強く生きる

HiGH&LOWと山田裕貴関連用。本業はオタクです。

その企画書、パワポでください(たたら侍ネタバレ感想)

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【冒頭からネタバレ有、ご注意ください】

まず最初に、わたしこの話嫌いじゃないです。むしろ割と好きなカテゴリ。簡単に言うと、ド田舎の製鉄会社の社長の息子に生まれた伍介ちゃん(青柳翔)が俺、第一次産業なんかやってらんねー!鉄作るんじゃなく鉄製品を使う側になりてえ!勝ち組側にまわりてえ!って自分探しの旅に出るんだけど、特に鉄作り以外に何のスキルもなく、世間の動向も世の中の怖さも知らなかった故に、何一つできずひたすら逃げて逃げて、さらに自分の判断ミスによって村に災厄まで呼び込んで、大事な人を何人も死なせて、最後無我の境地に至るっていう話です。ゆとりとかモラトリアムとかそういうキーワードで宣伝したっていいジャンルです。
最初、FF8みたいな構造だなって思った。わたしFFは6と8が好きなんですけど、8ってスコールから見たスコール個人の物語なので、世界で何が起こっているのか、魔女はなんなのか、とかがちゃんとプレイヤーに示されなくてわかりづらいから低評価なんだと思うんです。スコールが知らないことはプレイヤーにも示されないし、スコールがリノアのことで頭がいっぱいだから後半リノアの話しかしてないって踏まえてプレイすれば割と世界に入り込みやすいかと…。まあたたら侍もそんな感じで、ちゃんと示されてはいるんですけど、今がどの時代だとか、新平が村長の息子だとか、真之介様が何者なのか途中で参加したのは何の戦なのかとか、どれもこれも説明はされない。伍介の見た、伍介の世界の物語なので、伍介が知らないあるいは言うまでもなく伍介が知ってる話は出てこない。
はっきり言って伍介は愚かです。無知で無力で、ただ村を守りたいという気持ちがあるだけで知恵も経験もないので逃げまくりだし、あっさりと騙され付け込まれすごいたくさん人を死なせる。この伍介ちゃんが方々で頭ぶつけまくってくのは、叩いて叩いて鍛える刀になぞらえてるんだろうな。伍介という鋼の原石(という表現も変だけど)が一本の刀になるまでを描こう、という話なんだろうけど、最後たどり着いたところが献上用の刀というのは最高に皮肉が利いていて良い。世界が平和になった象徴であるけれど、振るわれることはなく、にも関わらず刀であることからは逃れられない。この話、救いはないです。最後に雪で遊ぶ子供達のシーン、おいおいそのカットでむりくりいい話エンドにするつもりか?と思ったら、伍介の幻だったのはめちゃめちゃよかった。世界は残酷で、時間は不可逆だ。ポジティブにとらえれば、もともと側にあったものが一番良かったことに気付いたという往きて還りし物語の構造だけど、ネガティブに言えば己に課せられた運命からは逃れられないという話だし、わたしはそれが好き。しんどい話は嫌いだけど、寂しい話は好きなんです。
そうそう、言っても伍介は村下(鋼作りの親方みたいなポジション)として生まれて、絶対に村下になれるエリートなんですよね。村の中なら。作中なんども出てきた鋼作りの下働き勢よりずっと恵まれた身分な訳ですよ。下働きも2パターンいて、着物きてあれこれ作業する人と、ふんどし姿でずっとたたらを踏んでるだけの人たち。このおそらく一番下っ端であるふんどし勢と伍介のエピソードも見たかったなー。でも多分彼らは伍介の世界には存在しない人だからエピソードもないんだろう。そこまで徹底したのなら超クールだ。

問題は、なぜこの脚本にここまでの予算をつけたのか?ってことです。なぜだ。本当になんでなんだ。あえて調べずに印象で語りますが、監督、今までここまでの予算の作品を撮ったことない方じゃないでしょうか?コンビニ差し入れるぐらいなんで、とにかくセットもエキストラもすごい。たたらの村も、製鉄の工場?みたいなとこも、町並も途中参加した早乙女太一軍の陣もすごい金かけて作ってあるし、エキストラの数も衣装もはんぱない。船ももしかして作った?!と思って震えたけどさすがにそれは借りてきたみたいで、エンドロールに借り先の名前があって安心した。でも運ぶだけでもめちゃ金かかるよなあ…で、そのすごいセットやらなんやらが作中、余すところなくうつっています。画面切り替わるたびにクレーン使ってセット全景、そしてその至るところに配置されちゃんと衣装も着て演技もしてるエキストラのみなさんをヒキでしっかり収めたところからぐいーんとクローズアップして主要人物のアップになるというのを毎シーン毎シーン、もう毎シーン必ずやるんです!超かったるいわ!!!!!良いエンタメは展開が早くてテンポが良いが持論ですが、恐ろしくテンポは悪いです。なので監督がお金かかったセットが嬉しくて、写さないのがもったいなくてどうしても毎回収めたくなっちゃったのかなって思った。風景のシーンもわざわざカメラ動かさんでええやろ。そんなにクレーン使いたいんかーい。とにかくカメラワークがダルい。伍介の世界の物語というセカイ系といっていいぐらいパーソナルな話なのになんでこんな大作みたいなお金のかけ方撮り方しちゃったんですか。この話なら、いっそ手持ちカメラでずっと伍介一人を写し続けるような映像でみたかったよ。村を出て誇らしげに船に向かうとき、逃げ出して再び村を辿り着いたとき、新平を死なせたとき、真之介を死なせたとき、伍介がどんな顔をしているのか、もっとねちっこく見たかった。こんな大作とは真逆のジャンルの脚本に、誰が多額の予算つける判断したのか不思議でしょうがないです。めちゃくちゃ金かかってることは分かる。どう考えても動員では採算合わないし、ハイローみたいにライブで回収できるものでもない。ビジネスとしてこんな金の使い方して大丈夫なのかって心配しながらエンドロール見てたら、「たたら侍を支える会」としておそらく島根地元企業と思われる法人名がものすごい大量~~~にあげられてまして、さらに書ききれなくて「他221社」みたいな雑な紹介されてた。支えるという名の出資なんでしょうけど、もしかしてここで採算あわせてるのか。そしてそこの出資があるためにやたらめったら島根の風景が映るのか。もしそうだとしたら不幸なことだなあ…。

