強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

推しが大河出てくれたら死ぬ

孫ちゃんが大河にでます。おめでとうおめでとうちょーうれしい。水曜に某テレビ誌がおもらししてたのでおたくみんな知ってたけどな!終電で帰宅してから深夜にコンビニ4軒まわってその雑誌探して、別に新規写真でもなんでもないその誌面をここ数日何度も眺めてはニヤニヤしてた。わたしは推しにとにかく人気でてほしー自分からの距離なんてまったくどうでもいい(ただしチケットは欲しいしなんなら良席に座りたい…んだけど俳優である限りどんなに人気でもCMこなしてても舞台挨拶のチケットは手に入るということが分かったのでもはや懸念事項はない。ジャ…と共演さえしなければチケは入手できる。)タイプの人間だし、そのためには大河か朝ドラって思ってたのでほんっとーに嬉しいです。今週初めてちゃんとみたんですけど、完全に直虎ちゃんがヒロインの乙女ゲーだったのでびっくりしました。庵原助右衛門朝昌、ウィキ記事見る限り、ジョブホッパー…?としか思えないんだけど、井伊家家臣ということは直虎ちゃんの攻略キャラになれたらワンチャンある。あと周りの友人がおめでとうって言ってくれたのも嬉しかった。推しが武道館行ってくれたり、帝劇立ってくれたりしたらこんな気持ちになるんでしょうか。自分はなにひとつがんばってないのに謎の達成感もらえる。この多幸感。ありがとう孫ちゃん。この趣味最高だなって思いました。今週も、お仕事がんばろ。

【ネタバレ感想】花組の邪馬台国の風がアッパー系シャブだった話

どの界隈まで通じるかわかりませんが、二次オタの用語として中毒性のあるコンテンツへの賞賛に「シャブい」「シャブみがある」という表現があります。HiGH&LOW、キンプリ、純黒の悪夢、をわたし的にはアッパー系おクスリと呼んでいます。たまにパワー型クソコンとか。そんな訳で花組邪馬台国の風が完全にアッパー系おクスリだったという話をします。
ちなみにダウナー系おクスリはなんだろう。劇場版まどマギとかかなあ…

 

 

【以下ネタバレあり注意】

 

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本編の話の前にわたしのヅカプロフィールを軽く説明しておきます。13年の月組ベルばらから観始めたド新規です。みりおちゃんが見たくて行ってるのでみりおちゃんが出てない舞台は行ったことありません。1回しか取れなかったエリザを除き、トップ就任後は全部ムラ・東京1回ずつ観てます。全ツも1〜2回ずつほど。ミーマイ役替わりBだけ追加しました。一般人からしたらすごいヅカオタだね!だろうし、ヅカオタからしたら超ヌルい状態かと思います。友の会のステージは万年ノーマルだし。年季入ったヅカオタの友人がいるので、映像では組問わずオススメしてもらったものをちょこちょこ観てはいます。あ、みりおちゃんというのは今の花組トップスターの明日海りおさんのことです。ってこの記事読んでくれるような人は知ってますよね…みりおちゃんの特徴としてはとてもとてもお顔が良いです。基本、ヅカのトップスターはスパダリ感に溢れておられるのですが、みりおちゃんは中性的なとても可憐なお顔をしていて佇まいもスパダリ!ドヤ!な感じがなくシュッとしてるながらも可憐で、あととにかくお顔が美しいです。余談ですが山田裕貴ももちろん顔が美しいところが一番好きです。みんな美しいものが見たいからミュシャ展に並んだり青山フラワーマーケットで花買ったりウユニ塩湖行ったりしてるわけで、顔ファンであることに罪悪感は1ミリもないし、そこに金払ってでも視界に収めたい美しい顔があったらそりゃチケット買いますよねっていう。顔ファンやだやだの人はもうちょいマウント芸を磨いてほしいものです。舞台の上以外のジェンヌさんに特に興味はないのでFCは入ってませんが、先日電車でとあるジェンヌさんが隣に座る(!)ということがありまして、写真で見てもふーんってぐらいのお顔だったのに(失礼)現物はめちゃくちゃかわいかったので、男でいてくれるうちに一回ぐらいすっぴんを生で見ておきたいかなとは思ってます。
みりおちゃん以外のお目当ては同じ花組の柚香光さんです。柚香光さんも非常にお顔がいいですが、こちらは大変ドヤドヤスパダリ様です。ダンスがめちゃくちゃかっこいいのでショーの時はつい浮気オペラしちゃって目が足りない。みりおちゃんで好きなのはエリザのトート、ミーマイのビル、春の雪のキヨ様。柚香さんで好きなのはミーマイのパーチェスター、源氏の六条御息所、ファンタジアバスケパートの先輩です。ミーマイの役替わりBフルバージョンはいつまでも待ってます。

 

