、お金なら払うからおくすり売ってください…っ!3も早く観たいんですけど、それよりはまず2をもっときちんと観たい。観た人と話したい。ねえ、最高でしたよね?

ネタバレ禁のアナウンスはなかったのでどこまで書いていいのかなと一瞬考えたんですけど、話なんて特になにもなかったので悩む必要なかった!ザムもあんまり話ないけどそれでも説明しようとしたら5行ぐらい要ると思うんですけど、ザム2は「USB公開したけどヤクザ思ったより強かった。続きは次回」これだけですよ。あとはただひたすら2時間4分、俺の考えた最強のアクションをみてくれです。細かすぎるけど絶対に伝わるHiGH&LOWの好きなところとして、S2で轟戦の前のシーン、村山ちゃんの背後だけでなく2階のテラスにもエキストラを立たせているところ、ザムでスモ様がダウトへの復讐に出発するシーンで背後だけでなく後ろの方の建物の上にもエキストラを立たせているところなんですけど、そのハイローイズムが今回さらにパワーアップして徹底されてました。ヤクザと政治家が密会する料亭、花置き過ぎ。卓の上のカニ盛り過ぎ。レクサスも大御所俳優も並べすぎだしトラックに鬼邪高生積み込みすぎだしSWORD地区は刑務所ありすぎだしターミーネーター源治さんは復活しすぎだし金爆はおもしろすぎだしマイティはパリピウェーイすぎるし突然の歌詞表示もワイプもおかしすぎるしヤマトは変わらずバカすぎるし橋の上に障害物置き過ぎだし、とにかくあらゆるものが過剰でかつリッチでした。刑務所に至っては網走とアルカトラズを思わせる2つが出てきて、規模の大きい話になってきたなと思ったらどっちもSWORD地区内にあるとか無理がありすぎるでしょ。イオンモールだってもうちょい離して建てるわ。でもこれなんですよ俺たちが観たいはいろーは。これなんだよ!!大好き!!!!!

という訳で多幸感とHIRO神・平沼P・久保監督に感謝の正拳突き1万回をしたい気持ちに満ち溢れて国際フォーラムの席を立ったんですが、やっぱり3公開前にも面白くなかったらどうしようって不安になるなって思いました。だってやっぱりこれが面白いのってなんらかの手違いとしか思えないもん。HiGH&LOW、いつまでもわたしの好きなHiGH&LOWであってくれ。お金と、ジャンルを問わない優秀な人材を惜しみなく投入して、ただひたすらにかっこいいだけを追求するしっちゃかめっちゃかな、でも変化を恐れずに膨張を続けるユニバースであり続けてください。