はいろーユニバースの創造神であるHIRO神に拝謁したくて早朝からバルト9の舞台挨拶あり回を観て来ました。登壇者が10名近くいて、まさにひとつ前の記事で書いたとおり登壇者が多い舞台挨拶は質問消化で終わっちゃって盛り上がらない、の状態だったけどHIRO神来るの大人数の回だけだったからしょうがない~生で見るHIRO神はめちゃくちゃ顔がちっちゃかったです。はいろー産み出してくれて、あと鬼邪高気に入ってくれてありがとうって念飛ばせたんで満足です。あと九十九さんはやっぱり顔がすごい好みだと思った。こういう香港スターにいそうな顔がすごいすき。マッマが実はSHUN時代からEXILEが好きで最近だと「AKIRAくんが好き」なことをはいろーにはまってから初めて知ったので、一週間遅れの母の日として連れてったんですけど
マ「やっぱりAKIRAくんはかっこいいわ~。で、あんたは誰が好きなん?」
わ「主演の青柳翔」
マ「ふーん、顔濃いのが好きなんやな」
わ「えっ、顔の濃さならAKIRAの方が圧倒的にくどいやん!」
マ「AKIRAくんは顔濃くないよ?」
この顔濃くないよ?をNANAのワザとだよ?並のきょとん顔で言われた。解せぬ。AKIRAさん演じる尼子真之介の幼少時代の派手な鎧とか、成長してからも赤で統一したお衣装で暴れまわるのは理屈じゃない原始的かっこよさがあるな。ハイローみLDHみを感じたのはそこぐらいで、特にハイロー感はないです。

ちなみにこの映画で一番笑ったのはエンドロールの「衣装提供 24Karats」です。どこで使ったんだよ!?

 

【5/22追記】

同監督の過去作「わさお」についての記事。死ぬほど笑ったしこれはたたら侍を観た人は読むべきと思ったので貼っておきます。憶測でしかないけど、ばっさばっさ斬って回る割に一滴も血が出ないこととか、なんか妙に印象に残りエンドロールでもえらい行数を割いてる田植えシーンとか、そういう不思議ポイントに合点がいった気分。

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光は大事(トモダチゲーム劇場版完成披露イベント)

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完成披露イベント行ってきました。先週ポリマー初日挨拶いって、今週末たたら侍初日も行くのでそろそろ履歴書の趣味欄に舞台挨拶って書くべきかもしれない。どんだけ孫見てんのって言われる。わたしもどんだけ舞台挨拶出るんだよって孫に聞きたい。作品数ベースでなら、割とガチで2017年最も多くの作品の舞台挨拶に出た俳優としてギネスのれるんじゃないでしょうか。急ぎの申請費用65000円かららしいのでどうですか。あと初日でなく大ヒット御礼舞台挨拶に立つとこが見たいなー。可能性ありそうなのは亜人かなあ。いつか孫ちゃんがど真ん中で大ヒット御礼やるところ、見たいね…。繰り返し通ってるとすごい盛り上がる時もあればそうでない時もあってなんとなくこれが原因かなってのも分かってきた。今日も決して楽しくなかったわけでもないんですけど色んな要因が重なってなんとなーく地味ーなイベントでした。そういう面白さの要素的なことを考えるのがすきなので備忘録的にメモ。

・登壇者は少ない方がいい
多いほうが華やかになりそうだけど、人が多いと一人当たりの話す時間も短くなるし、客席も誰のおたくかがバラけるので、推しが面白いこといったときの反応とかも薄くなる。質問を消化するだけで終わっちゃう感が強い。あと今日は登壇者の数に対してマイクの数が半分しかなく融通しあって話すようにしてたっぽいんですが、その状態だと誰かの話に絡もうにも今マイク持ってないからできない、となって話が膨らまなかったなーと。という訳で現地で見る分には登壇者数が少ないほうが絶対に楽しいです。
・会場は明るいほうがいい
これ!大事!!会場によるものなのでどうしようもないっちゃないんですけど、今日もうちょっと照明なんとかならなかったのかな。すごいどよーーんと薄暗くてそれが地味感の最大の要因だった気がする。前に赤雨の挨拶で行ったのと同じスクリーンな気がするんですけど、もっと明るかった気がするんだけどなあ。あの挨拶良かったなーって思い出すのはたいてい会場が明るい。壁が白や明るめのところは生で見てる時もいいし、写真映りもいい。一番光が良かったなって思うのは今のところ渋谷シネパレス。たしか壁がやわらかいクリーム色。
・お衣装は派手なほうがいい
今日ものの見事にほぼ全員地味な色味でしたね!一部ならいいけど、全員そうだとさすがにさみしい!根本さんだけがピンクふわふわでアイドル!おっぱい!みたいなお衣装で華やかでよかった。赤いお靴もかわいい~。女子はできるだけ華やかなのできてくれー。会場の明るさと一緒で、見た目が派手なほうがみてるこっちもテンション上がります。
・メディアのあるなし
これは一長一短。媒体さんが入ってる回は時間も長めだし、フォトセッション中はひたすら推しの顔面眺める時間で楽しい。入ってない回はぎりぎりな話が聞けることが多いし、登壇者の人もリラックスしてる感があります。
・上映前か上映後
絶対上映後!夜開始の完成披露はどうしても前になっちゃうので質問も回答も奥歯に物が挟まったみたいな感じになっちゃう。今日も、本編がうわああああて感じで終わったので上映後に挨拶だったらすっごい盛り上がったろうになー。
・登壇者はゆっくり入れたほうがいい
人数多いとがーっと入れちゃいたくなるんだろうけど、一人一人ちゃんと紹介しつつ入れて、入ってくる時に何かしらアクションしつつだと会場もあったまる気がする。ソシャゲの10連ガチャ演出もパチンコの予告演出も焦らすのが大事じゃないですか。LDHの人たちはその辺ものすごく派手に入ってくるのでやっぱり普段ライブやってるのが大きいのかなー。
・後になるほど話が面白い
すべらない話、やればやるほど喋るのうまくなってくる的な。でもLDHみたいに一日にめちゃくちゃ回数やってたりすると、後のほう明らかに疲れが見えてくるので一概には言えない。