前置きが長くなりました。本編の話をします。幕が上がり、邪馬台国の戦士と狗奴国の戦士の乱戦から始まります。邪馬台国って時点でうっすら覚悟はしてたけどまずお衣装がださい。音楽がださい。セットもださい。昔背景が常にコピペの森だったせいで森って言われてたジャンプ漫画があったけどそれっぽいです。文明度が低いからかみんなひのきの棒みたいなので戦ってるのも最高にださい。開始15秒でフランス革命時代の偉大さを思い知りました。どこ切り取ってもかっこいいとか有能すぎでしょ。邪馬台国の戦士のお衣装の布がグッピーラップっぽいなって思いました。古すぎてヤバい。とにかく容赦のないダサさの圧がすごすぎて、この辺りで既に楽しくなってきました。
OPが終わり、狗奴兵に追われる男の子が出て来ます。あわやつかまる!というところで突如現れたじじいが助けてくれます。このじじいがめっちゃ強くて一瞬で敵をなぎ倒すんだけど、それに使うのがやっぱりひのきの棒。製鉄技術はやく渡来しよ?しかもどのひのきの棒もすごい無垢の白木で、普通なんか装飾とか使い込んだ感とかあるのでは…?
じじいは理由もなくお前はわしが育てると宣言し、男の子と暮らし始めます。3パパもびっくりです。なお父親を狗奴兵に殺されたらしいですが、なんで殺されたのか、なぜ追われてたのかは謎です。いや説明されてたのかもしれないけど突如舞台上に現れたじじいの家が気になって話が入ってこない。あれ、家…だよね…?コンテナハウスみたいなシルエットで、背景の森の書き割りと相まって超ださい。この時代ってあの三角のテントみたいな形じゃないの?わたしもよう知らんのでなんとも言えませんが、この時代にこういう形の家があったとして、壁が藁でドアが板っておかしくないですか?板でドア作る技術あるならまず壁を板で作るべきでは…?
全然何もわからないけど、男の子はじじいから棒術を教わりながら育ってゆきます。なんの脈絡もなく、わしは煮えたぎる湯に手を入れることが出来るぞ!と言い出すじじい。実際にやってみせるじじい。無傷の手を見せてドヤ!唐突すぎてついていけませんがここ、この作品の最大の伏線なので忘れないで下さい。ちなみにこの後も伏線っぽいものが色々出て来ますが基本的に回収されないので忘れながら観てください。男の子になぜ熱湯に手を入れても無事か分かるか?と問いかけるじじい。男の子はしばらく無言で悩むそぶりを見せたかと思うと突然棒術の素振りを始めます。待って待って、普通「わからない」とか「教えてよー」とか言うシーンでは?分からないことがあると黙って別のことし始めるとか、それ通信簿に「〇〇くんは先生の話を聞かないことが多いです」とか書かれちゃうやつでは…?
とにかく素振りしながら下手にハケた…と思ったら次の瞬間には成長した男の子、タケヒコ(みりおちゃん)がどじゃーんと登場します。衣装はアレだけどヅラはトートっぽくて好き!じじい「あっと言う間におっきくなったのう!」(客席どっと笑い)ヅカのこういう子供からジジババまで通じるゆるジョークはよくあることなので気にせず笑っておきます。大きくなったタケヒコはすっかり棒術の達人となり、ついにじじいに参ったを言わせました。じじいはコンテナハウスをごそごそして謎の剣を取り出しタケヒコに与えます。「お前の棒術は完璧じゃ、次は剣術を教えてやろう!」「わかった!じゃあ晩御飯の準備にいってきます!」タケヒコ退場。晩ご飯は大事だもんね、そうだね。ちなみに後で察しましたがじじいは渡来人なので、この剣もおそらく大陸からきた当時の日本にはない技術で作られた特殊な剣なんだと思います。ロボットアニメで言うなら新機体登場ってところです。普通、後々の展開においてこの剣の強さにタケヒコが救われたり、あるいは剣の秘密が明かされたりするはずですが、特にそんな展開はないので、剣のことはもう忘れて大丈夫です。
もっと前だったかもしれないんですけど(パンフは東京で買う派なので、全て記憶だけで書いているのでめちゃくちゃ嘘とか記憶違いあると思うけどゆるして)この辺でまたクコチヒコ(芹香斗亜さん)が率いる狗奴国の軍隊が出てきて一曲歌います。狗奴国はみんなお衣装が黒なので、邪馬台より大分かっこいいです。銀橋*1に一列になり屈伸ぽい動きをしながら低音でダサいメロディラインの悪っぽい歌を歌いあげる狗奴軍。あっこれテニミュ氷帝だ!って思いました。そんな氷のエンペラー達はじじいにうちに就職するかもしくは死ねというためにやってきたのでした。奮戦するもじじいは倒され、クコチヒコ達が完全にはけてから戻って来るタケヒコ。遅い。ていうか普通去っていくクコチヒコを見るぐらいのタイミングで戻ってきて、あいつがじじいの仇…!みたいになるもんじゃないのか。じじいを看取り、慟哭するタケヒコ。今冷静に思い返してみるとここで平和な世界を望む心が生まれたんですね。でも演出はなんで殺した!?みたいな空気なので、ここ以降タケヒコがじじい殺された恨みをすっぱり忘れて生きてることに違和感が生まれまくりです。あとここまでの展開を総合すると、タケヒコはまだ剣術を教わっていないのでは?と思うのですが、以降、特に何の説明もなく剣で戦っていました。タケヒコはできる子なんだねそうだね。
場面は切り替わりますが、また森です。この話、それぞれ別の場所ながらも背景はだいたい同じ森で、じじいの家の有無などで場所の違いを表現しているので段々見ている側の空間認識が歪んでいくことを感じます。神の声を聞く力を請われ、生まれ育った村から邪馬台へと向かう少女、マナ(仙名彩世さん)。仙名さんはヴァンディッシュ嬢で初めてみてからずっと好きな娘役さんだったのでトップ就任本当にうれしいです。おめでとうございます!でもこの時のヅラが最高に変。やばい、なんでその形で前髪固めたし…と思って震えたけど、この時だけであとはちゃんとポスタービジュ同様、似合ってる髪型になっているのでよかったです。旅路を急ぐマナと邪馬台の兵士たちの一行の元へ、再び狗奴兵が現れ、邪馬台の兵士たちはあっという間にやられてしまいました。ピンチです。と、今度は絶妙のタイミングでタケヒコが現れ、手にした剣で狗奴兵を一掃します。これさっきも見たわ…マナの手を引き、安全なところまで逃げて二人きりになったところで自己紹介です。「俺はタケヒコ」「タケヒコ…あなたはいつか海を渡るわ!」「どうして俺が海を渡りたいと思ったんだ?」待って、話すところそこ?「あなたの手から気持ちが伝わってきたの」「なんだって!君は手から相手の気持ちがわかるのかい?」「いいえ、分からない人もいるけど、あなたからは伝わってきたの」訳が分からないよ。二人はおもむろにデュエットを始めます。この見つめ合いながら歌うデュエットは二人が恋に落ちたという記号なのですが、ここまでの会話、全部電波だったんですけど…?なんか前世みたいなことも言ってたような気がするけど脳が自動削除したので思い出せません。じぶん史上最高に恋に落ちた理由が分からない…と困惑しますがこのツイートを反芻して耐えます。

デュエット後、ようやく自分の身の上を話し始めるマナ。しかし突然天啓が!SE「ピキィーーーン」バタッ。このSE、あと何度も出てくるので、お葬式で笑ってしまうタイプの人は笑わないよう心を強く持っていてください。わたしはまだここは平気。「戦が、戦が見える…!」完全にやばい案件ですが、じじいに引き取られて以降、おそらく女を見たことがなかったであろうタケヒコくんは免疫がないのか優しく抱き起してあげていました。そこへ邪馬台からお迎えの兵が。マナは邪馬台兵に、タケヒコはそのまま森に。好きになってたのなら別れがたいはずですが超あっさり別れます。優しいフリをしてただけで本当はちゃんとこの女やべえ、と引いていたのかもしれません。マナからタケヒコの剣の腕を聞いた邪馬台の戦士の長アシラ(鳳月杏さん)はタケヒコに一緒に来ないか?と声をかけます。タケヒコ「行けたら行く」関西なら完全に来ないパターンですが、タケヒコはいい子なのでちゃんとすぐ後のシーンで邪馬台に就職しに来ていました。ここ本当に一瞬だったので、別に一緒に行ってもよかったのでは…と思ったんですが、マナのヅラが子供を想起させる短い前髪から普通の前髪に変わっていることを考えると、実は数年単位で経過していたのかもしれません。時間が経ったなら新源氏みたいにでかでかと「十年後」って出してほしい。あと数年経ってたら経ってたでタケヒコはそれまで森でなにしてたんだろう…。
なんやかんやあってマナは卑弥呼という新しい名前を与えられ邪馬台国の女王となります。邪馬台国は複数の男の王たちによって治められており、この諸王のおじさん集団がこのあと何度も出てくるのですが、なぜか全員お衣装が三国志です。たしかに三国志の時代だし、全員にグッピーラップという訳にもいかないし、それはそれで全然いいのですが、その内の一人のマントが細かい豹柄なんです!大阪のオバチャンが着てるやつ。なぜそれにした。あと、大巫女さま(美穂圭子さん)のお達しによりマナを女王にするとなったとき、諸王おじさんたちは「女王の名前がマナではちょっと…」と文句をつけてきます。「大巫女さまはヒミコという名を下されました!」諸王おじさん「ならばよし!」マナがダメでヒミコがOKな理由は特に説明されません。
一方、森を出て邪馬台国にやってきたタケヒコくんはアシラさんの口利きで無事邪馬台の戦士になります。この時仲間になるのが超イケメンのフルドリ(柚香光さん)、口がきけないツブラメ(水美舞斗さん)、紅一点イサカ(城妃美伶さん)など。ツブラメは昔フルドリを火事から救ったときに喉を焼かれ、声が出ないのですが、かわりにパントマイムで会話し、それをフルドリが「ツブラメは○○○って言っているぞ!」と通訳してくれるのですがこのニコイチがめーちゃめちゃかわいいのです。水美さんはマデレーネの印象が強すぎて、いまいち男役状態のお顔が覚えられないのですがちゃんと見分けられるようになりたい…。