以下は本編&舞台挨拶のことをキャラ別に。ネタバレしない範囲ですが観た人向け。舞台挨拶はほぼほぼ孫ちゃん定点カメラしてたのでライビュで写ってなさそうなところを。

琥珀さん
結局海外には何しに行ったの?植毛?
九十九さん
はじめてのろめんきょうしゅうがんばったね(なお失敗)
雅貴おにいちゃん
強く、強く、強く、強く押せーーーーーー!(カチッ)エンターキー壊すかと思ってドキドキしたけどすごい優しく押してて安心した。強く生きて。
広斗くん
そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる!(なおキレイすぎて外した模様)
コブラちゃ~ん
全員主役がテーマだけど、やっぱりコブラちゃんが真ん中だよ。ラスト最高に好き。
ヤマト
ダイジョウブゥ?のLINEスタンプください。
ダンテッツチハル
分かるし辛い〜!
ロッキーさん
SWORDの中でも最弱なのでは…うめき声がなんか喘ぎ過ぎてて困った。
SMG
出演作全然知らないけど面白すぎるメールだけは知ってるちゃんともさん、登壇時のお衣装の首元がすごく開いてて出勤前のホストみたいって思いました。
村山ちゃ
舞台挨拶を見て、事前に色々考えてきたんだろうなとか鬼邪高を知ってもらいたくて頑張ってるんだろうなとかそういうこと感じてしまったせいか、まっったくニュートラルに見れませんでした。今のとこすごくよかったけど、HiGH&LOWを今作からいきなり観る人は村山良樹のこと好きになってくれるかなとか、今のとこもう少し長く写して欲しかったとかまったく無意味な心配でハラハラし続けてしまった…ファンでいるのも良し悪しですね。そういう祖母としてのやきもきは今回で一通り済ませたので、次に観るときはちゃんと村山良樹に向かい合いたいです。でも本当に丸くなったな!準備運動してたぐらいだしゾンビっぽさなくなったなって思った。今回ロッキーさんがゾンビポジだしな…代わりに王みが増してた。年季入った十二国記厨なので王とは何か?という問いには治める民がいるものという認識なんだけど、その定義でいうならば村山ちゃはどこへ行っても王になれるのかもしれない。鬼邪高を卒業しても。
舞台挨拶は、各チーム登壇時ずっと音楽にノリノリだったのがかわいかったです。村山ちゃも常に他の人には聞こえない音楽を聴いている感あるよね。*2関ちゃんの頭なでたり、古屋に肩組まれたり、窪田くんと話したりしてた。そこニコ生で流そ~~~~?時間切れで途中でライビュが終わってしまったんですが、終わった瞬間に壇上のかなりの人がほっと脱力した感あったのが面白かった。そこまでは別の人が話してる時はそちらに顔を向けていたのが、ライビュ終わった後は後ろのスクリーンを見るようにしてたり*3、ORDの頭で揃って後ろ向いてスクリーン見てるのきゃわたんが過ぎた!!オペラで定点カメラしてたので、ほぼずっとこの3人を見てたんですが窪田くんも林さんも理性の上ではめっちゃかわいいなって認識してるのに、まわりにお星様が浮いてるのは孫ちゃんだけだったのでやっぱりなんらかの脳内物質が出てるんだなあって思いました。会場からはけるとき、いつも丁寧にお辞儀したりわーって騒いだりするんですが、今回フォトセッションの準備で一旦はけるときにZENくんと一緒に歩いてるなーと見てたら、はける瞬間、一切振り返ったりせずに顔は舞台袖に向けたまま、手だけ「それじゃ」って感じで会場に向けてたのが村山良樹でしかなかった。村山ちゃん、そういうとこある。今生の別れでも片手ひとつで済ませそう。
当日のお衣装が長めのジャケットにタイトなボトムスで軍服のシルエット好きにはやばかった。あと何気に平沼Pとおそろ。手首に巻いてたバンダナが、デフォのSUICIDALのものではなく、ザムでコンテナ街向かうときのに近いデザインだったんですけどこれどういう伏線なんですか?今ここに立ってるのは卒業済みってこと???多分そんなこと何も考えずに巻いてると思いますけど火のないところにガソリンぶちまけて燃えカスをつまみあげてはあれこれうだうだ語ってしまうのがおたくなので、ちゃんとアナウンスしてください!
中園
ちゃんじん、やっぱりマンガっぽい顔のきれいさだなって思いました。初めてセリフあった!
スモ様
窪田くん、存在がかわいすぎてずるい。
タケシ
スモ様いなくて俺が頑張らなきゃ!大人っぽくしよ!ってのはわかったから、前髪おろそ~?
ピー
いつの間にかララとペアルックだけどなんなの。
日向さん
勝ったの?負けたの?そしてそれは撮ってあるの?撮ってないの?いつか完全版に入るの?入らないの???
達磨ベイビーズ
どうでもいいけど達磨の賭場、客より達磨一家の方が多くない?
ICE
痩せろ
セイラ
WHY?
バーニー
I SEE!
ジェシー
忠臣さんが無理になったらジェシードリ女になろうって思いました。あとやっぱり顔の下半分が山田裕貴と似てる。帰ってきただけで大勢の前であんな自作のおかえりソング歌われたらコミュ障は死ぬなって思いましたが、ジェシーも死にこそはしないもののそんなに嬉しそうじゃなかったのでパリピじゃないのかもしれない。多分筋トレおたくですよね。
USB
本作のヒロインでした。LIP.

*1:アローズ系のお洋服屋さん。高いのでめったに買わない

*2:余談だけど忠臣さんの脳内には常にサイレンの音が流れてそうって思う

*3:カメラに背中向けるけど多分その方が見やすい