基本、孫ちゃんが出てるなら行くという選択肢しかないんですけど、もしどうしても一つに絞らなきゃならないなら、登壇者数が変わらないならメディア取材ありのやつ。減ってくなら登壇者数が少ないメディアなし上映後のやつを選びます。あとセンブロ最強だけど上手と下手なら下手。
先月、有頂天家族2の先行試写イベントに行ってきたんですけど、これがもう登壇者も司会さんも客席も全員ものの見事に一人静かに読書するのが好きです、な人ばっかり集めました感あって、みんな楽しんでる空気はあるんですけどものすごーーーーーーい静かなイベントでめっちゃおかしかったです。TOHOシネマ六本木のあの一番大きいスクリーンが老若男女で満席なのにすごい静か。一期最終話→二期1・2話先行→トークの流れだったんですけど、あの最高に最高な一期最終話のあと誰も拍手しなくて(多分みんな様子を伺ってた)、2話終わった後全力で拍手しました。観劇マナーだの映画館でのマナーだのの話は最近よく見かけますが、論外なのはもちろん良くないですが、どっちかというと広斗ー!?女ー!?あああバイクー!!!のとこで自然に笑い声があがるような空間のほうがわたしは好きだな。挨拶付きの回はやっぱり客席の熱量も高い分、そういう雰囲気になることが多いので、あの空気を味わいたくて通うのかもしれない。

トモダチゲームの話してない!大体こんな感じ

・孫ちゃんのお衣装は茶系のチェックのスーツにコーヒー色のヘンリーネックのインナー。赤茶のレースアップブーツ。かわいいけど秋かよ。今5月だぞ。あと左足のパンツの裾がブーツの履き口にひっかかっててもうずーーっと裾…裾…って思いながら見てました。そそっかしいかわいい。近くの席の人がスケッチブックに推しへのメッセージ書いて掲げてたんですけど、わたしも「ズボンの裾!!!」ってカンペ出したかった。
・ドラマの印象がとにかく吉沢亮の顔が整っている、だったので現物はどれだけ後光さしてるんだろうと思ったけど、意外に映像と印象が変わらなかったかな。あと思ったより小柄。喋りもおっとりした感じで沖田みある~~!
・天月さんって方は歌ってみたの人なのかな?なんか存在がCGだった。
・フォトセッションの時は固定オペラしてたんですけど、笑っての指示が出ると山田裕貴はあのビリケン笑顔だし、隣の吉沢亮はすごいアルカイックスマイル~仏様〜って感じでご利益感あふれる画面でした。いいものをみた。宝くじ買おう。
・やっぱりフォトセッションの時もなんとなく静かだったんですけど、盛り上げるためか、笑っての指示のたびにハハハって声出してた孫ちゃんはしみじみと偉いなって思いました。えらい!
・前日に帝一の國のイベントで菅田将暉野村周平が公開キスしたらしく、今日もやったらどうしよう…って恐怖に震えてたんですけどなくてよかった。公開キスはなかったけど公開内股タッチはあった。そこ、触っていいゾーンなんだ。
・マイクの数が足りないの良くないって書きましたけど、話そうとしてる人にすっと渡してあげたり、マイク差し出して声拾ってあげたりしてるのはかわいい。キャストが仲良さそうにしてるのを見るのは楽しいなー!

 

【以下、本編バレ感想】

・ドラマの第1ゲームより第2ゲームの方がだいぶ面白かった。やっと話の縦糸が見えてきた感じ。ただやっぱりもうちょいテンポ良く話進めてほしいなー。毎回毎回5人のリアクション全部写さなくても良いのでは…途中、ゲーム観戦者からのつっこみが「話長い」「見ててつまらない」だったのは自虐がすぎる。顔アップを繰り返し写すのは、推しの顔面を映画館のスクリーンで楽しむ用途には適してる。
・「シベ、お前は考えて話せ」「シベ、お前もう喋るな」シベの人権が低い。
・回想シーン、サワラギパパが赤ワイン飲んでるグラスがすごい汚かったんだけどこれなんなの、伏線なの…?
・根本さんのセーラー服のラインがとてもよい。
・えっ耳そこなんだ!?(ここ、一番笑った)
・例のキスシーンはやたら光ってました。ちぃ知ってる、この光は円盤で削除されるやつだ!

さあ、妄想の時間だ!

HiGH&LOW2・3のポスタービジュきたーーーーーー!!というわけで今だからできる妄想のターンです。はやく答え合わせさせてください。あと完成披露とハイローランドと絶対やるだろう公開直前記念ザム応援上映の日程もお願いします。おたくの夏は忙しいんですよ!