ここまで5000字ほどなのにまだまだ序盤だな!?話を進めます。
・ヒミコ即位式で初めてヒミコ=マナであることに気付くタケヒコ。逃した魚は大きい理論なのか、手の届かない存在になってしまったことを突然大いに悔やんでいました。いやあんたさっきめっちゃあっさり別れてましたやん。
・諸王おじさんのうち、奴王(瀬戸かずやさん)は女が上司になることが気に食わず、同じくヒミコ体制に不満のある前王の娘アケヒ(花野じゅりあさん)を手を結びます。アケヒは同じ巫女としてヒミコに近づき、弱点をさぐることに。
・ヒミコ様のお告げにより狗奴国の砦に向かう邪馬台の戦士たち。イサカが放ったたった2本の火矢で砦は大炎上です。っていうか火が出て初めて、あ、火矢だったんだと分かりました。駆けつけたクコチヒコとタケヒコはここで剣をかわします。棒だったかもしれない。普通ここでさらに因縁が深まるべきターンですが、タケヒコは目の前のクコチヒコが育ての親の仇ということには気づかないし、そもそも名前すら知らないっぽいし、特になにも起こりませんでした。
・祭りの夜です。きゃいきゃいした村娘A(ごめんなさい分かりません)が想いを寄せるフルドリにお酒を持ってきました。分かる、フルドリイケメンだもんな。わたしもフルドリパイセンと学園祭デートしたい~!村娘Aにくっついてきたはずの村娘Bはツブラメ狙いでした。村娘Bと共に祭りに繰り出していくツブラメ。一方、フルドリは村娘Aを優しくしかししっかりと振っていました。
・どうやらフルドリには想い人がいるようです。自分の気持ちが分からない、でもあの瞳が忘れられないと切々と歌い上げるフルドリ。柚香さんは正直かなりお歌がズコーだったのですが、ここ最近、エキサイターあたりからめちゃくちゃうまくなってません?!すごいこんな急に良くなるんだ。そしてそんなフルドリが想いを寄せるのは瞳が印象的なあの人…瞳…つぶらな瞳…まさかツブラメ?ありがてぇー案件か!?と心の中の根元凪ちゃん*2が全力で立ち上がりましたが、歌い終わった瞬間イサカが現れたので、すぐに察して着席しました。
・フルドリが好きなのがイサカなのはいいけど、ここまで匂わせすらないの説明不足過ぎでしょ(この記事書くために公式の人物相関図みたんですが、フルドリ→イサカは書いてあった。まさかこれが伏線だったのか)と思ってたらイサカはイサカでタケヒコが好きらしい。
・村娘A→フルドリ→イサカ→タケヒコ→マナ…ビバリーヒルズかよ。
・祭りのシーンは娘役群舞→男役群舞で、特に男役は全員ひのきの棒を持ってて、国産みを想起させる動きからのリバーダンスみたいになるのは面白かった。あと男役のターンで銀橋に3人、舞台上に残りの男役、になったときの舞台上のセンターにいた方がすごいお顔がよかったんですがあれどなたでしょうか…。
・マナがタケヒコを好きなことに気付いたアケヒは二人が密会できるよう手引きをします。アケヒ「新しい巫女を連れてまいりました!」掲げた衣の陰に隠れて入って来るタケヒコ。この後絶対ラブシーンだろうに巫女の衣装で来てたらどうしてくれよう、百合かよと思ってドキドキしましたが、衣を投げ捨てた下から現われたのはちゃんと男の恰好をしたタケヒコでした。よかった。
・二人は愛を確かめ合います。あの初対面でよくぞここまで好きになれるなあと思いますが、二人とも顔が美しいのできっとお互い顔ファンなんだと思います。しかし仙名さんは不幸顔というか、こういう許されぬ愛に流される女が似合うなあ。正直ハマりすぎてて逆にここまでリアルでなくていい…もうちょいファンタジー見させて...という気持ちになるので、エキサイターのせんにゃんみたいなかわいい役やってほしい。せんにゃん超~~~かわいかった。お歌も演技もうまいから、ご本人の雰囲気から遠い役でも全然違和感ないんですよ!
・こういう愛を語りあうシーンは二人が向き合ってるのでそのままだと客席からは常に横顔しか見えないんですよね。なので回り舞台を動かして、正面の表情を見えるようにするのが常套だと思うんですが…邪馬台国の風、多分一度も回り舞台使ってない。失礼ながら仙名さんはやや顎の星*3の姫君感あるので余計横顔の連続は避けてあげてほしかった。他を観てないので偉そうなこと言えませんが、公演数・動員考えたら宝塚って日本でトップレベルに舞台装置にお金かけれてると思うんですよね。あとは四季・東宝ミュぐらい?一つ前の金色の砂漠の舞台の使い方*4が好きだっただけに、邪馬台国の常に直線的な動きしかない舞台の使い方とエンドレス森はほんとひどいと思いました。

さて、この辺りから怒涛の展開です。ザムで言うとコンテナ街にSWORD連合軍が集結してパールがGO!!って言うところです。

・抱き合うマナとタケヒコ
・暗転
・諸王おじさん「ヒミコの寝所に男が入った!」
・諸王おじさん「ヒミコの寝所に男が入った!」
・諸王おじさん「ヒミコの寝所に男が入った!」
・待って
・女王がセ…しちゃったことを高らかに輪唱で歌い上げていく諸王おじさんたち。
・ここ、初潮のお祝いのお赤飯を見てデリカシーない発言をして娘に嫌われるお父さん、みたいな空気を感じました。諸王おじさんたち、デリカシーがない。つらい。
・諸王おじさんたちの元へ引き立てられ、罪を問われるタケヒコ
・タケヒコ「俺はやっていません!」奴王「だったら神の前で無実を証明してみろ!」周囲「どうやって?」奴王「くがたちだ!!!」
・く、くがたち~~~~~~!!!!!!
・それ進研ゼミでやったわ!
・テストにも盟神探湯って書いたわ!
・ていうかじじいの謎行動、伏線だったんだ!?(驚)
・そして始まるくがたちの歌。「くがたーちーくがたちー」「くがたーちーくがたちー」
・このメロディラインだけやたら印象に残るのでもうずっと脳内再生されてる。
・檻の中でくがたちを待つタケヒコ。フルドリたちと、これまたタケヒコのことを好きな村娘フルヒ(桜咲彩花さん)がやってきます。ヅカの登場人物って基本恋愛脳なのですぐ好きになることは別にいいんですけど、矢印仕込んだのなら回収してほしい…。
・フルドリたちの逃亡を助ける申し出を断り、フルヒに何事かお願いするタケヒコ。じじいが火傷しなかった方法が明らかになるかと思うと嬉しい。
・くがたちの場面へ。舞台中央にはドライアイスの湯気がもくもくとあがる大きな甕。周囲が見守る中、タケヒコは煮えたぎる湯の中にゆっくりと手を入れ、そしてゆっくりと引き上げ…ドドドドドド(ドラムロール)
・どじゃーーん!無傷!!!
・きーせきだ♪きーせきだ♪(ズンドコズンドコ)
・きーせきだ♪きーせきだ♪(ズンドコズンドコ)
・死ぬほどださい曲が流れる中、超笑顔のタケヒコはゆっくりと前進し…
・ドヤ顔で天高く拳を突き上げ…

琥珀が落ちたーーーーー!!!

・これHiGH&LOWだわ(確信)

 

この後も突然のSE「ピキィーーーン」に笑いをこらえたり、天啓中を示すスポットライトから仙名さんがずれちゃってたり、フルドリたちがあっという間に全滅してタケヒコも倒れてもしかしてこれループものなのでは?と震えたり(別にそんなことはなかった)、クライマックスの日食シーンで、太陽の光が戻る演出で真上からの超強いスポットライトを使ってたんですがあまりに強すぎて音くり寿ちゃんが完全にクラウザーさん*5になっていて、さらに他の人もどんどんクラウザーさん化してったので恐怖に震えていたらちゃんとみりおちゃん仙名さんだけは通常のスポットライトだったのでやっぱりヅカは分かってるぜ!と安心したり、なんかもう色々あったんですけどここまで書くのに疲れたのでそろそろ筆を置きたいと思います。

面白いの定義には色々あると思いますが、「テンポが良くて、次に何が起きるのか分からなくてドキドキする」という定義でみた場合には邪馬台国の風はとても面白いです。しかし整合性とか納得感とか丁寧な心理描写と求める人にはおすすめしません。島耕作シリーズ好きな人には強くリコメンドする。あれもクソ展開にびっくりし続けることを楽しむ作品ですので。

ちなみになぜタケヒコが火傷回避できたかはなんとびっくりなことに明かされません!分かるのはフルヒが冷たい水と薬草を用意したことだけです!!なにこれ円盤の特典映像にはいってるやつ?また、クコチヒコはタケヒコとの戦いにおいて、とどめを刺そうとした瞬間に突然苦しみ出して死にます。その演技がどう見ても青酸カリで死ぬ人の演技でしかなく、なぜ死んだのかガチで分かりません。これ書きながら気付いたけどもしかして首飾りの力か…?真相が気になるのでコナンくんを呼んでほしいです。
あと、ラストシーンの演出がしょぼすぎて誰もそこがラストだと気付いてなかったのか、拍手遅れてたのめっちゃ面白かったです。わたしもそこオペラだったからオペラの視界に幕が下りてきたの見てやっと気付いた。終わり良ければ全て良しじゃないですが、やっぱりラストシーンが良いか悪いかは作品の評価に大きく影響を与えるものだし、みんなそれを意識して演出してるだろうにあれは…せめて床回そうぜ。ラストシーンの背景ももちろん森でございます!!

 

ちなみに、その後のショーの「sante!」はひじょ〜〜〜〜に良かったので、とても幸せな気持ちで劇場を後にしたことをご報告しておきます。時間あればそっちも書きたい。めちゃめちゃ良かったし東京分の良席ご用意されたい。SSはもちろん落ちました。

*1:舞台手前にある花道みたいなやつ

*2:トモダチゲームで吉沢亮山田裕貴がキ…する撮影をありがてぇ~と拝んでいたらしい。かわいすぎるのでわたしも積極的に使っていきます

*3:ひとつ前の記事にある通り、わたしの後輩が考案した概念であり、わたしではありません。

*4:ただし最後の金色の砂漠の表現はすごいカステラだった。

*5:デトロイト・メタル・シティ

後輩が東宝の王家の紋章を観た話

マモ様ファンのチケ取りお手伝いしたらダブってしまい、ミュ好きの友人に引き取ってもらいました…ら、なんだかものすごい長文メールが送られてきました。人の感想読みたいマンとしては、これだけの文字数をわたし一人しか読まないのは惜しいので許可をもらって転載します。王家の感想を探してる人に届きますように〜元がメールなので結構いいたい放題なのは差し引いて読んであげてください。友人は後輩なので文中の「先輩」はわたしのことです。わたしの興味の有無を二回も気にされていて、いかにわたしが他人の趣味に興味ないか伺えますね…あとわたしの推しの顎が巻き込まれディスられてるのめっちゃうける。位、低いんかーい。

▪️一通目

王家の紋章ですが、とても楽しんできました!譲っていただきありがとうございましたー!!

感想伝えようかと思ったんですが面白かったこともあって色々言いたいので我慢してまして…
気持ち悪いかもしれませんけど、感想書きますね!流し読んでください。

ソワレだけど席もほとんど空席見えないくらい埋まってたし、それが納得できるくらいには完成度高かったと思います。そもそも去年初演で今年再演ってスパンな時点でしっかり客を呼べてたのかなと思います。

まず出演者について
主演は浦井健治さんって人で、たぶん特撮系出身だけどテレビでブレイクしなかった(失礼)からかもうずっと舞台の人になってる人なんですが、元はそういう勉強してた人じゃないせいか歌い方が声楽っぽくなくて、ポップス歌唱60%、ミュージカル歌唱40%くらいの割合なのが面白いです。

ヒロインはダブルキャストなんですけど、私が観た回は新妻聖子でした。もう一人はAKB系出身なので、やっぱり色々お察しらしいですよ…
新妻聖子はものすごく歌が上手いって言われている人です。先輩は仕事忙しいだろうしそもそも興味なくて知らなさそうですが、今テレビでカラオケで点数を競う番組があるんですよ。有名なのは二つあって、一つはほぼ毎週水曜日の19時からやってるやつ(堺正章が司会でわりとウザい)、もう一つは関ジャニが司会とかをやってたやつです。
関ジャニのやつは、もともといろんな分野の対決番組(時々関ジャニの人も参戦)みたいな企画で、カラオケ以外にも太鼓の達人バトルとかあってなかなか面白かったんですが、もうレギュラー番組ではなくなっていて、時々スペシャルでやるって感じなんです。
で、May J.なんかは関ジャニの方から出てきた人なんですが、その関ジャニのカラオケで今チャンピオン的な位置にいるのが新妻聖子なんですよね。
私はカラオケバトルがかなり好きで時間が合えば必ず見るくらいなんですが、見てて思うのは、カラオケ上手いからと言って、決して歌が魅力的なわけではないということです。
新妻聖子は音域が広くて音を外さないって点でカラオケで高得点が得られるのは納得できるんですけど、なんか無味乾燥な雰囲気で、私はあまり好きではありません。なんというか、20年後くらいのボーカロイドはあんな感じになってそうって感じで。ああ、上手いよね…以外の感想は持ちにくいです。

反面、ヒロインの敵役みたいな役で出ていた濱田めぐみさんが本当に凄かった!!!!!!!!!死ぬほど凄くて表現できないです。魂を抜かれるかと思いました。
濱田めぐみさんは、元四季の看板役者でいろいろな有名ミュージカルの主演を歴任してきた超実力派でして、私もこれまで何度か観たことがあって、その度にこの人めっちゃ上手いし、人の心を掴む何かがあるなって思ってはいましたが、今回はそれが極まった感じでした。
声量がまず半端じゃないし、表現力も凄いです。もともと主演経験も豊富な人だから、とりあえず華があるというか、脇でも目を引かれるんですよ。
先輩はあまり興味持てないかもしれませんか、私は今後濱田めぐみが出るというだけで舞台観ようかなってなるレベルでした。同年代の人に元宝塚の花總まりがいますけど(濱田めぐみは一発変換できないけど花總まりはできる…)花總まりより雰囲気が陽って感じで(お花様は雰囲気が陰だし、娘役出身なのでやっぱり主演を引き立てることが板についてると思うんですが、その割に主演ばかりしている)お花様より舞台の中心で輝くと思うんですけど…

ヒロインに横恋慕する当て馬役は宮野真守でした。これもダブルキャストなんですが、先輩から何も考えず譲ってもらったわりにダブルキャスト両方とも私が観たい人だったので大当たりだったというか…本当に良かったです。
宮野真守テニミュに出てたこともあるし、そもそも子役出身らしいから普通に舞台も上手いですよね。帝劇や梅芸あたりのミュージカルならセリフが聞き取りにくいレベルの人がメイン張ることなんてまぁそんなにないですが(ないこともないですが、それでももっと小さな舞台にはもっと聞き取りにくい人が普通にいる)宮野真守はその中でもやっぱりセリフが明瞭ですよね。さすが声優でも一流なだけある。というか声優でもトップクラスに売れてるだろうに、舞台なんて拘束時間長いわりに新たな集客に結びつきにくそうなものやるんだなって驚きますけど…
歌もかなり上手くて、それなりにちゃんとミュージカル歌唱なところも評価高いです。偉そうですみません。
そしてびっくりしたのが、宮野真守ってかなり身長大きいことです。182センチもあるらしい。主演の浦井さんも181らしいですが、宮野真守の方が断然大きく見えました。顔の大きさの差とか???
宮野真守って山田裕貴と同じ星の出身(顎の星)だと思うんですけど、たぶん山田裕貴よりも位の高い顎具合なので勝手にそんなに顔小さくないと思ってたら死ぬほど小顔ですやん…ってなりました。
カツラがロングでかなりボリュームあったことも理由なのかもしれませんが、凄いスタイルだと思います。顎もそんなに目立ちませんでした。顎の話ばかりしてるように思うかもしれませんが、別にそんなに気にしてませんよ!!!

 ▪️二通目

まだ続きあるんで書きますね?