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・ま、街がめちゃくちゃじゃねぇか~~~!なんかドアとかあるし、無名街の焼け跡というよりは山王に見える…?アーケード撤去に絡めたシーンは絶対あると思ってたけどまさかの山王まるごと燃えちゃう…?そういえばコブラヤマトノボルの思い出の場所は消滅確定だし、アーケード上の撮影あったらしいので、消滅するところを三人が見るシーンあるかもって思うとつらい。つらいたのしい。
・村山ちゃが学ランに戻ってフリンジが増えた。あと制服が大きく見えるのは痩せた…?肉食べよう肉。深夜にLサイズピザ2枚頼もう。卒業して村山会作ってても、しれっと学校通っててもどっちでもわたしは受け入れられる!と受け身の訓練してたけどあっさり学ランでした。バンダナも戻った…?ザムの決戦時、バンダナが違うのって絶対いつものやつは轟のロッカーに放り込んできましたよねー(以下略)ハイローオーラスの時は、轟辻芝マンの三人ぼっちでカチコミに行くところに後ろからOBと後輩で満杯にしたトラックに乗った村山さんがパーーーッパッパッパー!って現われるシーン絶対やってほしいです。鬼邪高は学校であるが故に、他のSWRDと違って最初からメンバーが入れ替わっていくことが前提のチームなので、「繰り返されること」に重きを置いて欲しい。人が入れ替わっていっても変わらないものがみたい。あとお靴だけは最初に履いてたワンスターがレベルがダンチで好きなので変わらないでいてください…。
コブラちゃ~んの赤シャツ、ロッキーさんの赤手袋(義手っぽくてかっこよすぎかよ)、スモ様の赤ファー、元々だけど日向さんの法被とO以外赤が追加されてる。Oだけないのはなぜなんだー。END OF SKYのENDは鬼邪高の青にかかるの…?こわい!でも出番は少ないより多い方がいいので悩ましい。山田裕貴だけ赤じゃないってメタ的ななにかだったら評価します。
・スモ様がおニューお衣装によりSWORDの全色コンプになった…?その皇室の方が正装する時にななめがけしてるアレみたいなやつはなんなんだ。駅伝にでも出るのか。ルードなら今は亡き蒲田の踏切も怖くないね!髪色といいキャラデザ変更箇所が色々謎すぎる。みんな無名街に変なもの捨てすぎでしょ。あと赤ファーは見る度にピーが見切れてる…?あ、違ったファーだわって思ってしまう。
琥珀さァんと雅貴の間にある出来たてほやほやのお墓はなんなの。広斗くんが拾ってきた子犬とか、雅貴が雨の日に遭遇した子猫とかだったらいいんだけど、一体誰が死ぬの…。いややっぱ犬もダメだ!犬は死んじゃダメなんで、九十九さんが踏みつぶしちゃったカエルのお墓とかそういうのでお願いします。
・劉はどうした。本当にどうした。はいろーって基本マガジン・ヤンマガ路線なのに新生劉だけガンガンって感じする。それも、Gファンタジーの方…。
津川雅彦が九龍のボスだとしたら意外にお衣装がゴッドファーザーでびっくりした。なんかもっと和風ヤクザのイメージでした。一人はみ出ている二階堂さんはどうなっちゃうんです?
・ザム→赤雨の間は数日だったのに、今回琥珀さァんの髪伸びすぎじゃないですか。ここまで伸ばすには半年ぐらい?1年前の話をまるで創世記の頃の話のように語るハイロー時空において半年経過ってすごいな。それともあれは前回の騒動の中心だった琥珀さんが身を隠すためのヅラ…?嘘だろ承太郎。あと4人の身長揃えるためなのかなんなのか、琥珀さんが首と膝を曲げてるの、ふふふってなります。
・結構な密度でキャラが配置されてるのにまだ追加キャラ全然紹介しきれてなくて改めてハイローユニバースすごいな、と。とりあえずOとDの新規映像の入った特報待ってますから…!ずっと、待ってますから……!

かわいいものをかわいいだけ紹介します

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ちゃんじんの顔は見るたびにいつも冨樫作品のモブにいそうって思うんですが、この画像完全にレベルEの13話3ページ目の完全再現じゃないですか!?甲子園予選編の後半で、娘の(ネタバレ)内をさまようお父さんの前に、ケンカする自分と妻がにょきにょき生えてくるとこです。お手元にレベルEがある方はぜひ見比べていただきたい……ちゃんじんってほんとすごい冨樫みある~~~!孫ちゃんも時々ゾディアック家の目になってるしね。どうでもいいですがわたしはヒソカと団長が天空闘技場で戦って塔破壊したあと、外で中継してるレポーターに似ています。
ただただこれが言いたかっただけなんですが、twitterで済ませとけって感じなので、他にも最近かわいかったやつをかわいいだけ貼ります。

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まさか高校生大学生男子向けファッション誌を買う羽目になるとは…なんかいろいろおもしろかったです。1P2カットだけだったけどお写真かわいかったし。どう見ても袖がバイカラーの長袖シャツを着てると思うんですけど誌面の文章では黒のロンTに白のノースリ羽織ってることになってるし、商品説明も多分逆だし、スタイリストが用意してる服を着てることがはっきり書かれてるのに堂々と「私服コーデ」コーナーをうたってて、10代男子こんな雑い雑誌でいいのか。チョロすぎんだろ。ページめくったらさらにヤマト*1がぜってーーーそんなこといわないだろ!ってテンションで自分のコーデについて語ってて畳み掛けるように笑わせてくる~~やめて~~~!たのしい~~~~!!あとこの雑誌、ほぼほぼカバンがコーデに組み込まれてないのがちょっと驚きでした。この世代の男子って一個買ってそれを使い倒すから、紙面割いて載せたところで購買につながらないとかなのかな。知らない市場の話はいつだって楽しい。世の中にはまだまだわたしの知らない面白いことがあふれているな…。

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監督、最後に・・・って言ってから笑うところがめちゃくちゃにかわいい~~~!監督とかPとか、とにかくおじさんと一緒の時の孫のかわいいポイントがやたら高いのはなぜなんだ。ファザコンか(察し)。毎回言いいますけど、これはわたしの孫ちゃん萌えポイントのサビなんで何度でもきいてほしいんですけど声がいいよね!このアイドルものすごくかわいいなって思ってた子がいざ喋ってるところを見たら声がかわいくなくてぎょっとしたりするので、声ってものすごく大事だなーと思います。
クレジット見るまで気付かないぐらい声優さんの声が聞き分けられないダメ絶対音感持ってないオタクなんで好きと言っていいか分からないんですけど、一応一番好きな声優さんは中村悠一さんです。中でも氷菓のほうたるが一番好きで、さらにほうたるの中でも「正体見たり」の冒頭、旅行に行く経緯を語るモノローグでだんだん口調がやけっぱちになってくるところがもーすごいすごいちょうかわいくて好きなんですよ。で、ザムを見て村山良樹やばいとにかく轟が出てくるまで見なくちゃと必死でドラマ版を見てるときに、一番最初に「村山さんかわいい」でなく「あ、村山さんの中の人の演技好きかも」って思ったのが今でもはっきり覚えてるんですけど、S2の7話の「それから毎日ケンカ、ケンカ、ケンカ!ケンカ!!」ってモノローグだったんです。最近、その二つの萌えポイントが自分の中でまったく同じなことに気がつきまして自分の好みのブレなさに震えました。こんなに好みの幅が狭くて大丈夫か。わたしが死ぬまでわたし好みのコンテンツが供給され続けてくれるのだろうか。老後の娯楽がないと死んじゃう…。