これまでは役者さんの話だったんですけど、次は役柄とかストーリーとかの話をします。

王家の紋章って読んだことなくて、あんまり興味あるわけでもなかったんですけど、お約束なことも多いながら(古い漫画ですもんね)予定調和的なところも楽しかったです。
先輩が原作知ってるのかわからないので知らない前提で書きますけど、内容は考古学オタのヒロインがひょんなことからタイムスリップして古代エジプトに行ってしまい、古代エジプトでは珍しい金髪に白い肌なこと、現代人の知識を使っていろんなことができるから女神的に奉られて、エジプトのファラオと恋愛しつつも他の人からやたら横恋慕されるって話のようです。
で、結論から言うとファラオくっっっそアホでした。バカで何も考えてないか、考えててもその考えがひたすら浅いのでどうしようもないです。
ただ、本気でアホだしどうしようもないやつで、ヒロインに対してもものすごく俺様なのであまり魅力を感じませんでしたが、原作だとファラオって少年王の設定みたいですね。
舞台だとファラオもヒロインも三十路だから、そこそこ若くは見えてもさすがに十代には見えなかったですけど、原作だと十代らしいので、まぁ若さ故のほとばしりとかかなって思えば納得できる気もします。

ヒロインがタイムスリップするのは、エジプトで新たに発見された王の墓(ヒロインの恋人のファラオ)の発掘にのこのこ着いて行って王家の呪いにかかったかららしいんですけど、このヒロインは相当墓に失礼なことをしているので、そりゃ呪われるよなって思います。考古学に興味があってエジプトに留学してる設定らしいのに、墓の中のものをベタベタ触るし…
ちなみにヒロインを呪ったのはファラオの姉(濱田めぐみさん!)です。私が姉でも呪うだろうなぁ。ヒロイン失礼だもん。

姉はファラオのことが大好きだし、当時のエジプトの風習的にも兄弟間の結婚は普通のことだからファラオと結婚するって信じてるんですけど、ファラオが途中からヒロインに夢中なのでお姉ちゃん可哀想…ってなりました。
お姉ちゃんは気位が高いしいろんな策謀を巡らせて恋敵を殺したりする怖い女ですけど、ヒロインが作者の願望なのかやたらモテる感じのわりに魅力がないのに比べて、なんかもう少し魅力がわかりやすかったです。私の濱田さんに対する贔屓目かもしれませんが。

ファラオに横恋慕するヒッタイトの王女が元宝塚娘役トップの愛加あゆさんでしたが、あんまり大した役じゃなかったです。すぐ死ぬし。ただ、死んだ後もなんだかんだ出番はあり、だけど死んでるのでセリフはなくひたすら踊っているという謎の役でしたけど…ちなみに聞くところによると、今回の再演でミタムン(王女の名前)のダンスシーンはちょっと減ったらしく、前はどんだけ踊ってたんだ!?と思うと笑える。

宮野真守は愛加あゆさんの兄のヒッタイト王子役でして、この王子もまぁわりとアホなんですけど、でもファラオよりか断然知的ではありました。比較対象が底辺なんですけど。
ヒッタイト王子は当然ヒロインに惚れるんですが、ヒロインのどこが良かったか最後まで観てても分かりませんでした。顔かな…??
ちなみにヒロインは金髪は肌の白さを周りからめっちゃ誉められますが、誰にも美人とは言われないところが楽しいです。美人じゃない設定なのかなぁ…

舞台の最後でヒロインはファラオと結婚したんですけど、私は原作では結婚してるのか怪しくない?って思いました。原作でも普通に両思いなんだろうけど結婚するにはハードルあるし、今もそのハードルを乗り越えてる最中なのかなって思ったんですが、職場の同期に王家の紋章観てきた話をしたら、その子は原作読んだことあったみたいで普通に結婚してるよって教えてもらいました。わりと最初の方でしてるとか…そうなんだ。
原作はヒロインが男に惚れられては浚われて、取り戻されてファラオとの愛を確認するというルーチンを儀式のように繰り返しているらしいと聞きましたが。

ちなみにヒロインは現代人の知識で当時の人から見たら奇跡としか思えないことを起こすらしく、原作だともっといろいろあるんだろうなって予想できますけど、舞台でやったのは牢の中にある泥水を真水に変えること、ファラオがサソリに噛まれた時にサソリの毒が回らないよう処置したことくらいでした。
当時のエジプトにはまだ鉄がなくて、ヒッタイトは鉄の作り方を秘密にして持っているらしい、という話がありヒロインは当然鉄なんてよく知ってるし、時代はこれから鉄が主流になる!みたいなことを言い出して、周囲はじゃあお前は作り方を知っているのか!となったところで、「鉄鉱石を溶かして、叩いて形を整えて、冷えたらまた熱して叩く」ってことを伝えていて、そもそも鉄鉱石がどんな石とか、どんなあたりにあるものなのかが全然な

 ここでメールが途絶えており、もしかしてエジプトに流された?!と心配してたら翌日三通目がきました。

▪️三通目
昨日めっちゃ長いメール送ったつもりでしたが寝落ちしてて切れてたみたいです~すみません。

とりあえず鉄鉱石がどんな特徴の石なのか理解して伝えてないと、結局鉄なんて作れなくない!?と思ったところがなかなかのハイライトでした。

あと、これははっきり言及されてた訳じゃなくて予想なんですが(でも一緒に観た友人も同意見だったのでたぶん合ってると思います)、ファラオはたぶん元の歴史だと、サソリに噛まれて死んでるんじゃないかと。だからヒロインが呪いにかかった時の墓にいるファラオはサソリで死んだけど、ヒロインがタイムスリップして歴史に干渉したせいで生き残ったっていう設定かなと思います。
ただ、それによって元の歴史に変化が起きたとかそんな描写はなかったので、だから?って感じですが。
ちなみにファラオがサソリに足を噛まれた時、ヒロインがファラオの足の毒を吸い出すんですが、その吸い出した場所がなんかふくらはぎかもう少し上あたりのなんか高めの場所で、サソリってそこ刺すんだ!?もっと低い位置(足の甲とか)かと思った~ってなりました。
あと、ファラオのお衣装は、服は派手目のワンピース?なので、下半身はスカートっぽい感じ(貫頭衣ほど簡素ではないけどあんな感じ)、足下はサンダル+膝上までのブーツ的な筒で、わりとサソリに刺された場所は防御できてるように思えたんですがその時だけ違う服だったかもしれません。
あと、足の筒とスカートの間には隙間があって、常に膝が覗いていたのでやんちゃ小僧感ありました。中の人は三十路なのに常に膝を出すとか、役者さんは大変な仕事ですね。

 

以上です。濱田めぐみさんにハマった友人は今レム役目当てにデスノミュを観に行くべきか検討中だそうです。レムって低予算な舞台だったら天の声で済ませられそうなキャラなだけに、そこに実力があってギャラもお高そうな人を配置してるデスノミュに俄然興味が湧いてきたぞ…?

非実在ヤンキーが好き

マイルドの反対語はストロングなんだそうです。なので、孫ちゃんの先日解禁された新作がとってもストロングヤンキー。

demekin-movie.com

カタカナ四文字タイトル&AMGさんなのに脚本がイケタニマサオじゃないのに驚いた。AMGさんはどんだけヤンキーもの制作チームのツテがあんの?しかし2017年冬にデメキンということは少なくとも今年はガチバン再開はなさそうだなあ。闇金ドッグスの新作は…闇金ドッグスの年内新作はまだ期待してていいですか…。忠臣さんロス。推しに対しては祖母だけど、忠臣さんに対しては完全にドリな自覚があります。忠臣さん生きてく上でお金かからなさそうだからわたしのお給料でも養ってあげれそう。おうち泊めたげるし焼肉奢ってあげるからお金貸して〜〜〜!10日毎に9000円払って彼氏のビジネスに出資してるの♡って言いたい。

http://img.eiga.k-img.com/images/buzz/65488/2f8b5c076f3239ed/640.jpg?1495102354

このお写真がめちゃくちゃに良くて何度も見てははわわ〜〜〜ってなってる。控えめに言って最高じゃないですか!?なんだこの前時代のヤンキーを鍋にぶちこんでド田舎の閉塞感を煮切って飛ばしたみたいな仕上がり。最初胸に「亜嵐」って書いてあるのかと思ってびびった。白濱亜嵐と焼肉食べてる画像とか、白濱亜嵐宅で家飲みしてる画像とか*1、ください。