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今まで山田パパの話をしてるのを読むのは結構胆力がいったんですけど、これは心穏やかに読めてよかった。いつかウチくる?に出て、Mくんと名古屋めぐりしてからの父親登場涙のお手紙読み上げコーナーやってほしいですな~~~~~。わたしもそれみて号泣したい。ちょっと前にでた週間女性で「去年のヤンキー役はほめてもらえた」という話をしていて、村山ちゃかな?村山ちゃかな??って気になってたんですけど、この記事で答え合わせできてよかった。山田裕貴は村山良樹に出会えてよかったね、と思ってたら…

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白濱亜嵐ーー!!ありがとう!!!!!!!!!お中元送らせてくれ。まあそういう訳にもいかないので感謝の投げ銭としてジェネのMVをいくつか買いました。NEVER LET YOU GO見てたらさのれおのお母さんになりたくなった。さのれおの好きなごはんのお供はゆで卵らしいので、うずらの卵入りミートボールとお星様のにんじんが入ったシチューとかそんな無駄に手の込んだ料理作ってあげたい。最近愛情の発露がすべて何か食べさせてあげたいというベクトルになって困る…。エグザイル食堂の食堂のおばちゃんになりたい。
このCREAの記事もお写真がすごくよい~~。JMMと同じ日の撮影だとしたら作監がいつもの方じゃないんだけどわたしはいつもの方の信者なんですけど、これはこれで新鮮味があっていいですなー!襟ぐり浅めのクルーネックは首長小頭族にだけ許された選ばれしお衣装なのでもっと着て欲しい。横顔のシルエット美しすぎて漫画かなって思う。早く二次元にお帰り……。サライネス先生が大阪豆ゴハンで芸能人の条件は首が長いことって言ってたけどほんとそう思います。
またコブラちゃんに負けた話をしてるんですけど、わたしははいろーS1のコブラ村山戦は村山ちゃんの戦意喪失による不戦敗だと思ってるので、平沼Pがそう言おうが、山田裕貴がそう言おうが絶対にまだコブラちゃんに負けたとは認めません!!いやほんと絶対にコブラちゃんには負けてないし、自分の覚悟のなさに負けただけだしそういう顔してるじゃん…。HIROさんが村山は負けたよって言うまであれは負けじゃない教信者でいく所存です。
という訳で村山良樹から知った人間の典型なわたしですが、やっぱり中の人のこれからをちゃんと見とかなくちゃって思ったのは忠臣さんなので、ザムが公開されてオタクが村山良樹にホイホイされた時期に、ガチバン・闇金ドッグスというとても良いかつはいろー好きに刺さる過去の仕事が既に存在していて、しかもそれがアマゾンプライムというオタクにとっては実質タダの場所で公開されていたことはすごい巡り合わせだなーと思います。これがなかったらせいぜいHuluでNのために観て終わってたかもしれない。そんな闇金ドッグスですが、最新作4と5のプライムビデオ対応がはじまっております!4は途中から忠臣さんがまるでうすはりのグラスのように、すこし力を込めたら粉々にくずおれてしまいそうな張り詰めた透明な表情しっぱなしで大変にうつくしいです。5の忠臣さんもうつくしいですが、話がしんどいので気持ちを明るくして、現実から離れて観てね。

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同担拒否の前に対人拒否

同担拒否です。といってもガチ恋故に同担の存在そのものが許せないわけでもなく、同担に嫌な思いをしたわけでもなく、気の合う人と推しのかわいいところを肴に酒飲みたいなあとは思うんですけど、気が合う相手に巡り合うまでに何人もの気が合わない人と何らかの接触を持たなくてはいけないことを思うともう果てしなくめんどくさいからもう誰とも話したくない…な同担拒否です。
しかも気の合うっていうのがこの年になると応援スタンスが同じとか、推しの前髪ありの方が好きかデコ出しの方が好きかとかそういう価値観だけでなく、酒は飲むかとか、飲む時の店の好みとか、酒量はどれぐらいかとかそんなのまで一緒じゃないともう無理なんですよ~!酒の話ばっかかよ。だって楽しいものをみて美味しいお酒飲むために生きてるんだもん…。飲まないのに飲む店に付き合ってくれる友人各位も、推しの話聞いてくれる友人各位もいつもありがとうございます!
これが二次創作の世界だと、作品とジャンル遍歴が釣書みたいなもので、作品読むだけで大体年齢とか価値観とかその他スタンスとかそれなりに分かったりするのでそうそう気の合わない人にうっかり遭遇しちゃうこともないんですけど、ただのファン同士じゃそうもいかないじゃないですか。そういうあらゆることがめんどくさいのでざっくりと同担拒否です。とぶった切ってしまうとさすがに今フォローしてくれてる方に失礼だというぐらいの分別はあるので補足しとくと、つぶやき見たり見られたりぐらいのゆるーい関係は非常に好きです。スターとか。最近テキスト位置を指定してスター付けられることを知りましたがいい機能ですな!付けてくださる方、読んでくださる方、ありがとうございます。
そんな訳でわたしの同担拒否はひとえに自分のめんどくさがりな性格のせいだし、世の中には同担と仲良くできる性格の人と、仲良くできない性格の人がいるだけだと思ってます。みんな違ってみんないい…なんですが、いろんなブログを読んだり、自分の周りの最終的に2.5次元に行きついちゃったりしてる人たちを見てて気が付いたんですけど、「最初は同担とも仲良くしていたけれど、嫌な思いをしたので今は同担拒否です」な人、多すぎじゃないですか?あとこれ、二次創作界隈における「自ジャンルのことはまだ好きだけど、ジャンル内の人間関係に疲れたので二次やめます」とまったく同じじゃないですか???つらつら眺めてたら突然サイト閉鎖されたり予告されてた新刊が出なくなったりした悲しみが蘇って辛くなったので、勝手に言いたいこと書きます。

それ自体はとても悲しいことですけど、同担との人間関係に疲れちゃう人ってそもそも大勢の人と仲良くできない人だと思うんですよ。カシオミニを賭けてもいいですが、そういう人って推しのファンになる以前、学校や職場で周りみんなと仲良しなパリピウェ~イ勢だったこと、多分一度もないですよね?絶対友達少ない方でしたよね?むしろ本かお絵かき帳が友達でしたよね?
もちろんわたしもそうです。なのになぜ好きな俳優が同じぐらいで仲良くなれると思ったのか。そんなわけねーだろ!しっかりしろそれは幻想だ!推しが同じってせいぜい高校で部活が同じとか、大学で専攻が同じぐらいしか共通点ないと思います。年齢や偏差値や家庭環境がある程度似通ってて、興味の対象が同じなレベル。好きな対象が個人な分、興味の対象の範囲は多少狭まりますけどその分年齢や属性がバラつくわけで。そんなの、たったそれだけの共通点で仲良くできるわけないじゃないですか~~~~~!!
だから最初からだろうが途中からだろうが同担拒否の人は堂々と拒否ったらいいし、同担拒否ですみませんとか許してくださいとか言わなくていいし、〇〇だから拒否せざるを得ないんですあいつらが悪いんですって必要以上に攻撃することもないと思うんですよ…。今まで見かけた同担拒否の人って大抵拒否ることに対してなにがしか釈明をしていて、それってどこかで同担拒否は悪いことって意識があるからじゃないかなあって。日本の和をもって尊しとなす教育の力はっょぃ。別に性格の違いなだけだから悪いことでもなんでもないのに。そうやって拒否ですみませんみたいな空気が生まれることで余計マウント取りたいだけの人がマウント理由にできちゃうという悪循環なんじゃないでしょうか。本当にどこ行っても誰とでも仲良くできるガチのコミュ力超人な人を何人か知ってますが、そういう人って別にこっちがコミュニケーション拒否ってもネガティブな反応しないですよね。すごーい!あなたは大勢と仲良くしたくないフレンズなんだね!みたいな。
同担と仲良くするか拒否するかなんて、それこそ推しの髪型は前髪ありが好きかデコ出しが好きかと同じように純粋に好みの話なので、自分が自由であるために他人の好みには寛容でありたいし、どんな趣味の世界もそういう空気だと平和なのになあと思います。なお、わたしは前髪あり過激派なのでデコ出し派は見つけ次第ころします。長髪派?宇宙にお帰りください!!

3人のパパ制作発表覚え書き

TVerという配信サービスで1話冒頭が見れるんですけどこれがすっごいテンポよくて畳み掛けるように笑わせるところてんこもりで、こ、これは面白いやつだ!放映前にプレゼン記事あげなきゃ…!と思ったので、ポリマーと前後しちゃいましたが4月1日に3人のパパの制作発表イベント行ってきた話を書きます。その後別の用事があったので泣く泣く途中離脱したんですけど、0円で孫ちゃんがみれる優しい世界…次の予定に最速で移動するために横浜までタクるのに軽くお芝居2回分ぐらいかかったけどな!離脱が分かってたので後ろの方で見てたんですけど、それでもかなり近く感じるぐらいこじんまりとしたイベントスペースで良かったです。赤坂サカスって冬はスケートリンク出現してましたよね?あの広くない空間の一体どこに押し込むんだろう…。
イベントはPの挨拶→キャストの挨拶・トーク→媒体さんの質疑応答→イクメン選手権、の流れでした。選手権の1問目終わったところで離脱したんですが、2問目までやった後、客も撮影可能のフォトセッションまであったみたいで優しい世界〜〜〜!!!感謝祭出たり公式サイトに企画ページがあったり、Dボチャンネルでニコ生やってくれたり深夜帯とはいえ民法主要局の連続ドラマは福利厚生が厚い…。あれもかわいいこれもかわいいで忙しいのでとりあえずかわいいやつ貼ります。

レポート「「3人のパパ」制作発表&トークショーreport<前編>」:お知らせ|TBSテレビ:テッペン!水ドラ!!「3人のパパ」

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制作発表も詳しくは公式レポを見てくれってことで、特に印象に残ったあたりなど。

濱田マリさん「山田さんは器用でかっこいいのに三枚目もこなして、自由な、フリー演技を許されている人」許されてるって言い方にじーんときた。さすが話すことがお仕事の人は言葉のセレクトがシャープだ!
相楽樹さん「3人とも赤ちゃん。夜中にずっと歌ったりしてる」この後も何度か赤ちゃん発言あり。分かりみしかない…。
・(どんなパパになると思いますか?の質問に対して)山「れんくん(乳児晴大くん役)が何をしていてもン~~~~~~~~(裏声)ってなっちゃうので、自分の子供だったらもっと甘やかしちゃうと思います」三「(よその子と違って甥姪には責任を感じるので)甘やかすだけはダメだと思います」
・堀「けいしんくん(幼児晴大くん役)が泣いてるれんくんに『赤ちゃんなんで泣いてるの?』って自分も赤ちゃんなのによしよししてあげててン~~~~ってなりました」山「ン~~~~~~~」
・堀「僕むかし野球してたんですけど」山「今お前の野球の話すんのかよ!」
・山「(三津谷さんがスベったあと)そこにスケートリンクがある」堀「滑れちゃうってことだね!」

文字に起こしてもかわいさが伝わらないですね…。今まで生でみたDボの人とのお仕事は闇金ドッグス5の時の荒木さんと一緒の舞台挨拶だけなんですけど、その時は明らかにDボ同士の二人より、荒木さんと青木さんの方が仲良さそうで、先輩の前で緊張してんのかなーぐらいだったんで。D2や年の近いDボメンと一緒のところを生で見るのは初めてだったんですが…ですが……推しの人達の気持ちがオラ分かったぞー!
3人が3人ともお互いにすごいつっこみが早いし、謎のボケをちゃんと全部拾ってくんですよ~。特にスケートリンクのくだりは、孫ちゃんが突然明後日の方を指さして「スケートリンクが~」って言い出して何が言いたいか全然わからなかったんですけど、堀井さんが即拾ってて、ウ、ウォーーーターーーー!!!!*1な感動を得ました。このウォーターもガラかめ読んでない人にとったら何のこっちゃな表現ですけど、なんだろうそういうベクトルの面白さと言えばいいのかな。ある種のハイコンテクストな楽しさというか…。SNS上での三津谷さんが内容といい頻度といい、SNSのお手本みたいな存在なのでさぞしっかりした方なんだろうと思ってたら意外にズッコケなのも、堀井さんが濱田マリさんが言ってたようにソフト破天荒なのもかわいい。まさかの山田裕貴が一番ちゃんとした人に見えてくる不思議!身長だけでなくまともさも伸び縮みしてる~~。何よりお互い結構ズケズケ言うところが最&高です。ザテレビジョンの記事で、三津谷さんが割と露骨に昔の山田裕貴にダメ出ししてて、でもそこから今の変化を褒めてて、そういうのちゃんと言い合える関係性に胸がぎゅってなりました。仲良しっていいなー!そんな仲良しちゃんたちとさらにかわいい赤ちゃんが観れちゃう3人のパパは4月19日(水)23:56~TBSで始まります。映らない地方はTVerで後日配信もあるそうなのでみんな見てね。山田裕貴飲○プレイが見れるのは3人のパパだけ!