ハイロープレゼンして断られるとき、あるいは観たけどあんまり面白くなかったとおぼしきとき、大抵「ヤンキーもの苦手なんで」と言われます。世の中にはヤンキーものが苦手な人は結構いる。物心ついた頃には幽白があったし、ときめきトゥナイトより湘南爆走族を選ぶ女児だったし、自分のことは特にヤンキーものに抵抗のない人間、ぐらいに思ってたけど、どうも積極的にヤンキーものが好きらしいと気がつきました。なんでだろう。現実のヤンキーは普通に嫌いだし、Y浜西口のドンキ早く燃えてなくならないかなって思ってるのに。学ラン萌えとか、アクションは喧嘩殺法が好きとかビジュアル面の理由もあるんだけど、概念としてのヤンキーものが好き。その中でも特にイケタニ脚本が好き。ナイトヒーローNAOTOの池谷脚本×元木監督回が完全にガチバンでめっちゃ好きだなって思った。ホストが分不相応な夢を見て、信頼してた先輩に裏切られる話なんだけど、このホスト*2がブスでチビでしょうもなくて、どうしようもない寂しさがあった。同じく監督は元木監督で、脚本が別の人の回はそこまでではなかったので、やっぱりキーは脚本なんだと思う。ブスは幸せにはなれない。初期のティムバートン作品が好きなんだけど、そこにも醜いことは悪という徹底した寂しさがある。シザーハンズとか、悪いのはどう考えてもヒロインなんだけど、でもヒロインは最後まで美しく描かれるし、やっぱり悪いのは醜いシザーハンズなんだ。それから、好きな漫画家ベスト3に確実に入る大島弓子先生の「綿の国星」で、将来人間になれると信じていた猫が、猫は猫から生まれて猫にしかなれないことを知ったあとのとても美しいモノローグ「鳥は鳥に 星は星に」のところ。猫は猫にしか、ヤンキーはヤンキーにしかなれない。わたしはわたしにしかなれないし、人は人と分かりあえない。下町ヤンキーもののガキ☆ロック、ようやく孫ちゃんの金山龍太のエピソードになりましたが、龍太が出てくるたびに、同じく大島先生の「ダリアの帯」の「僕の前にさみしさが、僕の後ろにさみしさがあった」を思い出します。この辺、わたしの脳内カテゴリでは全部同じところにつっこまれてて、自分の中での共通点までは分かるんだけど、なんでそれが好きなのかまだ理由がよくわからない。夏休みの宿題です。

*1:Sカワ4月号より。焼肉食べて白濱亜嵐宅で飲んで「君の名は。」の話したりしてよく遊ぶらしい。ニコ生でくれ。

*2:ちなみにこのホストの元職場は闇金ドッグス1でヤクザ時代の忠臣さんが出入りしてたクラブと同じ。

その企画書、パワポでください(たたら侍ネタバレ感想)

www.youtube.com

【冒頭からネタバレ有、ご注意ください】

まず最初に、わたしこの話嫌いじゃないです。むしろ割と好きなカテゴリ。簡単に言うと、ド田舎の製鉄会社の社長の息子に生まれた伍介ちゃん(青柳翔)が俺、第一次産業なんかやってらんねー!鉄作るんじゃなく鉄製品を使う側になりてえ!勝ち組側にまわりてえ!って自分探しの旅に出るんだけど、特に鉄作り以外に何のスキルもなく、世間の動向も世の中の怖さも知らなかった故に、何一つできずひたすら逃げて逃げて、さらに自分の判断ミスによって村に災厄まで呼び込んで、大事な人を何人も死なせて、最後無我の境地に至るっていう話です。ゆとりとかモラトリアムとかそういうキーワードで宣伝したっていいジャンルです。
最初、FF8みたいな構造だなって思った。わたしFFは6と8が好きなんですけど、8ってスコールから見たスコール個人の物語なので、世界で何が起こっているのか、魔女はなんなのか、とかがちゃんとプレイヤーに示されなくてわかりづらいから低評価なんだと思うんです。スコールが知らないことはプレイヤーにも示されないし、スコールがリノアのことで頭がいっぱいだから後半リノアの話しかしてないって踏まえてプレイすれば割と世界に入り込みやすいかと…。まあたたら侍もそんな感じで、ちゃんと示されてはいるんですけど、今がどの時代だとか、新平が村長の息子だとか、真之介様が何者なのか途中で参加したのは何の戦なのかとか、どれもこれも説明はされない。伍介の見た、伍介の世界の物語なので、伍介が知らないあるいは言うまでもなく伍介が知ってる話は出てこない。
はっきり言って伍介は愚かです。無知で無力で、ただ村を守りたいという気持ちがあるだけで知恵も経験もないので逃げまくりだし、あっさりと騙され付け込まれすごいたくさん人を死なせる。この伍介ちゃんが方々で頭ぶつけまくってくのは、叩いて叩いて鍛える刀になぞらえてるんだろうな。伍介という鋼の原石(という表現も変だけど)が一本の刀になるまでを描こう、という話なんだろうけど、最後たどり着いたところが献上用の刀というのは最高に皮肉が利いていて良い。世界が平和になった象徴であるけれど、振るわれることはなく、にも関わらず刀であることからは逃れられない。この話、救いはないです。最後に雪で遊ぶ子供達のシーン、おいおいそのカットでむりくりいい話エンドにするつもりか?と思ったら、伍介の幻だったのはめちゃめちゃよかった。世界は残酷で、時間は不可逆だ。ポジティブにとらえれば、もともと側にあったものが一番良かったことに気付いたという往きて還りし物語の構造だけど、ネガティブに言えば己に課せられた運命からは逃れられないという話だし、わたしはそれが好き。しんどい話は嫌いだけど、寂しい話は好きなんです。
そうそう、言っても伍介は村下(鋼作りの親方みたいなポジション)として生まれて、絶対に村下になれるエリートなんですよね。村の中なら。作中なんども出てきた鋼作りの下働き勢よりずっと恵まれた身分な訳ですよ。下働きも2パターンいて、着物きてあれこれ作業する人と、ふんどし姿でずっとたたらを踏んでるだけの人たち。このおそらく一番下っ端であるふんどし勢と伍介のエピソードも見たかったなー。でも多分彼らは伍介の世界には存在しない人だからエピソードもないんだろう。そこまで徹底したのなら超クールだ。

問題は、なぜこの脚本にここまでの予算をつけたのか?ってことです。なぜだ。本当になんでなんだ。あえて調べずに印象で語りますが、監督、今までここまでの予算の作品を撮ったことない方じゃないでしょうか?コンビニ差し入れるぐらいなんで、とにかくセットもエキストラもすごい。たたらの村も、製鉄の工場?みたいなとこも、町並も途中参加した早乙女太一軍の陣もすごい金かけて作ってあるし、エキストラの数も衣装もはんぱない。船ももしかして作った?!と思って震えたけどさすがにそれは借りてきたみたいで、エンドロールに借り先の名前があって安心した。でも運ぶだけでもめちゃ金かかるよなあ…で、そのすごいセットやらなんやらが作中、余すところなくうつっています。画面切り替わるたびにクレーン使ってセット全景、そしてその至るところに配置されちゃんと衣装も着て演技もしてるエキストラのみなさんをヒキでしっかり収めたところからぐいーんとクローズアップして主要人物のアップになるというのを毎シーン毎シーン、もう毎シーン必ずやるんです!超かったるいわ!!!!!良いエンタメは展開が早くてテンポが良いが持論ですが、恐ろしくテンポは悪いです。なので監督がお金かかったセットが嬉しくて、写さないのがもったいなくてどうしても毎回収めたくなっちゃったのかなって思った。風景のシーンもわざわざカメラ動かさんでええやろ。そんなにクレーン使いたいんかーい。とにかくカメラワークがダルい。伍介の世界の物語というセカイ系といっていいぐらいパーソナルな話なのになんでこんな大作みたいなお金のかけ方撮り方しちゃったんですか。この話なら、いっそ手持ちカメラでずっと伍介一人を写し続けるような映像でみたかったよ。村を出て誇らしげに船に向かうとき、逃げ出して再び村を辿り着いたとき、新平を死なせたとき、真之介を死なせたとき、伍介がどんな顔をしているのか、もっとねちっこく見たかった。こんな大作とは真逆のジャンルの脚本に、誰が多額の予算つける判断したのか不思議でしょうがないです。めちゃくちゃ金かかってることは分かる。どう考えても動員では採算合わないし、ハイローみたいにライブで回収できるものでもない。ビジネスとしてこんな金の使い方して大丈夫なのかって心配しながらエンドロール見てたら、「たたら侍を支える会」としておそらく島根地元企業と思われる法人名がものすごい大量~~~にあげられてまして、さらに書ききれなくて「他221社」みたいな雑な紹介されてた。支えるという名の出資なんでしょうけど、もしかしてここで採算あわせてるのか。そしてそこの出資があるためにやたらめったら島根の風景が映るのか。もしそうだとしたら不幸なことだなあ…。