www.tbs.co.jp

推しの気持ちが分かったついでに、FC会報15号の動画がもうポンコツにつぐポンコツでこれまたD2かわいい~~~~キュン死する~~~~ってなったのでここに書きます。すごかった。山田裕貴は自分の喋るターンが終わると宇宙の意思と交信し始めてるし、根岸拓哉はちゃんじんをくるくる回し続け、荒井敦史は根岸拓哉に届かないツッコミを入れ続けてた。カオスが過ぎて、壊れたピタゴラスイッチ見てるみたいな気分になった。
いつも志尊淳以外のD2メンの動画を見るときは、ほらほら、カメラはこっちだよ!他の人が喋ってる間もぼーっとしてないで、ちゃんとカメラに笑いかけて、ほら!って動物を撮影するときにカメラの後ろで気を引く人の気持ちで見守ってたんですけど、許容量を越えたポンコツを摂取すると脳が処理落ちしてかわいいしか感じられなくなるんだなって思いました。かわいい…かわいい……わたしの五感で最後まで残るのはかわいいを感じる知覚だったのだ…悔いのない人生であった。来世では荒井敦史の母として、大学の夏休みに荒井家に遊びに来た仲良し四人組に朝からおにぎり五合分握ってシャウエッセンと卵焼きと一緒に大皿で出してあげたり、昼にはそうめん15束ゆでたり、おやつにパティーナを配ったりする人生を送りたいと思いました。どれだけ徳を積めばいいんだろう。

*1:ガラスの仮面の作中劇「奇跡の人」のヘレンケラーのアレです。

推しが実質ヒロイン(破裏拳ポリマーネタバレ感想)

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1974年にタツノコプロが生んだ同名アニメを溝端淳平主演による本格アクション映画として実写化。スーツを身に着けた者が最強の力を手に入れてしまうことが危惧され、開発が中止となってしまった特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」。数年後、警視庁はポリマースーツの開発を再開するが、テスト版のスーツが何者かに盗まれ、犯罪に悪用されてしまう。スーツ奪還のため、手元に残る完全版ポリマースーツの使用を決めるが、スーツの起動に必要となるのが、最強拳法・破裏拳流の奥義を身につけた放浪のストリートファイター、鎧武士(よろいたけし)の声によるダイアローグコードだった。

破裏拳ポリマー : 作品情報 - 映画.com

まず最初に、そろそろこれを認めなくてはいけないと思ってたんですけど、多分わたし特撮がダメな人間なんですよ。こんなに今めろめろになってる孫ちゃんがたくさん観れるはずのゴーカイジャーは何回チャレンジしても数分でしんどくなるし、好みの近い友人がこぞって絶賛してて好きな声優さんも出てる電王も6話あたりで諦めたし、虚淵脚本?見なきゃ!で挑んだガイムは1話で力尽きました。よわすぎる。特撮もやってる脚本家のアニメ作品は好きなものが多いし話そのものがダメなんじゃなく、もう特撮のあの独特の演出が肌に合わないんだと思います。そもそも話理解できる前に脱落してる…そんな訳で、正直なところポリマーも自分には合わないかも…な予感はあって、孫ちゃんの出番とアクションを楽しもう、ぐらいのつもりで完成披露イベントに臨んだんですけど、これがもうすげーー面白かったんですよ!楽しかった!
とにかく話のテンポがよくて、108分とやや長めな割にまったく中だるみがなかった。登場人物がみんなキャラデザ通りのキャラで、話もベッタベタにベタだからキャラや展開の説明に余計な尺を使わずガンガン話が進むし、体感数分置きにバトルしてるけど、これがちゃんと生身だったりスーツだったり一人対多数だったりガチンコ勝負だったり拳法だったり柔術だったりとバリエーションに富んでて、しかも一戦闘はさくっと終わるので飽きるタイミングがない。話も、鎧武士の物語と来間譲一(以下シャーロック)の物語がそれぞれ別軸で進むんですけど、最後ちゃんとひとつの物語になり、それぞれ別の強さを手に入れて大団円だし、ポリマー着て戦う肉体派の鎧さんは結構頭脳派だし、生身で戦ういかにもエリート刑事っぽいシャーロックは結構バカだしその凸凹バディのバランスも良かった。これ絶対脚本が面白いやつだ、と思って脚本家さんのウィキペディア確認したら、つり球(だいすき!)の話が動く回を担当されてる方でした。うわーー超なっとく!面白いエンタメは話の展開が早い、が持論なんですけどまさにそのお手本みたいな映画でした。
ちなみに特撮っぽさがなかったかというとそんなことはなくて、うわあ特撮だーーみたいなテイストはちょいちょいあり、そこはやっぱりわたし的には苦手だなって感じたので、逆に特撮好きな方はちゃんと満足できるだろうし、その苦手なところが気にならないぐらい全体として面白かったので、特撮あんまり…な方も楽しめると思います。ビール片手に気軽に、でもハンカチもいつでも取り出せる状態で観てほしい作品。5月13日公開です。はよもっかい観たいよー!

 

natalie.mu

以下はイベント部分のレポと下の方にネタバレありの本編感想です。

・客席におじさま…というかおじいさま寄りのおじさま率が高くてびっくりする。タツノコファンの方なのかな。おたくの大先輩とおぼしき二人に挟まれて観ました。途中ふきだしちゃってすみませんした。
・孫ちゃんは前髪下ろしたふわふわ頭にネイビーのジャケット&クルーネック白シャツだった。すごい好きなやつ…メイクさんスタイリストさんありがとう!いつも思ってるけど今回もあーーー顔が好きーーーってなった。この顔眺めてるだけで幸せになれる。
・山「今日は(中略)おなしゃーーーす!」「テンション高いですね」山「パッションがあふれちゃいました」
・山「この作品はアクションだけじゃなくて、すごくヒューマンです」久しぶりにヒューマンでたーーと笑ってたら締めの挨拶で溝端さんも追いヒューマンしてて震えました。
・日常生活での必殺技は?の質問、打ち合わせ時は孫ちゃんは回答しないはずが、「必殺技はあるでしょ」って相槌うっちゃったばっかりに最初に回答するはめに。山「必殺技は『言霊』です。落ち込んだときは鏡にむかって『俺天才!俺天才!(ドヤ顔)』って言う」
・溝端さんの必殺技「嫌な相手にはすごいっすね返し」の実演のために嫌な先輩役を即興で。山「おー最近どうよー」溝「すごいっすねー!」山「こないだ飲みにいったらさー、人集まっちゃってさー」溝「すごいっすね!」…の話も終わって、次の話題にいった頃に、山「あの、あんな先輩いないですから(おろおろ)」溝「お前が反省するとこじゃないから!」
・その後も何か言うたびに「大丈夫ですか?」「え、今のでよかったですか?」ってきょどる孫ちゃんKAWAII~登壇時も出入り口の段差に気をつけてといわれたのに対して「そこで転んだほうがいいですか?」って心配してたらしい。溝端さんがお前それ病気だぞ~大丈夫だから!みんな味方だから!ってよしよししてあげててすごいほのぼのしました。後輩力が高い。
・安定のマイク両手持ちでしたが、破裏拳披露時に溝端さんのマイクを持ってあげてて、マイク二刀流で溝端さん・監督のスパーリング眺めてるのも、溝端さんが何か話そうとするたびに、ぴゃってマイク差し出すのも超かわいいでした。そりゃこんな後輩いたらかわいがってしまう~。
・司会「山田さん、転身(ポリマー変身時のセリフ)って漢字でどう書くか分かります?」山「あの、おればかだとおもわれてるんですか?」この回答が完全にひらがなでしたありがとうかわいい。
・(質問失念)山「自分が何の役に立ってるのかな、誰の力になれてるのかなってよく考えるので、なれるならヒーローになりたい」
・同日会見した某アスリートに関する質問への回答がうまくまとめられず、「(スベったの意で)フィギュアスケートしちゃいました」っていいながらくるんと回ってたの、控えめに言って天使でした。
・退場時にかかったテーマ曲のリズムに合わせて、かくかく変な動きしながらハケてってました。今日も最後までかわいかった…。孫ちゃんのかわいいだけで明日も仕事がんばろって思えるから、ほんと生まれてきてくれてありがとう。


【ここからネタバレあり本編感想】

 

・予告動画のお色気シーンが美人女優さんお二人でなく、全部山田裕貴に振られてたけど、本当に本編も完全に山田裕貴がヒロインだった。な、何を言ってるかわからねーとおも(略
・仲間が自分をかばって死ぬ、誰よりもまつ毛が長くてバッサバサしてる、ヤカラ集団にさらわれて酷い目にあわされる、耳にふーされて気を失う、顎クイからの強引にキスされる、ヤカラ集団にさらわれて酷い目にあわされる(2回目)、革ベルトでベッドに拘束される、闇落ちした恋人(強い)と心中しようとするも生きろそなたは美しいみたいな展開になる、泣き崩れたところを主人公によしよしぎゅっぎゅされる、ついでに頭ポンポンもされる。ラストは二人で海を見ながら主人公のことをはにかんで名前呼びする。
ヒロインだ…?(困惑)
・原さんは……だし、柳さんも実質コロ助ポジだったので複数ヒロインのうちの一人とかでなく、ガチで正ヒロインでした。なにを、どこを狙われてるんだ…こわいよー。正直に申し上げて、鎧さんとシャーロックにはそういうの求めてないのでこれ以上はいらないです!でも今回の先輩後輩感はめちゃかわでした!このままでいて…。
・そもそもシャーロックはなんで銃を撃てないのかとか、そういう性格なのに警察を志して、さらに重要プロジェクトに抜擢された経緯とか、後から考えたら結構説明されてないこと多いな?でも観てる間は「それがシャーロックという人間だから」で全然気にならないし、それだけの説得力ある演技できるのが山田裕貴の魅力だなー、と。うまいことハマってる役の時の、情報量の多さというか作中以外の部分の背景を感じさせる感はすごい。ちょっとした仕草とか、ぽろっと漏らすひとりごとの言い方とか本当によかったです!
・シャーロックもそうだし、鎧さんもテルも語られてないエピソードの構想が色々ありそうだし、掘り下げポイントいっぱいあるので続編作ってほしいなあ。ヒーロースーツと生身っていう組み合わせがいいので、シャーロックは転身しなくていいです。ここ絶対。鎧さんは後ろに守る相手がいる方が強くなれるタイプだし、頭が回る分、迷いもある鎧さんの後ろに頑固で折れない心を持ってるシャーロックがいるのがいいんですよ。でも酷い目にはあってほしいです。鼻血まみれで妙にエロい革ベルトで拘束されてた時は変な声出そうになったけど一体誰の性癖なんだ。拘束はベルトより拘束着の方がすきです。
・孫ちゃんが原さんをくの字にするところも変な声出そうに…ていうか出た。いい歳して箸が転んでも笑うゲラなんで笑い死ぬかと思った。手に汗握るシリアスなシーンのはずなのに!ハイローのせいで!ハイローのせいで!!
・ちょっとくの字流行りすぎじゃないですか…くの字にする側はやれたので、やっぱりガキロックではくの字にされる側もやろう。
・ネオトキオとかリトルアジア地区とかその手の世界観っぽいのに警察も銀行も病院も公園も最後の謎の倉庫も全部すごい普通の現代日本だった。予算…かな……。原作がそういう設定みたいですが、これに関してはいっそ削って現代日本だけどテロリストはいる、って世界線にすればよかったのになって思いました。
・もうちょい色々褒めたいんですけど、細かいところ思い出そうとしても「シャーロック、お前まつ毛長いんだな…」しか出てこない。某作品かよ〜まあ絶対リサーチしてますよね。あれ好きな人もきっと楽しいと思います!観てね!