はいろーユニバースの創造神であるHIRO神に拝謁したくて早朝からバルト9の舞台挨拶あり回を観て来ました。登壇者が10名近くいて、まさにひとつ前の記事で書いたとおり登壇者が多い舞台挨拶は質問消化で終わっちゃって盛り上がらない、の状態だったけどHIRO神来るの大人数の回だけだったからしょうがない~生で見るHIRO神はめちゃくちゃ顔がちっちゃかったです。はいろー産み出してくれて、あと鬼邪高気に入ってくれてありがとうって念飛ばせたんで満足です。あと九十九さんはやっぱり顔がすごい好みだと思った。こういう香港スターにいそうな顔がすごいすき。マッマが実はSHUN時代からEXILEが好きで最近だと「AKIRAくんが好き」なことをはいろーにはまってから初めて知ったので、一週間遅れの母の日として連れてったんですけど
マ「やっぱりAKIRAくんはかっこいいわ~。で、あんたは誰が好きなん?」
わ「主演の青柳翔」
マ「ふーん、顔濃いのが好きなんやな」
わ「えっ、顔の濃さならAKIRAの方が圧倒的にくどいやん!」
マ「AKIRAくんは顔濃くないよ?」
この顔濃くないよ?をNANAのワザとだよ?並のきょとん顔で言われた。解せぬ。AKIRAさん演じる尼子真之介の幼少時代の派手な鎧とか、成長してからも赤で統一したお衣装で暴れまわるのは理屈じゃない原始的かっこよさがあるな。ハイローみLDHみを感じたのはそこぐらいで、特にハイロー感はないです。

ちなみにこの映画で一番笑ったのはエンドロールの「衣装提供 24Karats」です。どこで使ったんだよ!?

 

【5/22追記】

同監督の過去作「わさお」についての記事。死ぬほど笑ったしこれはたたら侍を観た人は読むべきと思ったので貼っておきます。憶測でしかないけど、ばっさばっさ斬って回る割に一滴も血が出ないこととか、なんか妙に印象に残りエンドロールでもえらい行数を割いてる田植えシーンとか、そういう不思議ポイントに合点がいった気分。

miyearnzzlabo.com

光は大事(トモダチゲーム劇場版完成披露イベント)

natalie.mu

完成披露イベント行ってきました。先週ポリマー初日挨拶いって、今週末たたら侍初日も行くのでそろそろ履歴書の趣味欄に舞台挨拶って書くべきかもしれない。どんだけ孫見てんのって言われる。わたしもどんだけ舞台挨拶出るんだよって孫に聞きたい。作品数ベースでなら、割とガチで2017年最も多くの作品の舞台挨拶に出た俳優としてギネスのれるんじゃないでしょうか。急ぎの申請費用65000円かららしいのでどうですか。あと初日でなく大ヒット御礼舞台挨拶に立つとこが見たいなー。可能性ありそうなのは亜人かなあ。いつか孫ちゃんがど真ん中で大ヒット御礼やるところ、見たいね…。繰り返し通ってるとすごい盛り上がる時もあればそうでない時もあってなんとなくこれが原因かなってのも分かってきた。今日も決して楽しくなかったわけでもないんですけど色んな要因が重なってなんとなーく地味ーなイベントでした。そういう面白さの要素的なことを考えるのがすきなので備忘録的にメモ。

・登壇者は少ない方がいい
多いほうが華やかになりそうだけど、人が多いと一人当たりの話す時間も短くなるし、客席も誰のおたくかがバラけるので、推しが面白いこといったときの反応とかも薄くなる。質問を消化するだけで終わっちゃう感が強い。あと今日は登壇者の数に対してマイクの数が半分しかなく融通しあって話すようにしてたっぽいんですが、その状態だと誰かの話に絡もうにも今マイク持ってないからできない、となって話が膨らまなかったなーと。という訳で現地で見る分には登壇者数が少ないほうが絶対に楽しいです。
・会場は明るいほうがいい
これ!大事!!会場によるものなのでどうしようもないっちゃないんですけど、今日もうちょっと照明なんとかならなかったのかな。すごいどよーーんと薄暗くてそれが地味感の最大の要因だった気がする。前に赤雨の挨拶で行ったのと同じスクリーンな気がするんですけど、もっと明るかった気がするんだけどなあ。あの挨拶良かったなーって思い出すのはたいてい会場が明るい。壁が白や明るめのところは生で見てる時もいいし、写真映りもいい。一番光が良かったなって思うのは今のところ渋谷シネパレス。たしか壁がやわらかいクリーム色。
・お衣装は派手なほうがいい
今日ものの見事にほぼ全員地味な色味でしたね!一部ならいいけど、全員そうだとさすがにさみしい!根本さんだけがピンクふわふわでアイドル!おっぱい!みたいなお衣装で華やかでよかった。赤いお靴もかわいい~。女子はできるだけ華やかなのできてくれー。会場の明るさと一緒で、見た目が派手なほうがみてるこっちもテンション上がります。
・メディアのあるなし
これは一長一短。媒体さんが入ってる回は時間も長めだし、フォトセッション中はひたすら推しの顔面眺める時間で楽しい。入ってない回はぎりぎりな話が聞けることが多いし、登壇者の人もリラックスしてる感があります。
・上映前か上映後
絶対上映後!夜開始の完成披露はどうしても前になっちゃうので質問も回答も奥歯に物が挟まったみたいな感じになっちゃう。今日も、本編がうわああああて感じで終わったので上映後に挨拶だったらすっごい盛り上がったろうになー。
・登壇者はゆっくり入れたほうがいい
人数多いとがーっと入れちゃいたくなるんだろうけど、一人一人ちゃんと紹介しつつ入れて、入ってくる時に何かしらアクションしつつだと会場もあったまる気がする。ソシャゲの10連ガチャ演出もパチンコの予告演出も焦らすのが大事じゃないですか。LDHの人たちはその辺ものすごく派手に入ってくるのでやっぱり普段ライブやってるのが大きいのかなー。
・後になるほど話が面白い
すべらない話、やればやるほど喋るのうまくなってくる的な。でもLDHみたいに一日にめちゃくちゃ回数やってたりすると、後のほう明らかに疲れが見えてくるので一概には言えない。

基本、孫ちゃんが出てるなら行くという選択肢しかないんですけど、もしどうしても一つに絞らなきゃならないなら、登壇者数が変わらないならメディア取材ありのやつ。減ってくなら登壇者数が少ないメディアなし上映後のやつを選びます。あとセンブロ最強だけど上手と下手なら下手。
先月、有頂天家族2の先行試写イベントに行ってきたんですけど、これがもう登壇者も司会さんも客席も全員ものの見事に一人静かに読書するのが好きです、な人ばっかり集めました感あって、みんな楽しんでる空気はあるんですけどものすごーーーーーーい静かなイベントでめっちゃおかしかったです。TOHOシネマ六本木のあの一番大きいスクリーンが老若男女で満席なのにすごい静か。一期最終話→二期1・2話先行→トークの流れだったんですけど、あの最高に最高な一期最終話のあと誰も拍手しなくて(多分みんな様子を伺ってた)、2話終わった後全力で拍手しました。観劇マナーだの映画館でのマナーだのの話は最近よく見かけますが、論外なのはもちろん良くないですが、どっちかというと広斗ー!?女ー!?あああバイクー!!!のとこで自然に笑い声があがるような空間のほうがわたしは好きだな。挨拶付きの回はやっぱり客席の熱量も高い分、そういう雰囲気になることが多いので、あの空気を味わいたくて通うのかもしれない。

トモダチゲームの話してない!大体こんな感じ

・孫ちゃんのお衣装は茶系のチェックのスーツにコーヒー色のヘンリーネックのインナー。赤茶のレースアップブーツ。かわいいけど秋かよ。今5月だぞ。あと左足のパンツの裾がブーツの履き口にひっかかっててもうずーーっと裾…裾…って思いながら見てました。そそっかしいかわいい。近くの席の人がスケッチブックに推しへのメッセージ書いて掲げてたんですけど、わたしも「ズボンの裾!!!」ってカンペ出したかった。
・ドラマの印象がとにかく吉沢亮の顔が整っている、だったので現物はどれだけ後光さしてるんだろうと思ったけど、意外に映像と印象が変わらなかったかな。あと思ったより小柄。喋りもおっとりした感じで沖田みある~~!
・天月さんって方は歌ってみたの人なのかな?なんか存在がCGだった。
・フォトセッションの時は固定オペラしてたんですけど、笑っての指示が出ると山田裕貴はあのビリケン笑顔だし、隣の吉沢亮はすごいアルカイックスマイル~仏様〜って感じでご利益感あふれる画面でした。いいものをみた。宝くじ買おう。
・やっぱりフォトセッションの時もなんとなく静かだったんですけど、盛り上げるためか、笑っての指示のたびにハハハって声出してた孫ちゃんはしみじみと偉いなって思いました。えらい!
・前日に帝一の國のイベントで菅田将暉野村周平が公開キスしたらしく、今日もやったらどうしよう…って恐怖に震えてたんですけどなくてよかった。公開キスはなかったけど公開内股タッチはあった。そこ、触っていいゾーンなんだ。
・マイクの数が足りないの良くないって書きましたけど、話そうとしてる人にすっと渡してあげたり、マイク差し出して声拾ってあげたりしてるのはかわいい。キャストが仲良さそうにしてるのを見るのは楽しいなー!

 

【以下、本編バレ感想】

・ドラマの第1ゲームより第2ゲームの方がだいぶ面白かった。やっと話の縦糸が見えてきた感じ。ただやっぱりもうちょいテンポ良く話進めてほしいなー。毎回毎回5人のリアクション全部写さなくても良いのでは…途中、ゲーム観戦者からのつっこみが「話長い」「見ててつまらない」だったのは自虐がすぎる。顔アップを繰り返し写すのは、推しの顔面を映画館のスクリーンで楽しむ用途には適してる。
・「シベ、お前は考えて話せ」「シベ、お前もう喋るな」シベの人権が低い。
・回想シーン、サワラギパパが赤ワイン飲んでるグラスがすごい汚かったんだけどこれなんなの、伏線なの…?
・根本さんのセーラー服のラインがとてもよい。
・えっ耳そこなんだ!?(ここ、一番笑った)
・例のキスシーンはやたら光ってました。ちぃ知ってる、この光は円盤で削除されるやつだ!

さあ、妄想の時間だ!

HiGH&LOW2・3のポスタービジュきたーーーーーー!!というわけで今だからできる妄想のターンです。はやく答え合わせさせてください。あと完成披露とハイローランドと絶対やるだろう公開直前記念ザム応援上映の日程もお願いします。おたくの夏は忙しいんですよ!

natalie.mu

・ま、街がめちゃくちゃじゃねぇか~~~!なんかドアとかあるし、無名街の焼け跡というよりは山王に見える…?アーケード撤去に絡めたシーンは絶対あると思ってたけどまさかの山王まるごと燃えちゃう…?そういえばコブラヤマトノボルの思い出の場所は消滅確定だし、アーケード上の撮影あったらしいので、消滅するところを三人が見るシーンあるかもって思うとつらい。つらいたのしい。
・村山ちゃが学ランに戻ってフリンジが増えた。あと制服が大きく見えるのは痩せた…?肉食べよう肉。深夜にLサイズピザ2枚頼もう。卒業して村山会作ってても、しれっと学校通っててもどっちでもわたしは受け入れられる!と受け身の訓練してたけどあっさり学ランでした。バンダナも戻った…?ザムの決戦時、バンダナが違うのって絶対いつものやつは轟のロッカーに放り込んできましたよねー(以下略)ハイローオーラスの時は、轟辻芝マンの三人ぼっちでカチコミに行くところに後ろからOBと後輩で満杯にしたトラックに乗った村山さんがパーーーッパッパッパー!って現われるシーン絶対やってほしいです。鬼邪高は学校であるが故に、他のSWRDと違って最初からメンバーが入れ替わっていくことが前提のチームなので、「繰り返されること」に重きを置いて欲しい。人が入れ替わっていっても変わらないものがみたい。あとお靴だけは最初に履いてたワンスターがレベルがダンチで好きなので変わらないでいてください…。
コブラちゃ~んの赤シャツ、ロッキーさんの赤手袋(義手っぽくてかっこよすぎかよ)、スモ様の赤ファー、元々だけど日向さんの法被とO以外赤が追加されてる。Oだけないのはなぜなんだー。END OF SKYのENDは鬼邪高の青にかかるの…?こわい!でも出番は少ないより多い方がいいので悩ましい。山田裕貴だけ赤じゃないってメタ的ななにかだったら評価します。
・スモ様がおニューお衣装によりSWORDの全色コンプになった…?その皇室の方が正装する時にななめがけしてるアレみたいなやつはなんなんだ。駅伝にでも出るのか。ルードなら今は亡き蒲田の踏切も怖くないね!髪色といいキャラデザ変更箇所が色々謎すぎる。みんな無名街に変なもの捨てすぎでしょ。あと赤ファーは見る度にピーが見切れてる…?あ、違ったファーだわって思ってしまう。
琥珀さァんと雅貴の間にある出来たてほやほやのお墓はなんなの。広斗くんが拾ってきた子犬とか、雅貴が雨の日に遭遇した子猫とかだったらいいんだけど、一体誰が死ぬの…。いややっぱ犬もダメだ!犬は死んじゃダメなんで、九十九さんが踏みつぶしちゃったカエルのお墓とかそういうのでお願いします。
・劉はどうした。本当にどうした。はいろーって基本マガジン・ヤンマガ路線なのに新生劉だけガンガンって感じする。それも、Gファンタジーの方…。
津川雅彦が九龍のボスだとしたら意外にお衣装がゴッドファーザーでびっくりした。なんかもっと和風ヤクザのイメージでした。一人はみ出ている二階堂さんはどうなっちゃうんです?
・ザム→赤雨の間は数日だったのに、今回琥珀さァんの髪伸びすぎじゃないですか。ここまで伸ばすには半年ぐらい?1年前の話をまるで創世記の頃の話のように語るハイロー時空において半年経過ってすごいな。それともあれは前回の騒動の中心だった琥珀さんが身を隠すためのヅラ…?嘘だろ承太郎。あと4人の身長揃えるためなのかなんなのか、琥珀さんが首と膝を曲げてるの、ふふふってなります。
・結構な密度でキャラが配置されてるのにまだ追加キャラ全然紹介しきれてなくて改めてハイローユニバースすごいな、と。とりあえずOとDの新規映像の入った特報待ってますから…!ずっと、待ってますから……!